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ゴーヤ栽培は初心者でも比較的簡単にできる家庭菜園の定番で、時期になるとたくさんの方がゴーヤ栽培に挑戦しています。
ゴーヤは夏に低下しがちな栄養素を補い、夏バテの防止にも役に立つので、栽培と食の楽しみの一石二鳥になっています。
夏に盛んに生長するゴーヤですが、高い気温に加え湿度も高く、気をつけなければならない病気や害虫も多くなっています。
ナメクジは夏になると活発に活動する害虫の一つで注意が必要になってきます。
ゴーヤのナメクジとはどのような害虫なのか、ゴーヤのナメクジに効く農薬、ナメクジ対策について解説していきます。
ゴーヤにつくナメクジとは
ゴーヤにつくナメクジとは、どのような害虫なのかについて解説していきます。
ナメクジと聞いてご存じない方は少ないのではないかと思います。
ナメクジは陸に住む貝の仲間で、カタツムリと同じなのですが、貝にあるはずの殻は退化しています。
殻の成分はカルシウムなのですが、陸の上ではカルシウムをとることが困難なため、殻が小さく退化していったと言われています。
殻がないことで、狭い隙間に入れることも退化の理由の一つとされています。
ナメクジは雑食性の生物なので、野菜なども好んで食し、ゴーヤに被害をもたらします。
ナメクジの被害は、ゴーヤが大きくなった後であれば、大きな被害になりにくいのですが、苗の時に生長点が被害にあうとその後の生長が阻害され、生育不良になることもあります。
またナメクジは広東住血線虫という寄生虫をもっている場合があり、人間がこの寄生虫に寄生されると、脳やせき髄の炎症が発生することがあります。
広東住血線虫は、ナメクジの体内の他、ナメクジが這った跡にも、いることがあります。
ナメクジの産卵時期は、冬から春なのですが、高温で多湿の梅雨の時期などには、活発に活動することが知られています。
ナメクジの活動は、特に気温の下がり暗い夜が多く、昼間に探しても見つかりにくいことがあります。
ナメクジに効く農薬は
ゴーヤのナメクジ対策に効果の高い農薬からおすすめを二つご紹介します。
【ナメトックススプレー】
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ナメトックススプレーはスプレー容器で販売されており、使いやすいのが特徴となっており、有効成分はメタアルデヒドです。
ナメクジを見つけたら直接スプレーすることで、ナメクジ対策ができるほか、隠れたナメクジをおびき出して、退治することも可能となっています。
ナメクジを退治する効果は、1~2週間続くので、頻繁にスプレーする必要もなく、経済的でおすすめできる農薬となっています。
【ナメトックスハウス】
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ナメトックスハウスは、ハウスタイプのナメクジ用の農薬で、薬剤が容器の中にあり、ナメクジを誘い出して食べさせ退治します。
容器の中に薬剤があることから、雨が多い時期にも、薬剤が流れることが少なく効果が長く持続することも大きな特徴となっています。
容器の形状を工夫することで、強い風でもひっくりかえることなく、ナメクジを長く退治するほか、容器が目立ちにくい色調となっています。
容器には4つの穴があいており、あらゆる方向から、ナメクジを容器内におびき出すことが可能です。
ナメクジの活動時間である夜にあわせ、夕方や雨が上がったあとに置いておくと、効果的にナメクジを退治することができます。
ゴーヤのナメクジ対策は
ゴーヤのナメクジ対策について解説していきます。
参考にしてみてください。
ゴーヤのナメクジ対策の第一は見つけ次第捕まえる捕殺です。
ナメクジがゴーヤの葉の上や、茎を這っていたら捕まえて捕殺することが大切です。
ナメクジには広東住血線虫がいる場合があるので、手で直接触るのではなく、使い終わったワリバシやピンセットでつかむか、木の棒などで払い落としましょう。
ナメクジは日陰や、湿気の多いところを好むので、ゴーヤの株の下の方や葉の裏側などを念入りに確認します。
特に朝方に見つかることが多いです。
ゴーヤの株の近くに、石やレンガがある場合には、その下に潜んでいる場合があります。
ゴーヤをプランター栽培している時には、プランターの底に張り付いていることもあります。
ナメクジの嫌いなものの一つに、コーヒーがあります。
ナメクジが潜んでいそうな場所にコーヒーの出がらしなどをまいておくと、ナメクジの忌避効果が期待できます。
ホームセンターなどで販売されている木酢液にもナメクジの忌避効果があると言われています。
木酢液を規定量(10倍から100倍)に希釈して、ナメクジの発生しそうな場所に散布すると、ナメクジが寄り付かなくなると言われています。
ナメクジは湿った場所を好むことから、ゴーヤの株間を十分にとり、風通しを良くすることもナメクジ対策となります。
まとめ
- ゴーヤのナメクジに効く農薬やナメクジ対策とは?
ゴーヤのナメクジとはどのような害虫なのか、ゴーヤのナメクジに効く農薬、ナメクジ対策について解説していきます。
2.ゴーヤにつくナメクジとは
ゴーヤにつくナメクジはカタツムリと同じ仲間ですが、殻は退化しています。
ナメクジにゴーヤの生長点を食害されると、生育不良になるほか、ナメクジには広東住血線虫という寄生虫が寄生しており、注意が必要です。
3.ナメクジに効く農薬は
ナメトックススプレーは、スプレー容器で販売されており、ナメクジに直接かけるほか、隠れたナメクジにも効果を発揮します。
ナメトックスハウスは、ハウスタイプのナメクジ用農薬で、ナメクジをおびき出して食べさせて退治します。
風雨に強く効果が長続きします。
4.ゴーヤのナメクジ対策は
ゴーヤのナメクジ対策としては、捕殺、コーヒーかすや木酢液の使用、風通しを良くすること、などがあげられます。
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