オクラのカメムシに効く農薬や駆除や対策方法は？

オクラ

2024.10.27

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オクラは夏野菜の一つとして知られていますが、栄養価も高く人気のある野菜の一つです。

栽培も比較的簡単で、家庭菜園でも人気があるオクラですが、栽培する際に気をつけた方が良い害虫として、カメムシがあげられます。

カメムシは吸汁性の害虫で、とがった口をオクラの実にさして、汁を吸いますが、見た目が悪くなるばかりか、品質の低下を招くことが知られており、対策が必要です。

オクラのカメムシに効く農薬や駆除方法、そしてカメムシの対策方法について解説していきます。

オクラのカメムシに効く農薬は
オクラのカメムシ駆除方法は
オクラのカメムシ対策は
まとめ

オクラのカメムシに効く農薬は

オクラのカメムシに効果の高い農薬のうちからおすすめのものを二つご紹介していきます。

【ベニカＡスプレー】

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ベニカＡスプレーはスプレー容器で販売されている農薬で、葉や実を食害する害虫に早く効くのが特徴となっています。

カメムシの他に、アブラムシ、コナジラミ、ウリハムシなどの害虫にも効果があります。

使うことができる野菜の種類も多く、トマト、ナスなどのナス科、キャベツ、ハクサイなどのアブラナ科、レタスなどのキク科、ねぎ、などの他に花卉類や樹木などにも有効です。

春夏野菜から秋冬野菜まで幅広く使うこともできるので、一つ持っておくと、使い勝手が良いのが特徴です。

【ベニカベジフル乳剤】

ベニカベジフル乳剤は、水で希釈して使用するタイプの農薬で、有効成分はベニカＡスプレーと同じベルメトリンとなっています。

効果のある害虫としては、カメムシの他に、ウリハムシ、アブラムシ、コナジラミ、アオムシなど幅広く使用することが可能となっています。

使用できる野菜としては、ベニカＡスプレーと同様に、ナス科、アブラナ科、キク科、ねぎ、花卉類や樹木です。

使用に際しては、ベニカＡスプレーと異なり、水で希釈する必要があるので、希釈倍率については十分に注意するようにしましょう。

オクラのカメムシ駆除方法は

オクラについているカメムシの駆除方法について解説するので参考にしてみてください。

オクラの葉や実にカメムシがついていたら、出来るだけ早く取り除くようにしましょう。

ほおっておくと被害が広がってしまうので、注意しましょう

カメムシは手でつかまえても良いのですが、刺激を与えるとくさい匂いを発するので、気をつけましょう。

カメムシをオクラから取り除く方法として、テープを活用すると簡単に取り除くことができるのでおすすめです。

テープはどのようなものでもよいのですが、ビニールテープやセロファンテープ、ガムテープなど家庭にあるものにカメムシをくっつけると良いでしょう。

取り除いたカメムシは、ビニールの袋などに密封して廃棄してしまいましょう。

カメムシになるべく刺激を与えないで取る方法としては、ペットボトルを用いたトラップが知られています。

ペットボトルの上下を切り離し、上部の口側を逆さにして、下側に差し込みます。

作製したトラップをカメムシに近づけたら、棒のようなものを用いて、カメムシをトラップ内部に落とします。

内部に薄めた中性洗剤を入れておくと、カメムシが死ぬので、比較的簡単に駆除することが可能となります。

カメムシは朝方は比較的動きが鈍くなるので、朝方を狙ってカメムシを駆除すると効果が期待できます。

オクラのカメムシ対策は

オクラにカメムシがつかないようにする対策方法についてご紹介していきます。

オクラにカメムシがつかないようにする対策としては、防虫ネットの活用があげられます。

オクラを防虫ネットで囲うことによって、カメムシがオクラに近づくことができなくなり、カメムシの被害からオクラを守ることができるようになります。

その他には、カメムシの好むものをオクラから少し離れたところにおいておき、カメムシを引き寄せる方法があります。

カメムシは黄色い色を好むという性質を持っていますが、この性質を活用した黄色の粘着板が販売されています。

黄色の粘着板をおくことで、カメムシは粘着板にくっつき、駆除することが可能となります。

カメムシなどの害虫が好まない匂いを発するものを散布するという方法もあります。

木酢液やニームオイルは、害虫の忌避効果があると言われています。

木酢液やニームオイルを購入し、水で希釈してオクラに散布することで、カメムシが近づかなくなるので、カメムシの被害を抑えることが可能となります。

カメムシなどの害虫は、近くの雑草などから移ってくることあるので、オクラの周囲の雑草はこまめに刈り取り、カメムシがうつりやすい環境を減らすようにしましょう。