タマネギのべと病に効く農薬と防除(予防)方法とタマネギ食べれる?

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今回はタマネギのかかる病気「べと病」について皆さんにお伝えをしたいと思います。家庭菜園でタマネギを育てている時、葉が湾曲して黄色っぽくなったことありませんか?それ「べと病」の可能性があります。

べと病は生育不良を起こしたり、やがて枯死してしまう病気です。そうならないためには病気のことを知り、対策方法を覚えることです。

 

今回はべと病によく効く農薬や防除方法、最後にべと病にかかったタマネギが食べられるのかという疑問にお答えしたいと思いますので、最後まで読んでくださいね。

 

 

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タマネギのべと病に効く農薬とは

まずはタマネギのべと病に効く農薬をご紹介いたします。ここではべと病に効く農薬を2つご紹介したいと思います。

 

農薬のご紹介の前に、べと病について少しお伝えをしたいと思います。べと病は糸状菌(かび)が原因でなる病気で、その胞子が風で周囲に飛散し葉の気候から侵入してかかります。

 

 

肥料不足や水はけや日当たり、風通しが悪かったり多湿の状況で感染しやすくなります。では、ここからべと病におすすめしたい農薬をお伝えいたします。

 

 

【べと病に効く農薬①】

住友化学園芸 STダコニール1000

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○商品の特徴

草花、野菜、果樹など様々な植物で、かび類(糸状菌)によって起こる病気に効果のある園芸用の総合殺菌剤です。

耐光性、耐雨性に優れ、病気から植物を守る残効性があります。また各種病原菌に対しても抵抗性がつきにくい、優れた効果の保護殺菌剤です。

 

 

使用方法・・・水に薄めて散布

希釈倍率・・・1,000倍

使用時期・・・収穫の7日前まで

使用回数・・・6回以内

 

 

【べと病に効く農薬②】

住友化学園芸 GFワイドヒッター顆粒水和剤

○商品の特徴

べと病や疫病に対して優れた予防・治療効果があるベンチアバリカルブイソプロピルと、幅広い病気に予防効果があるTPNを配合した殺菌剤です。

作用性の異なる2種類の殺菌成分で、効果的に病気を防除します

 

 

使用方法・・・水に薄めて散布

希釈倍率・・・1,000倍

使用時期・・・収穫の7日前まで

使用回数・・・3回以内

 

 

ここでご紹介したのは農薬です。商品のラベルに記載されている注意事項をしっかり読み、使用方法を守って使うようにしてくださいね。

 

 

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タマネギのべと病の防除(予防)方法は

ではここではタマネギのべと病の防除方法についてご紹介をしていきます。ご紹介するのは薬品を使わない防除方法となりますので、薬に抵抗のある方は是非試してみてください。

 

 

【べと病の防除方法①】

水はけの良い圃場で栽培する

べと病は先ほどもお伝えしたように、水はけの悪い圃場で感染しやすくなります。ですので、水はけをよくすることを心がけます。その為には高畝で栽培するようにしましょう。

 

 

【べと病の防除方法②】

連作を避ける

 

 

タマネギを連作するとべと病にかかる可能性が高くなります。2年以上のタマネギ休作で、土の中のべと病の原因である糸状菌の胞子を大幅に減らすことが可能です。

 

 

【べと病の防除方法③】

マルチングで泥はねを防ぐ

 

 

糸状菌は土の中に潜んでいます。その土が雨で跳ね上がり葉に付着するとそこから病気が発生します。それを防ぐためにマルチングをして泥はねを防ぎます。マルチはビニールマルチや敷き藁がおすすめです。

 

 

【べと病の防除方法④】

日当たりが良く、風通しの良い場所で栽培をする

 

 

べと病は日当たりが悪く、風通しが悪い場所だとかかりやすくなります。強い風が吹き付ける場所であれば避けた方が良いですが、全く風が吹かないと病気になる可能性が高くなります。

 

 

例えばベランダ栽培であれば、プランターを良く日の当たる場所や風通しの良い場所で動かしたり、欲張らず、株間を適切に取って植えるようにしましょう。

 

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タマネギがべと病に…食べれるの?

最後にタマネギがべと病になってしまったら食べれるのかということにお答えしたいと思います。結論は「食べられます。」

 

ですが、食べられるからといって、病気がわかっているのにそのまま生育を続けてはいけません。べと病はあっという間に広がってしまい、原因の糸状菌は土の中で何年も生き続けます。

 

 

ですので、葉が黄色くなって、べと病の症状が出てきたらすぐに抜いてください。そして、べと病の症状が出ている葉を切り落とした後はすぐに袋に入れて処分しましょう。圃場にそのまま放置するのはいけません。

 

 

また、常備野菜として人気のタマネギですので、保存用の野菜として栽培している方もいらっしゃると思いますが、べと病になってしまったら、保存用にするのはNGです。収穫後すぐに食すようにしてください。

 

 

もし保存用に栽培していて、どうにかして保存をできないかという思いがありましたら、その時は刻んで冷凍保存をするのがいいでしょう。

 

 

べと病になってしまうと、途中で抜かなくてはいかないので期待した大きさにも育てることが出来ませんし、もし常備野菜として育てていたのであれば、保存することも難しくなります。

 

 

先にお伝えした、農薬や防除方法のポイントを押させていただき、べと病からタマネギを守るようにしましょう。

 

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まとめ

今回はタマネギがかかるべと病について皆さんにお伝えをいたしました。べと病に良き効く農薬や、かからないための防除方法、そしてべと病にかかったタマネギは食べれるのかということについてもご紹介をさせていただきました。

 

 

この内容が皆さんのタマネギ栽培のお役に立てることが出来たなら、本当に嬉しいです。

 

タマネギは常備野菜としてとても人気の野菜です。最後に家庭菜園で収穫をしたタマネギを保存方法のポイントを皆さんにご紹介をしたします。

まず、収穫した後は1~2日畑で乾燥をさせましょう。そして、葉は15㎝くらい残して切るようにしてください。全部切ってしまうと病気にかかりやすくなってしまいます。

そして、日陰において、風通しの良い涼しい場所で保管するようにして下さいね。

 

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