タマネギバエの農薬や予防方法や玉ねぎのタマネギバエ対策は?

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たまねぎ

今回は玉ねぎに寄生する「タマネギバエ」について皆さんにお伝えをさせていただきます。玉ねぎを栽培している時、何だか葉が萎れてきたり、元気がなくなってきていることありませんか?

それ「タマネギバエ」のせいかもしれません。タマネギバエは玉ねぎの地際部や根を食害します。被害にあった玉ねぎは生育不良を起こし、やがて枯死ししてしまいます。

タマネギバエの被害から玉ねぎを守るために、今回はタマネギバエに効果のある農薬やタマネギバエを寄せ付けないための予防方法、最後に農薬以外のタマネギバエ対策をご紹介いたしますので、最後まで読んでくださいね。

 

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タマネギバエの農薬とは?

まず、タマネギバエに効果のあるおすすめの農薬をご紹介させていただきます。ここではおすすめ農薬を2つご紹介したいと思います。

 

 

【タマネギバエによく効く農薬①】

住友化学園芸 家庭園芸用サンケイダイアジノン粒剤3

○商品の特徴

接触効果だけでなく、ベーパーアクションにより殺虫成分が土の中に広がって効果的に害虫を退治します。

土に混ぜるだけで予防効果が長持ちし、植物の根を害虫の食害からしっかり守ります。

 

 

使用方法・・・土壌混和

使用量・・・・6~8g/㎡

使用時期・・・植付時

使用回数・・・1回

 

 

【タマネギバエによく効く農薬②】

ホクサン株式会社 ダイアジノン乳剤40

 

 

○商品の特徴

野菜の広範囲の害虫に有効です。

ガス効果、浸透効果が高く、速効的です。

 

 

使用方法・・・水に薄めて散布

希釈倍率・・・700倍

使用時期・・・収穫21日前まで

使用回数・・・2回以内

 

 

タマネギバエの成虫の寿命は2か月程度ですが、一度に200~300の卵を玉ねぎの地際部分に産み付けます。約5日間でふ化をし、その幼虫の地際部分から入りこみ食害をします。

 

 

ですので、農薬でその幼虫を多発させないことがポイントになります。

 

 

ご紹介した農薬は必ず商品ラベルに記載されている使用上の注意事項を読み、使用方法を守って使うようにしてくださいね。

 

 

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タマネギバエの予防方法は?

では、次にタマネギバエの予防方法についてご紹介をしたします。玉ねぎに卵を産み付けられなければ、食害にあうこともありません。ここでは予防方法を3つご紹介いたします。

 

 

【タマネギバエを寄せ付けない方法①】

完熟した堆肥を使用する

 

 

タマネギバエは未分解の植物残渣や未熟堆肥、大豆かす、魚かす、鶏糞などの臭いによってきます。それを防ぐためには未熟堆肥を使用せず、完熟した堆肥を使うようにしましょう。

 

【タマネギバエを寄せ付けない方法②】

防虫ネットで寄せ付けない

 

 

成虫の飛来を避けるために、玉ねぎに防虫ネットをかけて栽培するのも効果的です。成虫の体長は5~6mm暗いですので、それが入らないような網目の防虫ネット使用してください。

 

 

【タマネギバエを寄せ付けない方法③】

水はけをよくする

 

 

タマネギバエは湿度の高い場所を好みます。ですので、玉ねぎを栽培する場所は水はけをよくしましょう。ですが、玉ねぎは乾燥に弱いところがありますので、水はけがよく水もちがいい土を使うのがベストです。

 

 

ホームセンターなどで販売している培養土を使用すると問題ありません。プランターで栽培するときは野菜栽培用の新鮮な培養土を使用しましょう。畑で栽培するときも水はけが悪ければ腐葉土などを混ぜ込み、土壌改善するようにしてくださいね。

 

 

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玉ねぎにつくタマネギバエ対策とは

最後に玉ねぎを被害に合わせるタマネギバエを農薬を使わない対策をお伝えしたいと思います。家庭菜園は無農薬で育てたいと思っている方も多いのではないでしょうか。そんな方はこちらの方法をおすすめいたします。

 

 

【無農薬のタマネギバエ対策①】

被害にあった玉ねぎを排除する

 

 

もし、タマネギバエの被害にあった玉ねぎを見つけたら、即刻抜きましょう。そして育てている場所に放置することのないようにし、袋に入れて処分してください。

 

 

そのままにしておくと、どんどん被害が広がっていきます。また、抜いたからといって安心せずに、そこからタマネギバエの幼虫が次の玉ねぎへと移動しますので、最後まで油断をしないようにしましょう。

 

 

【無農薬のタマネギバエ対策②】

太陽熱でハモグリバエを駆除

 

 

昆虫は変温動物です。ですので、外気温によって大きく活動が変動します。そして、多くの昆虫は40度を超えると死滅していきます。

 

 

そこで活用するのが「透明マルチ」です。透明マルチは黒マルチより地熱の温度をあげます。透明マルチは炎天下では60度近くまで地熱が上がりますので、ハモグリバエの幼虫を死滅させるには十分の温度です。

 

 

もし、いつも黒マルチを使われているのであれば、今年は透明マルチを試してみてはいかがでしょうか。

 

 

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まとめ

今回は玉ねぎに寄生する「タマネギバエ」について皆さんへお伝えをいたしました。なかでもタマネギバエによく効く農薬や、寄せ付けないための予防方法、最後には農薬を使わない対策方法をご紹介いたしました。

 

 

今回の内容が皆さんの玉ねぎ栽培のお役に立てたなら本当に嬉しいです。

 

 

タマネギバエはお伝えの通り、臭いに寄ってきて寄生をする害虫です。その原因は未分解の植物残渣や未熟堆肥、大豆かす、魚かす、鶏糞などです。ですので、はじめから動物性のものを使わないというのも一つの手です。

 

 

株式会社 大和の「玉ねぎ・ネギ・ニンニクの肥料」というのはタマネギバエを寄せ付けないために有機物の含まない化成肥料です。こちらを使うのもタマネギバエ対策に有効ですので、興味のある方はお試しください。

 

 

今回のポイントをしっかり押さえて、おいしい玉ねぎをたくさん育てましょう。

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