玉ねぎのネキリムシに効く農薬とネキリムシ対策はどうする?

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たまねぎ

種まきから収穫までに8ケ月から9ケ月と長い期間かかる玉ねぎ栽培ですが、生長は秋から春にかけてで、雑草も比較的少なく育てやすいという特徴があります。

家庭菜園やプランターでの栽培も盛んで、今年は玉ねぎ栽培に挑戦してみたいという方も多いかと思います。

そんな玉ねぎにも気をつけなければならない害虫や病気があります。

その一つがネキリムシです。

ネキリムシとはどのような害虫なのか、ネキリムシに効く農薬や、ネキリムシの対策について解説していきます。

 

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玉ねぎのネキリムシとは

玉ねぎのネキリムシとはどのようなどのような害虫なのでしょうか。

ネキリムシとは、タマヤナガやカブラヤガといったヤガ類(夜蛾)の幼虫を総じて呼んだものです。

 

 

ネキリムシは、地中に生息しており、定植した苗のほか、育ってきた苗の根元近くを切ってしまうので大きな被害をもたらします。

 

 

実際には、根の部分ではなく、茎の部分を切るのですが、根に近い部分なのでネキリムシと呼ばれているのです。

 

 

ネキリムシは多くの野菜に被害を与えており、玉ねぎの他に、サツマイモ、キャベツ、じゃがいもなども注意が必要です。

 

 

ネキリムシの活動時間は夜で、昼の間は土の中にもぐっていますが、夜に活動を開始し、玉ねぎの根元の部分をすっぱりと切ってしまいます。

 

 

ネキリムシの活動時期は主に、4月から11月なので、特に定植後の玉ねぎの苗が狙われやすく、切られた苗は枯れてしまいます。

 

 

定植後間もないうちの被害は、予備の苗などを植えなおすなどのこともできますが、大きくなってしまうと、後で植えた苗はどうしても生育は遅くなってしまいます。

 

 

ネキリムシの成虫は、玉ねぎや周囲の野菜の葉に卵を産み付けますが、概ね4日から5日で孵化し、被害を広げていきます。

 

 

特に定植したばかりの小さな柔らかい苗を狙うので、定植後は特に気をつける必要があります。

 

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玉ねぎのネキリムシに効く農薬とは

玉ねぎのネキリムシに効果の高い農薬としては特にネキリベイトがおすすめです。

 

 

ネキリムシに効果のある農薬は多く提供されていますが、ネキリベイトは使いやすいのが特徴となっています。

農薬の中には、土を耕す際に土の中に混ぜ込むものもあるのですが、農薬を混ぜるのを忘れてしまうこともあるでしょう。

 

 

使い方の点でネキリベイトは簡単で、定植した玉ねぎの苗の周囲にネキリベイトを散布するだけでよいのです。

 

 

ネキリベイトは食毒剤とも呼ばれており、ネキリムシの好む臭いでネキリムシをおびき出し退治してくれます。

 

 

効果はとても高く、かつ即効性もある農薬で、かつとても使い勝手の良い農薬の一つです。

 

 

特に効果のある使い方は、夕方に散布することです。

夕方に散布することで、夜の間にネキリムシを誘い出し、退治してくれます。

 

 

また株元一か所に散布するのではなく、株の周囲に均一に散布すると効果的に退治することができます。

 

 

また比較的少量のタイプがホームセンターなどでも販売されているので、小さな家庭菜園を持っている方や初心者にもおすすめの農薬です。

 

 

ネキリベイトは、使用回数や使用方法をきちんと守っておけば比較的安全に使用できる農薬ですが、使用する際には説明書をよく確認して使うことをおすすめします。

 

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玉ねぎのネキリムシ対策とは

玉ねぎのネキリムシ対策について解説します。

農薬を使用してネキリムシを退治すると簡単に駆除することもできますが、農薬をなるべく使わない方法もご紹介します。

 

 

基本的なネキリムシの対策は、捕殺です。

夜行性のネキリムシを見つけるのは難しいので、朝畑を見回り、苗が切られていたらほぼネキリムシの被害と考えて良いでしょう。

 

 

ネキリムシは、地中深くではなく、いつでも地上に出ることができるよう浅い場所にいるので、掘り返して捕殺しましょう。

 

 

株元はもちろん、少し範囲を広げて見ると見つかる場合が多いので丹念に探しましょう。

 

 

ネキリムシはイモムシなので、直接手で触るのが嫌な場合には、ハシなどを用いても良いでしょう。

 

 

ネキリムシの成虫が飛んでくるのを防ぐことでもネキリムシ対策はできます。

 

 

玉ねぎの苗に防虫ネットなどをかぶせて、成虫が飛んできても卵を産めないように防御しましょう。

 

 

またマルチングを使用して、玉ねぎを定植すると、ネキリムシが地中に入っていく事が困難になるので、効果的です。

 

 

ネキリムシは、玉ねぎの他の野菜や雑草なども食害します。

玉ねぎと他の野菜を少し離しておいたり、玉ねぎの回りの雑草を刈り込んで置くと、ネキリムシ対策となります。

 

 

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まとめ

1.玉ねぎのネキリムシに効く農薬とネキリムシ対策はどうする?

種まきから収穫までに8ケ月から9ケ月と長い期間かかる玉ねぎ栽培ですが、生長は秋から春にかけてで、雑草も比較的少なく育てやすいという特徴があります。

 

 

玉ねぎの害虫のネキリムシとはどのような害虫なのか、ネキリムシに効く農薬や、ネキリムシの対策について解説していきます。

 

 

2.ネキリムシとは、タマヤナガやカブラヤガといったヤガ類(夜蛾)の幼虫を総じて呼んだものです。

 

 

ネキリムシは、地中に生息しており、定植した苗のほかに育ってきた苗の根元近くを夜の間に切ってしまうので大きな被害をもたらします。

 

 

3.玉ねぎのネキリムシに効く農薬とは

玉ねぎのネキリムシに効果の高い農薬としては特にネキリベイトがおすすめです。

 

 

使い方の点でネキリベイトは簡単で、定植した玉ねぎの苗の周囲にネキリベイトを散布するだけでよいのです。

 

 

ネキリベイトは食毒剤とも呼ばれており、ネキリムシの好む臭いでネキリムシをおびき出し退治してくれます。

 

 

4.玉ねぎのネキリムシ対策とは

玉ねぎのネキリムシの対策は捕殺です。

夜行性のネキリムシを見つけるのは難しいので、朝畑を見回り、苗が切られていたらほぼネキリムシの被害と考えて良いでしょう。

 

 

ネキリムシは、地中深くではなく、いつでも地上に出ることができるよう浅い場所にいるので、掘り返して捕殺しましょう。

 

 

防虫ネットやマルチング、そして玉ねぎの周囲の雑草を刈ることでも対策ができます。

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