ししとうにつくアブラムシに効く農薬と駆除方法と対策とは?

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ししとう

ししとうは中南米を原産とするトウガラシの仲間でビタミンCやβカロテンなどを含み栄養価も高いのが特徴です。

 

 

トウガラシの仲間なのですが辛みが少なく、薬味ではなく野菜として食べることができ、育てるのも比較的簡単なので、家庭菜園でも人気があります。

 

 

気温が高い時期に盛んに生長するので、病気や害虫にも気をつける必要があります。

 

 

ししとう栽培で気をつける必要がある害虫の一つとしてアブラムシが知られています。

 

 

ししとうにつくアブラムシに効果の高い農薬や、アブラムシの駆除方法、アブラムシ対策について解説していきます。

 

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ししとうのアブラムシに効く農薬とは

ししとうのアブラムシに効く農薬の一つとして、ベニカ水溶剤をご紹介していきます。

参考にしてみてください。

 

 

【ベニカ水溶剤】

ベニカ水溶剤は、水で希釈して散布するだけで、素早く効果が現れるのでおすすめの農薬の一つです。

 

 

浸透移行性があるので、有効成分がししとうの葉や茎から吸収され、ししとうに広がります。

 

 

この効果により、葉の裏側などに潜んでおり、ベニカ水溶剤がかからなかったアブラムシも退治することができます。

 

 

ベニカ水溶剤は、即効性の他に持続性ももっており、アブラムシの場合、散布後1か月程度アブラムシを退治することができます。

 

 

ベニカ水溶剤は、吸汁性害虫のアブラムシ、コナジラミ、カメムシ等にも効果があるほか、葉を食害するケムシや甲虫類を退治することもできます。

 

 

ベニカ水溶剤は、トマトやきゅうりなどの野菜の他、うめやかんきつ系などの果樹、花卉類などにも使用することができます。

 

 

害虫の適用範囲が広いことや、さまざまな植物に使うことができることから、事前に準備しておくと、害虫発生の際の対応を迅速に行うこともできます。

 

 

希釈濃度や、使用頻度、使用時期などは野菜類によってそれぞれ異なるので、説明書をよく確認して使うようにしましょう。

 

 

使用する際には、決められた保護具を着用することをおすすめします。

 

 

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ししとうのアブラムシ駆除方法は

ししとうにアブラムシがついてしまった場合の駆除方法について解説していきます。

 

 

どのような害虫の駆除にもいえることですが、害虫が大量に発生してしまうと、難しくなるといえます。

 

 

アブラムシを含む害虫の駆除は、害虫が発生してすぐ、あまり数が多くない時に行うようにしましょう。

 

 

大量に発生してしまったら、農薬などを効果的に使う必要がでてきます。

 

 

アブラムシを含め害虫駆除の基本は捕殺です。

捕殺とは捕まえて退治することですが、アブラムシは小さな害虫なので、手でつかまえるのは困難と言えます。

 

 

家庭にもあるもので比較的簡単にできる方法としては、テープに張り付ける方法があげられます。

 

 

テープはどのようなものでも良いのですが、ししとうの葉の大きさや、アブラムシがついている部位に合わせて大きさを選ぶと良いでしょう。

 

 

アブラムシが大量に発生している場合には、アブラムシがついている葉ごと取り除いても良いでしょう。

 

 

アブラムシは水に弱いので、ホースなどで、勢いよく水をかけるだけでも吹き飛ばすことが可能です。

 

 

農薬を使用しないアブラムシ駆除の方法としては、牛乳が良く知られています。

 

 

牛乳を2%程度まで水で薄めて、アブラムシにかけると、アブラムシは窒息して死んでしまいます。

 

 

牛乳が乾燥したら、水で洗い流しましょう。

牛乳が残っていると、腐ってしまったり、カビの原因となることがあるからです。

 

 

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ししとうのアブラムシ対策は

ししとうにアブラムシがつかないようにする対策(予防)方法について解説していきます。

 

 

アブラムシは光るものを嫌うという性質があります。

ししとうの周囲に光るものを置いておくと、アブラムシがよってこなくなるといわれています。

 

 

ホームセンターなどに、銀色のテープが販売されキラキラテープなどと呼ばれています。

 

 

このテープをししとうの周囲においておくと、アブラムシよけとして活用できます。

 

 

他には、銀色のマルチを使用すると、雑草対策になると同時にアブラムシ対策とすることができます。

 

 

キラキラテープやマルチが無い場合には、料理に使うアルミホイルをししとうの株元などに置いておくと良いでしょう。

 

 

一度使用したものでも、よく洗って広げれば一定の効果が期待できます。

 

 

アブラムシなどの害虫は黄色い色にひかれると言われています。

この性質を応用した、黄色い粘着板が販売されているので、ししとうの近くに設置すると良いでしょう。

 

 

防虫ネットは、アブラムシがししとうに近づかないようにしてくれます。

防虫ネットを用いるときは、目の細かいものを使用するようにしましょう。

 

 

アブラムシはししとうだけを狙って来るわけではありません。

近くの雑草からうつってくることもあるので、ししとうの近くの雑草は刈り取り管理するようにしましょう。

 

 

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まとめ

1. ししとうにつくアブラムシに効く農薬と駆除方法と対策とは?

ししとうにつくアブラムシに効果の高い農薬や、アブラムシの駆除方法、アブラムシ対策について解説していきます。

 

 

2. ししとうのアブラムシに効く農薬とは

ベニカ水溶剤は、水で希釈して散布するだけで、アブラムシを退治できる農薬で、浸透移行性を持つことから持続性を有しています。

 

 

吸汁性害虫のアブラムシ、コナジラミ、カメムシ等の他、葉を食害するケムシや甲虫類にも効果があります。

 

 

さまざまな植物にも使用できることから、事前に準備しておくと、害虫発生の際に迅速に対応ができます。

 

 

3. ししとうのアブラムシ駆除方法は

ししとうのアブラムシの駆除方法としては、テープなどを用いた捕殺、水をかけること、牛乳の使用、などがあげられます。

 

 

4.ししとうのアブラムシ対策は

ししとうのアブラムシ対策としては、銀色のテープ、銀色のマルチ、アルミホイル、黄色の粘着板、防虫ネット、雑草の管理、などがあげられます。

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