「冬にガーデンシクラメンを育てたい!」と思い、ホームセンターやお花屋さんを見に行ったり、インターネットで調べたりしたことがある方も多いのではないでしょうか。
ガーデンシクラメンは冬にお花を咲かせる植物で、なかなか冬の時期に咲く花が多くない中で、お庭やバルコニー、お部屋をキレイに彩ってくれます。
そんなガーデンシクラメンですが、実は沢山の品種があるのはご存じでしたでしょうか。花の色、花の形、葉の模様など本当に沢山の種類があり、今でも毎年のように新種が発売されています。
今回はガーデンシクラメンの品種について皆さんにご紹介をしていきたいと思います。ガーデンシクラメンの品種の紹介や、その中でも特におすすめをしたい「プラチナリーフ」や「グリーンティアラ」の紹介をしますので、是非最後まで読んでくださいね。
ガーデンシクラメンの品種はいろいろある
「ガーデンシクラメンを育てたいなぁ」と思ったきっかけは何ですか?お花の形がかわいいから、冬にお花を咲かすから、いろいろな品種があるからなどなど様々な理由があると思います。
ここでガーデンシクラメンについてかるく説明をしたいと思います。まず「シクラメン」と「ガーデンシクラメン」の違いはご存じですか?
寒さに弱いシクラメンを品種改良し、耐寒性を持たせたものがガーデンシクラメンです。ですので、間違ってシクラメンを冬に屋外で育てようとしても枯れてしまうので注意が必要です。
次に生育環境についてお知らせいたします。ガーデンシクラメンは日当たりの良い場所を好み、過湿を嫌います。ですので、お水をあげすぎると根腐れをおこし、枯れてしまいます。
生育温度は10~20℃で、あまり暑い時期に植え付けをすると良くありません。反対に寒すぎても育たなくなります。-5℃以下になるようであれば室内で育てるようにしましょう。
さて、ここで本題のガーデンシクラメンの品種を紹介していきましょう。花の色は赤・ピンク・白・紫・青などがあります。色だけで数多くの種類があります。
花の形はフリンジやベル型、八重咲きなどがあり、葉も形や色の濃淡、模様も斑の有無や形などがあります。これをいろいろ組み合わせるとガーデンシクラメンは本当に沢山の種類があることがわかります。
ここではガーデンシクラメンの品種が沢山あることを皆さんに覚えて頂きました。次はその中でも特におすすめをしたいガーデンシクラメンの品種2種類をご紹介していきたいと思います。
ガーデンシクラメン、プラチナリーフとは
さて、ここからは数あるガーデンシクラメンの中からおすすめをしたい品種をご紹介してまいります。まず皆さんにご紹介をしたいのは「プラチナリーフ」です。
プラチナリーフの葉は、表が銀色をしており、裏が赤く、コントラストがとてもきれいな色をしています。花だけではなく、葉も楽しめる品種です。
花は白と薄いピンク色をしており、鉢植えで育てるのはもちろん、寄せ植えにもピッタリなおしゃれで素敵なガーデンシクラメンです。
せっかく素敵な「プラチナリーフ」ですから、長く楽しみたいものです。次にプラチナリーフの育て方をご紹介したいと思います。
プラチナリーフは日当たりが良く、風通しの良い場所が大好きです。育てる場所はプラチナリーフが大好きな場所を探してあげて下さい。また、冬に楽しむお花ですから、寒さに強いといえども、霜が当たるとダメージです。そういう時は軒下に移すなど、対策をしてください。
つぎに水やりですが、プラチナリーフは過湿を嫌います。水やりは適切にしないと枯れてしまうかもしれません。水やりのベストタイミングは「土が乾いた時」です。土が乾いたら、根元にやさしくたっぷりのお水をあげましょう。
そして、沢山のお花を咲かせるためには、咲き終わったお花を早めに根元から抜き取り、栄養を株に蓄えられるようしましょう。キレイなお花ですから、いっぱい楽しみたいですよね。
ポイントを押さえておしゃれなプラチナリーフを長く、きれいに楽しみましょう。
ガーデンシクラメン、グリーンティアラとは
次にご紹介したいのは「グリーンティアラ」です。ティアラは宝石がちりばめられた女性用の頭飾りですよね。緑の頭飾り・・・どんなガーデンシクラメンなのでしょうか。
グリーンティアラの特徴はお花です。ピンクや淡いピンク、白のお花の先が緑色になっていてとてもエレガントな姿をしています。
このお花の先が緑色になるところからグリーンティアラという名前がついたのですね。お花も小さめなので、グリーンクラウンよりもグリーンティアラがピッタリです。
葉は模様に特徴があります。濃い緑色をした葉の真ん中に薄い緑色の斑が入っています。お花がティアラなら、葉はまるでネックレスのようですね。
そんなエレガントなグリーンティアラの栽培方法をこれからお伝えしていきます。ポイントを押さえて大切に育てていきましょう。
基本的な栽培方法は他のガーデンシクラメンと変わりません。まずは栽培場所です。日当たりが良く、風通しの良い場所で育てるようにしましょう。
室内で栽培する時には注意が必要です。寒暖差の大きい窓の近くや暖房が直接あたる場所は避けてください。10~20℃になる場所を選んで育ててください。
次に水やりです。グリーンティアラも過湿を嫌います。ですので、水は土が乾いてからあげるようにします。株元に優しくあげるようにしてください。
まとめ
今回はガーデンシクラメンの品種についてご紹介をしてまいりました。その中でも特におすすめをしたい葉の色が特徴的な「プラチナリーフ」やお花が特徴的な「グリーンティアラ」をご紹介致しました。
皆さんが今後ガーデンシクラメンを育てるときに、今回ご紹介したことが少しでもお役に立てたなら、本当に嬉しいです。
ガーデンシクラメンは上手に育てることで、何年も楽しめることが出来ます。葉や花が枯れてたら、すべてをとりのぞき、球根だけにします。
その後、日陰か半日陰の雨の当たらない場所へ移動させます。夏の休眠期は水はあげません。秋ごろに水をあげて、新しい葉が出てきたらOKです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。皆さんに素敵なガーデンシクラメンとの出会いが訪れますように。
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