チューリップのクリスマスドリーム、特徴や花言葉はどういう感じ？

チューリップといえば、オランダや富山県の砺波市を思い浮かべる人も、多いでしょう。

チューリップの原産国は、トルコですが中東の国でも人気があるようで、トルコやイラン、アフガニスタンでは、国花とされています。

また、チューリップといえば昔、チューリップバブルと呼ばれる騒動を、思い浮かべる人もいるでしょう。

珍しいチューリップの球根が、高価な値段で取引され、それが一気に値段が暴落していくという話です。

チューリップバブルのころから、多くの品種が生み出され、現在でも品種改良が行われています。

数多くあるチューリップの品種に中で、クリスマスドリームについて紹介していきます。

チューリップにはクリスマスドリームという品種がある

クリスマスと名前がつくと、冬の花のように感じますが、チューリップのクリスマスドリームは、春に咲く一般的なチューリップです。

チューリップには、クリスマスと名の付く品種が、たくさんあります。クリスマスドリームもその一つです。

クリスマスオレンジやクリスマスピンクなど、花の色を付けているチューリップもあります。

花の色の種類が多いのも、チューリップの特徴です。赤色やピンク、黄色や白色があります。紫やオレンジ、黒色もあります。

ないのは青色だけといわれていますが、紫色は青色に見えなくもありません。

また、単色だけではなく、色の混ざったチューリップも数多くあります。綺麗に色分けされたものや、色がグラデーションしているチューリップもあります。

チューリップは、球根で育てる花なので、次の年も同じ色の花を咲かせてくれます。しかし、チューリップは種もできます。

花が咲き終わった後、花の中心に種ができます。これを撒くと、それまでとは違った花が、咲くことがあります。

品種の違うチューリップの花粉で受粉すると、今までとは違う色や、形の花が生まれることもあります。

これを人工的にしていくのが、品種改良ですが、こうしていろいろな花の色や、花びらの形のチューリップが生まれていきます。

チューリップのクリスマスドリームの特徴とは

それではチューリップのクリスマスドリームの、特徴を見ていきましょう。

花の形は、一般的なものです。花びらもオーソドックスな形をしています。花色もピンク一色です。

見た目はこれといった特徴はありませんが、早咲きの品種です。栽培する地方によって、花の咲く時期に違いはありますが、早くから花をつけるチューリップです。

このクリスマスドリームは、クリスマスマーベルと呼ばれるチューリップから、突然変異で生まれたものです。

クリスマスマーベルも、同じくピンク色のチューリップです。マーベルの種類には、ホワイトマーベルと呼ばれる白いチューリップもあります。

庭にチューリップを植えるとき、早咲きの早生品種と、中生品種と晩生品種を揃えておくと、順番にチューリップが開花していき、長い期間花が楽しめます。

そのためにも、早生品種、中生品種、晩生品種それぞれで花の色や、花びらの形が違うものなど、チューリップの品種が豊富だと、庭をつくりやすいです。

このこともチューリップの品種が多い、原因かもしれません。花を楽しむ方としては、ありがたいです。

チューリップのクリスマスドリームの花言葉とは

クリスマスドリームの花言葉は、「永遠の愛」、「愛の告白」などです。これはクリスマスドリームだけの花言葉ではなく、ピンク色のチューリップすべての花言葉です。

愛の言葉が含まれるので、プレゼントなどにもいいでしょう。花束であれば、春先しか送れませんが、球根であれば一年中大丈夫です。

ただ、球根を送られるより、花を貰いたいと思いますので、季節が合う方は検討してみてください。

チューリップ全体の花言葉は、「思いやり」です。また、英語での花言葉は、「理想の恋人」、「名声」です。

ちなみに、白色チューリップの花言葉は、「失われた愛」です。色によって花言葉が大きく違いますので、注意が必要です。

チューリップの場合は、花言葉もいいですが、切り花にしても、庭やプランターに植えても、華やかな印象があります。

育てやすい植物ですので、多くの公園や花壇で見かけます。球根での植えるため、管理もしやすく、花が咲かないということも少ないです。

花が咲き終わった後に、球根を収穫しておくと、また次の年に植えることもできます。

しかし、連作障害のある植物ですので、できれば翌年は植える場所を変えるなどの対策が、必要です。

まとめ

チューリップのクリスマスドリームを紹介しましたが、チューリップには、まだまだたくさんの品種があります。

園芸店やホームセンターでも、数多くの球根が販売されています。好みのチューリップは見つけて、育ててみてください。

また、種を取ってみて、そこから新しい花を咲かせると、他とは違うチューリップが生まれるかもしれません。

春を代表する花のチューリップは、なかなか奥深い植物です。いろいろな楽しみ方ができます。