ベビーリーフの育て方、水耕栽培の方法！葉の種類や栽培の食べ頃は？

ベビーリーフを育ててみたい方にオススメの栽培方法をご紹介します。それは水耕栽培です。近年話題の水耕栽培の方法を学び、挑戦してみましょう。

また、ベビーリーフの品種についてや、食べ頃についてもご紹介しますので、自身に合った品種を育てて、毎日の料理に一つ楽しみを増やしてみてはいかがでしょうか。

水耕栽培は特別な設備は必要なく、スーパーや１００均に売られているもので対応できます。手軽さもオススメの理由です。

ベビーリーフの育て方、水耕栽培なら

水耕栽培での育て方は種まき、肥料、収穫に分けてご説明します。水耕栽培は水と栄養と光のみで育てる栽培方法になります。土を使わないため、室内で扱いやすく、土由来の虫や病気にならない等のメリットが人気の理由です。光も専用のライトが販売されているため、収穫までの期間を短縮できる点も優れています。ぜひ参考にして、水耕栽培を始めましょう。

・種まき

土の代わりにスポンジを使用します。使用するスポンジはメラミンスポンジのような目が細かすぎるものや、研磨付きスポンジのような硬すぎるものは避けましょう。芽が出てくる事ができなくなります。研磨付きスポンジは研磨部分を切り取ると使用できます。

適切なスポンジに切れ込みを入れ、そこに種を1~2cm間隔でまいていきます。芽が出るまでは上にトイレットペーパーを被せ、乾燥を防ぎましょう。水はスポンジの高さの半分程入れ、３日に１度は水を交換します。

・肥料

葉が生えそろった時期に水から液体肥料に変更します。固体を溶かして使用することも可能ですが、液体肥料の方が楽です。注意点として、栄養は多い方が良い訳ではありません。濃度が濃くなると根が肥料やけを起こし、枯れる原因となります。ラベルに記載されている濃度を必ず守りましょう。また、気温が高いと水が蒸発して、濃度が濃くなるので肥料水の交換頻度を上げることをオススメします。

・収穫

種まきから一ヶ月程度で収穫時期になります。新芽を避けて、葉をハサミで

切っていきます。収穫しても新芽が残っていると、３〜4回は収穫可能で

す。元気がなくなったら、新しい種を植える事で年中収穫ができるようになります。

ベビーリーフの種類、水耕栽培で育てやすいのは

ベビーリーフの品種は下記の通りです。

○レッドソレル

○レタス

○オーク

○ロメイン

○グリーンケール

○ロログリーン

○ロロロッサ

○チコリー

○水菜

○小松菜

○ルッコラ

○ビート

等があります。これでも一部になります。

ちなみに育てやすさに違いはほぼありません。あえて言うなら、葉が大きく育つものであれば、収穫も間引きもしやすいと思います。成長はほぼ同じです。そもそも葉野菜の赤ちゃんを収穫しているので、初期の成長具合に差を感じる事ができないと思います。

成長具合はほぼ同じですが、味は品種で違いがあります。チコリーやオークは少し苦味があり、ルッコラはコショウのような独特な辛味があります。小松菜やロログリーン等はクセが少ないため、料理に合わせやすいです。お味噌汁にはクセが少ない小松菜や、パスタを作りたい方はルッコラ等、普段の料理に合わせやすい品種を選んで育てる事を最初はオススメします。

ベビーリーフ栽培で食べ頃なのは

ベビーリーフの食べ頃は葉が育ったタイミングですが、躊躇なく早めに収穫していく事をオススメします。ベビーリーフを栽培していて、食べる事ができるのは間引きの時と収穫の時です。種まきから２週間程度でプランターびっしりにベビーリーフが育ち、その頃には間引き収穫が可能となります。

大きめのプランターで育てると、成長が早いので、間引き時期が終わる頃には食べる量が追いつかなくなると思います。どんどん収穫していきましょう。収穫時期を過ぎてしまうと枯れてしまいます。少し早いかなと感じたら、もう収穫しても良いと思います。

元気がなくなったものも間引いて、新しく植えてを繰り返します。間引くのを躊躇うと一度に収穫時期が来て、一度に枯れていきますので、大事に育てたい気持ちはありますが、サイクルを早めにしていくのもコツです。

また、葉を大きく、美味しく育てるために専用のライトを購入するか、日の当たりが良い場所にプランターを置いてください。水耕栽培の場合、日光不足になりがちですので、ヒョロヒョロと茎だけ育つ徒長が起きやすいです。一度徒長になると成長途中で折れたり、葉が小さく育つので早々に除きましょう。

まとめ

ベビーリーフの水耕栽培は非常に簡単で、品種も多く、幅広く楽しむ事ができます。早め早めに収穫して、食べ頃を逃さないようにしましょう。その他、水と栄養と光だけは注意しましょう。それだけで育てているため、その影響は直接ベビーリーフに現れます。

簡単に育てる事ができるので、美味しく育てる方向へ注力できます。植物の環境を整えて、望んだ成長を促す点はベビーリーフに限りません。これができれば土の栽培でも、他の観葉植物でも問題なく育てる事ができます。そういう意味でもベビーリーフを水耕栽培で育てる事はオススメです。

水耕栽培は押さえるポイントが少ないため、植物への影響を学びやすい方法でもあります。ぜひベビーリーフで学び、そこから他の家庭菜園に挑戦してみてください。