ウリ科の野菜は、家庭菜園でも人気で、作るのも比較的簡単な上に、味も良いので多くの方が栽培に挑戦しています。
中でもきゅうりは、収量が稼げるうえに、農地がない場合でも、プランター栽培も可能なので、初心者が家庭菜園を始めやすい野菜の一つになっています。
家庭菜園を行っていると気になるのが、病気や害虫ですが、アブラムシも気をつける必要があります。
きゅうりにつくアブラムシの対処について解説します。
アブラムシに効く農薬や駆除方法、対策方法などもあるので参考にしてみてください。
きゅうりのアブラムシに効く農薬は
アブラムシはよく知られた害虫の一つで、とても小さくカメムシの仲間です。
アブラムシは吸汁性害虫と呼ばれており、きゅうりの葉に針を差し込みきゅうりの汁を吸うことで害を与えます。
きゅうりのアブラムシに効く農薬について解説していきます。
【アーリーセーフ】
アーリーセーフは水で薄めて、アブラムシに散布するだけで簡単にアブラムシの駆除ができる農薬でおすすめです。
アーリーセーフはヤシ油を原料としており、有効成分は脂肪酸グリセリドです。
自然にあるものを活用しているので、安全性がとても高く、有機JAS規格に合致しておりオーガニック栽培を行うことができます。
臭気もとても少なく、収穫する前の日まで散布することができるので、家庭菜園にはピッタリです。
【ベニカXネクストスプレー】
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ベニカXネクストスプレーはスプレー容器で販売されており、購入してすぐに使用することができます。
ベニカXネクストスプレーの最も特筆すべき特徴は、自然由来の成分と化学成分を合わせて5種類含んでいるので、アブラムシの他にイモムシにも効果があることです。
ベニカXネクストスプレーを準備しておくと、多くの害虫の駆除に使用できるほか、うどん粉病にも効果を発揮するので、一つ用意しておくだけで使い勝手は抜群です。
きゅうりのアブラムシ駆除方法は
きゅうりのアブラムシの駆除方法について解説していきます。
アブラムシの駆除の基本は、捕まえて退治する捕殺です。
アブラムシは体長が2mmから4mm程度ととても小さいので、他の害虫のように手でつかむのは困難です。
アブラムシを捕まえる際には、テープなど粘着性のあるものに貼り付けて捕まえましょう。
どのようなテープでもよいのですが、一度にたくさん捕まえるには、ガムテープなど大きめのものを使うと良いでしょう。
テープに貼り付けたあとは、ビニール袋などに入れ廃棄してしまうと良いでしょう。
テープの他には、ハケなどを使って、払い落としても良いでしょう。
土の上に落とすと、またきゅうりに上ってくるかも知れないので、ビニール袋などの口を開いて、ビニール袋の中に払い落すようにしましょう。
アブラムシは、葉の表面のほか、葉の裏やつる、きゅうりなどにもくっついていることがあるので、丁寧に確認しながら作業をすすめるようにしてみてください。
農薬を使わないでアブラムシを駆除する方法で、牛乳はよく知られています。
牛乳を水で10%程度に薄めて、アブラムシにかけると、アブラムシは息ができなくなって死んでしまいます。
そのままにしておくと牛乳が腐ってしまうので、丁寧に水で洗い流すようにしましょう。
きゅうりのアブラムシ対策は
きゅうりのアブラムシ対策について解説していきます。
きゅうりについたアブラムシを農薬や捕殺、あるいは牛乳などを使って退治する方法をご紹介しました。
アブラムシ対策として、アブラムシを寄せ付けないようにすることで、効果的に被害を抑えることができます。
アブラムシをきゅうりに寄せ付けないようにする対策としては、防虫ネットが活用できます。
きゅうりはつるを伸ばしていく野菜なので、特に苗が小さいときや、地這きゅうりには有効な方法です。
アブラムシはとても小さな害虫なので、大きな目の防虫ネットは通り抜ける可能性があります。
1mm以下の防虫ネットを使用するようにしましょう。
アブラムシをきゅうりに寄せ付けない方法としては、銀色のものをきゅうりの近くに置く方法があります。
アブラムシはきらきら光るものを嫌うという習性があることを利用した方法です。
ホームセンターなどにキラキラテープと呼ばれる銀色のテープが売られているので、きゅうりの周りに張り巡らせておくと良いでしょう。
アブラムシは、黄色い色に集まるという性質があります。
この性質を利用した黄色の粘着板がホームセンターなどで販売されています。
黄色の粘着板を、きゅうりの近くに設置しておくと、アブラムシはきゅうりではなく粘着板に引き寄せられるので、アブラムシの被害を小さくすることができます。
まとめ
1.きゅうりにつくアブラムシに効く農薬と駆除方法と対策方法は
きゅうりにつくアブラムシの対処について解説します。
アブラムシに効く農薬や駆除方法、対策方法などもあるので参考にしてみてください。
2.きゅうりのアブラムシに効く農薬は
アーリーセーフは、水で薄めて散布するだけで簡単にアブラムシの駆除が可能です。
脂肪酸グリセリドを有効成分としており、安全性が高く、収穫前日まで使用することが可能です。
ベニカXネクストスプレーは、スプレー容器で販売され、購入してすぐに使うことができます。
5種類の成分を含んでおり、アブラムシのほかイモムシ類やうどん粉病にも効果を発揮します。
3.きゅうりのアブラムシ駆除方法は
きゅうりのアブラムシの駆除方法としては、テープやハケの活用、薄めた牛乳などがあげられます。
4.きゅうりのアブラムシ対策は
きゅうりのアブラムシ対策としては、防虫ネット、キラキラテープ、黄色の粘着板などがあげられます。
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