ナスの育て方で重要な水やりですが、正しい茄子への水やりの方法とは、
どういったやり方でするものなのでしょうか。
実はナスという植物は、水も肥料も大好きな植物だと言われています。
特に肥料は“肥料食い”と言われるくらいです。
水も、ナスは水で育てると言われているくらい、水を多く吸収します。
しかし際限なくあげていいわけではありません。
ナスへの水やりは毎日するものなのでしょうか。
これは毎日やっていいかは一概に「毎日やっていい」と言えるわけではありません。
時期によってはナスの水やりは1日に一回では足りない事すらあります。
また水の量はどのくらいあげればいいものなのでしょうか。
これは何リットルとかではなく、水をあげていて、ある状態になったら
水をそそぐのをやめるのが良いとされています。
私はタネから茄子を育てた経験があり、今も育てています。
その経験からお話しできる事もあると思いますので、是非ぜひ、最後まで
読んでください。
ナスの育て方で水やりは基本的に土が乾いたらたっぷりあげる!
ナスの育て方で水やりの方法は、
タイトルにも書かせていただきましたが
土の表面が乾いていたら、水のあげるタイミングです。
水はたっぷりとあげます。水をかけるのをやめるのは、
鉢やプランターの底から、水がしみ出てきたら
水をかけるのを止めます。
水やりの仕方をさらに説明させていただきますと、
水やりは、ナスの株元に向かって水をあげます。
この時、葉っぱに泥はねしないように気を付けるといいでしょう。
(葉っぱに泥がつくと病害虫の被害に遭う事があります。)
具体的には、じょうろなどから出る水に対して、
手のひらで一旦受け止めることで勢いが弱まるので、泥はねなどはなくなるでしょう。
間違っても上から勢いよくドバドバと注いではいけません。
丁寧に優しく水やりをしてあげましょう。
ナスの水やりは必ずしも毎日あげる必要はないが真夏は要注意!
ナスの水やりは、毎日必ずしもやらなければならない事ではありません。
必ず土と苗の状態をみて行うからです。
特に11月くらいになってくるとかなり気温も下がってきます。そうなると毎日の水やりはあきらかにあげ過ぎです。
ただ、35℃を超すような盛夏どきは要注意です。この時期だと1日に2回は水やりが必要になるでしょう。
真夏に備えて、株元に敷きワラを敷き詰めると、乾燥の防止になります。
ナスは高温には極めて強いですが、乾燥はまた別の話なのです。
乾燥には弱いので、栽培期間は用土を乾燥させないように注意します。
茄子の栽培中であえて水をあげない期間は、苗の植付後です。
(植付直後はたっぷり水をあげます)
3~4日水を断つことで、水を求めてしっかり根を張るようになるからです。
しかしそれ以外は、たっぷりしっかり水をあげます。
ナスの水やりはどの位あげる?基本的に水がしみ出てくるまで!
ナスの水やりはどのくらいの量をあげればいいか…ですが、
これは前の方にも書いた、プランターや鉢から水が染み出るまで上げ続けること、と言えます。
ですので当然、プランターや鉢の大きさによってあげればいい量も異なってきます。
また、水やりをつづけているうちに、用土はどんどんカサが減っていきます。
問題は、カサが減って植物の根が見えだしてしまった場合です。
この場合は培養土を足して、まし土をしてあげましょう。
限られた容量のなかで何度も水やりをするので、
最初に培養土を入れたときよりも確実に土のかさは減っていきます。
家庭菜園をする場合、培養土は足せるように余分に持っているといいでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ナスの育て方で、水やりのやり方は基本的に、「土が乾いているのを見かけたら、たっぷりと水をあげて、鉢やプランターの底から水がしみ出てきたら水をあげることをやめる」という方法が植物の水やりの基本となることがわかりました。
水やりは基本的に、なすの株元に向かって水をあげるといいでしょう。
泥はねして葉っぱを汚してしまうと病害虫にかかってしまう原因にもなりますので、あまり上から勢いよく水を浴びせるような事はしてはダメな事、
できればじょうろで水をあげるときは、手を添えて水流を弱めて水をあげることが出来ればベストです。
また水やりは土の状態を見てあげるものですので、
必ずしも毎日水をあげる必要はありません。特に秋になって気温が下がってきたら、毎日はどう考えても多過ぎです。
ただ、35℃を超えるような盛夏どきは要注意です。
ナスは乾燥が嫌いなので、水やりに気をつけるのは勿論、乾燥をふせぐために敷きワラを敷いて乾燥防止に努めると良いでしょう。
水やりは、土の乾き具合と苗の状態を勘案してあげるといいと思います。
また一回の水やりでどのくらいの量をあげればいいかという事ですが、
これは「(土が乾いている時に水やりをして)鉢やプランターから水がしみ出てくるまで」という事になります。
なすが水を必要としているときに、たっぷりと水をあげて、
美味しい茄子を育ててみましょう♪
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