私はこのブログのテーマとのひとつとして、
ナスを育てる事を思いたち、例によって栽培キットを
探しました。
しかし良くお世話になっている聖新陶芸さんの
ナスの栽培キットは、もうすでに廃盤になっているとの事でした。
(他の商品を複数注文した時に
ついでに聞いてみました。)
ですがこの聖新陶芸さん、ありがたいことに、
前におたんこナスを買って発芽しなくて…と相談したら、
種と説明書を送ってくださいました!(ありがたい!!)
そんなわけでおたんこナス栽培キットのタネを蒔いて現在
育苗中なのですが、8月にタネを蒔いて苗はまだ育っていますが
まだお花が咲くとかは遠そうな感じです…(´・ω・`)(´・ω・`)
ですので途中から苗を買って並行して育てています。
もともと茄子はいちご同様、育苗が難しいので、
苗を買って育てる事が推奨されています。
今回はそんなナスたちの栽培レポを含む
お話をさせていただきます。
ナスの種まきのやり方とは?
![](https://mint-green.com/wp-content/uploads/2020/10/eggplant-5668318_1920-160x90.jpg)
![](https://mint-green.com/wp-content/uploads/2020/10/eggplant-3467027_1920-160x90.jpg)
![](https://mint-green.com/wp-content/uploads/2020/11/eggplant-318195_1920-160x90.jpg)
8月22日(土)
おたんこナスの品種はミニナスの様です。
発芽適温25℃~30℃、栽培適温20~30℃と、
比較的高温を好む植物です。
15cm×15cmくらいのポットを用意して
ウォータースペースを3センチほど空けて、
培養土を入れていきます。
培養土は水で湿らせておきます。
そこに適度に間を空けて
1cmほどの深さの穴を
掘っていきます。
1つの穴に1粒タネを蒔き、
土をかぶせます。
タネのスペックですが、
以下の様です。
品名 なす(中長茄子)
生産地 中国
数量 約0.2ml
発芽率 19年3月現在75%以上
種子処理 なし
あとはラップをかけて乾燥を防ぎ、
発芽したらラップを取ります。
しかし私は、ナスを水耕栽培したいと思い、
この茄子のタネはスポンジに蒔きました。
まずは食器洗い用のスポンジを用意します。
材質はポリエステル不織布、
ポリウレタンフォームとあるのでバッチリです。
食器洗い用スポンジにもいろいろありますが、
メラミンスポンジは水耕栽培には向きません。
保水性も通気性も悪く、根が貫通出来ません。
それだけは使用しないで本来の用途に使用しましょう。
まずは食器洗い用のための固い部分を分離させます。
剥がすか切るかして除去します。
そのスポンジを3cm角くらいに切ります。
そして中央にタネが入るための蒔き穴をハサミで入れます。
そこに茄子のタネを蒔き、スポンジはトレイなどに並べて
水を張り、そこにタネを蒔いたスポンジを並べます。
スポンジにも良く水を含ませておきます。
それを日当りのいい窓辺に置きました。
9月6日(日)に発芽しました。
約2週間かかりました。
ナスはいちごと同じくらい発芽に時間がかかる子です。
![](https://mint-green.com/wp-content/uploads/2020/11/eggplant-707585_1920-160x90.jpg)
ナスの苗の植え付け時期はいつ?植え方は?
![](https://mint-green.com/wp-content/uploads/2020/11/eggplant-707585_1920-160x90.jpg)
![](https://mint-green.com/wp-content/uploads/2020/11/eggplant-5321842_1920-160x90.jpg)
![](https://mint-green.com/wp-content/uploads/2020/11/eggplant-3705548_1920-160x90.jpg)
茄子の苗の植え付け時期のベストシーズンは、
5月のGW頃くらいです。
6月中旬から10月くらいまで収穫できます。
しかし私の場合時期を逃してしまい、
求めた苗は秋ナスというものでした。
すずなりとげ無しなすの苗(中長ナスタイプ)
【9cmポット自根苗/2個セット】
上記の苗を注文し、
受け取ったのは
9月30日(水)でした。
通販では苗がシーズンが外れる or 売り切れると
取扱をやめるようです。
この前日に不在表が入っていて
ゆうパックで届けてくれたのですが
20~21時の時間指定があり、
その時間指定なら平日でも
帰宅が間に合うのですごく助かりました。
箱をあけると、すぐに茄子の葉が顔をのぞかせて
ビックリしました。
すでに苗がある程度大きくなっていたのです。
危うくハサミで切ってしまうところでした…!
良かった切らないで…(ドキドキ)
キャンドウで購入した(その店舗で扱っている中で)
一番大きなプラスチック製の鉢と受け皿を買ってきて、
植え付けしました。
まずはプラポットから出して、
鉢の中にセットして、その根鉢を
埋めるように培養土を入れていきます。
上手く根が活着してくれるといいな~と
思いつつ、水もたっぷりあげました。
ナスは水も肥料も大好きな植物だと
言われています。
肥料食い、なんて言葉があるくらいです。
ナスは深植えすると根の活着が遅くなるとの
事で、支えられる程度に浅植えするのが◎です。
ここで仮支柱をななめにたてて、
(斜めなのは根に干渉しないようにするため)
茎と紐を結んでおくといいです。
ナスは太陽が大好きな子です。
何とか室内で育てたいと、
植物栽培ライトをガンガン当てて
育てていたのですが、茎は緑色だし
このままでは上手く育たなそうと思い、
途中から外に出しました。
すると茎が全部紫色になり、
咲く花も濃い紫色に変わりました。
やっぱり最初から外に出してあげていれば
良かったのだと思いました。
(ごめんなさい)
ナスの脇芽、どこを取ればいいの?
![](https://mint-green.com/wp-content/uploads/2020/11/eggplant-3743202_1920-160x90.jpg)
一番花の開花前後になると苗も大きくなってきます。
一番一般的な育て方は、主枝と一番花のすぐ下の枝と
その次の枝を残す、三本仕立てという育て方が
スタンダードです。
もしもあまりスペースに余裕がない、という場合は
主枝プラス一番花のすぐ下だけの、
二本仕立てという育て方でもいいでしょう。
その残すと決めた枝以外の脇から、
脇芽が出てきたら、
株の充実をはかるために
脇芽はかき取りましょう。
脇芽をとるのは、
出来れば晴れた日の午前中がいいです。
何故なら切り口が乾きやすいからです。
間引きもそうですが、脇芽かきは大事です。
超大事!!
私が中学生だった時に菊を育てたのですが
脇芽を取れという指示があって、
ポキッと取れるのが心地よくて、
じぶんのだけでなく人の菊の脇芽まで
取っていました。
その結果、私の菊は今思えば
徒長もせず、茎はしっかりがっしりと太く、
葉の緑も濃く、生命力強い感じに育ってくれました!
まあ、台風にやられて残念ながら
花が折れてしまいましたが…
(´・ω・`)(´・ω・`)
とにかく、脇芽かきは絶対した方がいいです。
ナスの脇芽はハサミで
カットしてあげてくださいね。
なすの支柱の立て方は?
![](https://mint-green.com/wp-content/uploads/2020/11/eggplant-1717224_1920-160x90.jpg)
茄子の支柱は、一番花が咲き始めた頃には
大分苗も大きくなって来ているので、
本支柱の立て時です。
支柱は先端が三角になっているものが
土に差す方になります。
茄子の実がなった時にきちんと支えることが
出来るように、支柱は複数本をしっかりと
麻ひもをがっちり縛って、
その支柱で苗を支えてあげます。
三本の支柱を交差させたところを
ぎっちぎちに麻ひもで縛ります。
その支柱に、ナスの苗を誘引します。
誘引する時は、麻ひもを8の字にさせて
結びます。
8の字で結ぶ箇所は、きちんと支えられるだけ
ところどころを結んであげましょう。
支柱なしには絶対に茄子の実を収穫する事は
出来ないと思いますので、
しっかりと支えてあげましょう。
ナスの追肥のやり方とは?
![](https://mint-green.com/wp-content/uploads/2020/11/eggplant-2584412_1920-160x90.jpg)
茄子の追肥は、一番果の果実が膨らみ始めたらが
追肥を行うタイミングとなります。
そう、栽培指南書に書かれています。
しかし、私はこれでは遅いと思っています。
というのは、苗で買ったとげなし茄子にも、
花が咲きはじめました。
一番最初に咲いた花は、手で触れたら
ポロっと取れてしまったのです。
ええーー。
これじゃまず結実はしないでしょう!
それでまたお花が咲いたんです。
その茄子のお花をよーく見てみると。
何か足りない…。
めしべ、なくない?
慌てて調べると、肥料の足りていない
茄子の花は、めしべが奥に引っ込んだ状態に
なってしまっているとの事。
逆に、肥料多過の場合は、
めしべがすごく伸びまくってしまうのだそう。
なので元肥だけで足りてる場合はいいのですが、
お花の状態をみて、肥料が足りないなら
すぐに追加した方がいいと思います!
急ぐなら液肥で決まりでしょう。
肥料が足りる状態になったら、
液肥の場合は1週間に一回、
固形肥料の場合は10gほどを
3週間に一回施肥します。
![](https://mint-green.com/wp-content/uploads/2020/11/fertilizer-3045121_1920-160x90.jpg)
ナスの収穫のやり方!取り方にもコツが!?
![](https://mint-green.com/wp-content/uploads/2020/11/eggplant-1610434_1920-160x90.jpg)
茄子の収穫はナスがある程度の大きさに育ったら、
ハサミで切って収穫します。
しかし、ここでひとつ気を付けた方がいいのは、
一番最初の一番果は、
株を疲れさせないために、
7~8センチ程度で収穫してしまう事です。
その次になる茄子は、開花後20日~25日前後で
果実が10~13センチくらいになったら
収穫できます。
ハサミで切って収穫して、
いろんな料理に使ってあげましょう。
まとめ
ナスは太陽たっぷり、お水たっぷり、
肥料たっぷりで育ててあげるといい様です。
しかし私の育てている苗は
まだお花のめしべが伸びてくれず
肥料を追加しているところなのですが、
間に合う事を祈って…!!
あなたが茄子を育てるなら、
ぜひぜひ太陽をガンガン当てて育ててあげてください。
秋なら虫もそんな来ないので、
秋ナスはおススメです!
![](https://mint-green.com/wp-content/uploads/2020/11/tomatoes-4369005_1920-160x90.jpg)
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