アーティーチョークの育て方でエカキムシに効く農薬や対策方法は

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アーティーチョーク

少し珍しい野菜で、近くのスーパーや八百屋ではなかなか目にすることが無い野菜でも、家庭菜園では、比較的簡単に栽培ができるものです。

日々食べている野菜を家庭菜園で育てるのは、実益がありますが、少し入手が困難な野菜の栽培にトライしてみるのも、それなりに楽しみがあります。

そのような野菜の一つとしてアーティーチョークがあります。

アーティーチョークの栽培の方法や、気をつける必要がある害虫のエカキムシについて解説していきます。

 

 

またエカキムシに効果のある、農薬やエカキムシ対策についても解説していきます。

 

 

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アーティーチョークの育て方は

アーティーチョークの育て方についてご紹介します。

アーティーチョークの日本での呼び名をチョウセンアザミといいますが、もともとは地中海沿岸が原産となっています。

 

 

まつぼっくりに似たツボミの部分を食べることができる多年草で、一度食べると癖になるとも言われています。

 

 

アーティーチョークの育て方の中には、種から育てる方法のほかに、株分けも可能です。

苗も販売されており、苗から栽培することもできます。

 

 

種まきの時期は、3月から5月の春まきと、9月から11月の秋まきがありますが、秋まきは、小さな苗で冬越しをしなければならず、春まきの方が育てやすいので、おすすめです。

 

 

発芽して少し大きくなった苗を間引く他に、定植することもできますが、移植を嫌うアーティーチョークは、あまり大きくならないうちの定植が良いでしょう。

 

 

日当たりと水はけに注意しながら、株間を十分にとることがうまく育てていくポイントです。

 

 

アーティーチョークの害虫の一つとしてエカキムシがあります。

エカキムシとはハモグリバエの幼虫のことで、幼虫がアーティーチョークの葉の表面を進みながら葉を食い荒らしていきます。

 

 

食い荒らした跡は、白い筋となり、模様のように見えることからエカキムシと呼ばれています。

 

 

数が少ない場合には、影響はあまり大きくありませんが、大量に発生すると、アーティーチョークは弱り、最悪の場合にはかれてしまうことがあります。

 

 

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エカキムシに効く農薬とは

エカキムシに効く農薬をご紹介します。

アーティーチョークにも良く効くものですので、参考にしてみてください。

 

 

【アーリーセーフ】

アーリーセーフは、水で薄めて散布するタイプの農薬で、使いやすいのが特徴となっています。

 

天然物(ヤシ油)由来の脂肪酸グリセリドを有効成分としているので、安全で有機JAS規格(オーガニック栽培)で使用可能となっており収穫前日まで使うことができます。

 

 

エカキムシの他、アブラムシやうどんこ病にも効果がある殺虫殺菌剤です。

 

 

【ベニカマイルドスプレー】

ベニカマイルドスプレーは、スプレータイプの農薬で、害虫のほかにうどんこ病にも効果を発揮します。

 

 

有効成分は、還元澱粉糖化物と呼ばれる自然由来のもので、有機JAS規格(オーガニック栽培)に適合しています。

 

 

収穫前日まで使うことができる安全性の高さもおすすめのポイントです。

 

 

【STゼンターリ顆粒水和剤】

STゼンターリ顆粒水和剤は、自然界に存在する天然微生物が生成する成分が効果を発揮する農薬の一つです。

 

 

天然成分のため、安全性が高く有機JAS規格(オーガニック栽培)に対応しており、収穫前日まで使うことができます。

 

 

エカキムシの他に、アオムシやヨトウムシにも効果があり、害虫の駆除に時間はかかりますが、食害は散布後すぐにとめることができます。

 

 

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エカキムシ対策とは

エカキムシ対策について解説していきます。

エカキムシを含めて害虫の対策は、捕殺することですが、エカキムシの幼虫の場合には葉の中に生息しており、捕殺は困難です。

 

 

アーティーチョークの葉に、エカキムシが食害した後を見つけた場合には、葉ごと取り除き廃棄してしまいましょう。

 

 

農薬のほかに重曹スプレーも効果があります。

重曹スプレーは、主として成虫の駆除に用いられるものですが、水1リットルに重曹小さじ2杯希釈したものを散布します。

 

 

成虫は葉の食害はしませんが、成虫を退治することで、卵を産ませなくすることができるのです。

重曹スプレーは、アブラムシにも有効です。

 

 

黄色い色に引き寄せられる害虫は多いのですがハモグリバエもその一つです。

 

 

黄色の粘着板が、ホームセンターなどで販売されているので、アーティーチョークの近くに置いておきましょう。

 

 

アーティーチョークが小さいうちであれば、防虫ネットで覆っておくのも良いでしょう。

 

 

防虫ネットを用いる場合には、0.8mm以下の目の細かいものを使用すると、ハモグリバエの成虫が、防虫ネットの目の間から入ってこないので、良いでしょう。

 

 

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まとめ

1.アーティーチョークの育て方でエカキムシに効く農薬や対策方法は

アーティーチョークの栽培の方法や、気をつける必要があるエカキムシ、エカキムシに効果のある農薬に加えエカキムシ対策についても解説していきます。

 

 

2.アーティーチョークの育て方は

アーティーチョークの育て方の中には、種から育てる方法のほかに、株分け、苗から栽培することもできます。

 

 

種まきの時期は、3月から5月の春まきと、9月から11月の秋まきがありますが、春まきの方が育てやすいので、おすすめです。

日当たりが良く水はけの良い場所で株間を取ってそだてます。

 

 

エカキムシはハモグリバエの幼虫のことで、食害の跡が模様のように見えることからエカキムシと呼ばれています。

 

 

3.エカキムシに効く農薬は

エカキムシに効く農薬としては、アーリーセーフ、ベニカマイルドスプレー、STゼンターリ顆粒水和剤があります。

 

 

いずれも自然由来の成分からなっており、安全性が高く収穫前日まで使うことができます。

 

 

4.エカキムシ対策とは

エカキムシ対策としては、食害後のある葉の除去、重曹スプレー、黄色の粘着板の使用、防虫ネットなどがあげられます。

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