ガーデンシクラメンと聞いて、すぐに、どのような花か想像つく方は、かなりの園芸好きですね。
ガーデンシクラメンは、日本生まれで、1996年ごろから、販売が開始されました。
見た目は、普通のシクラメンと同じですが、寒さに強い花に、改良されています。
−5℃以下にならない地方では、屋外で育てることが、可能です。
冬に花を咲かせる、貴重な存在のため、最近、人気が出ております。
寄せ植えにもむいており、組み合わせによって、冬のお庭を華やかにしてくれます。
ガーデンシクラメンの育て方を教えて
ガーデンシクラメンの育て方は、普通のシクラメンと同じです。鉢植えが一般的で、用土もシクラメン用のもので、大丈夫です。
暑さに弱い植物ですので、残暑が終わってから、植え付けがいいです。花屋さんでも、9月ころから、見かけ出します。
花屋さんで、ガーデンシクラメンの苗を選ぶ時は、蕾の多いものを選ぶと、花もたくさん咲きます。花屋さんでも、教えてくれます。
ガーデンシクラメンは、太陽の光が、大好きです。太陽が良く当たる場所に、置いてください。
また、乾燥を好む植物です。水の与え過ぎには、注意しましょう。屋外に置く場合も、雨水の当たらない場所に、置いてください。
風通しの良い、日差しの良く当たる場所が、ガーデンシクラメンには、最適です。
寒さに強い植物ですが、−5℃以下になる所や、霜が降りる所では、屋内に移動する必要があります。
ガーデンシクラメンが、快適に生育していく気温は、10℃から20℃くらいです。花を咲かせるは、10月から翌4月ころまでです。
この温度を維持できると、ガーデンシクラメンは、元気に成長していきます。ガーデンシクラメンは、長い間、花をつけていきます。上手に育てると、長期間、花を楽しむことができます。
ガーデンシクラメンの育て方で寄せ植え方法は?
ガーデンシクラメンの楽しみ方として、寄せ植えがあります。冬でも綺麗に咲いてくれる、ガーデンシクラメンの、寄せ植えの方法を、見ていきましょう。
寄せ植えする時、ガーデンシクラメンの育て方で、重要な事は、深さのあまり無い、浅い鉢を利用することです。
乾燥が好きな植物です、と説明しましたが、鉢が深いと、乾燥しにくくなります。
鉢の中の土が多くなると、それだけ、水分を多く貯えてしまいます。乾燥が好きなガーデンシクラメンでは、鉢の土が少なくできる、浅い鉢が最適です。
もう一つ、寄せ植えで重要な事は、組み合わせる植物選びです。ガーデンシクラメンだけを、寄せ植えするのもいいですが、違う植物との組み合わせも、より綺麗です。
組み合わせる植物も、寒さに強く、乾燥と日差しが好きなものが必要です。
ガーデンシクラメンと相性の良い植物としては、ジュリアンや、カランコエをオススメします。
どちらもガーデンシクラメンと、同じ時期に花を付けます。さらに、乾燥に強く、強い日差しが大好きです。
その他に、葉牡丹も、寄せ植えにむいている植物です。様々な色がありますので、ガーデンシクラメンと、色の組み合わせも楽しめます。
ガーデンシクラメンの育て方で花が終わったら
ガーデンシクラメンは、長い期間、花を楽しむことができます。花が終わったら、しなければならない事があります。
「花がら摘み」と言って、咲き終わった花を、摘み取っていきます。これによって、次々、花を咲かせてくれます。
ガーデンシクラメンの育て方で、重要なポイントです。咲き終わった花を、そのままにしておきますと、見栄えが悪いです。
さらに、無駄な栄養が、咲き終わった花に奪われることにもなります。カビなどの原因にもなります。
しおれた花を、指で引っ張ると、根元から抜けてきます。ハサミなどで切り取ると、雑菌が付く可能性もあります。
引っ張り抜くのが、一番いいです。春になると、ほとんどの花がしおれてきます。
ガーデンシクラメンは、夏の暑さに弱いです。その為、夏場は、水やりをやめて、休眠させます。
風通しの良い日陰で、休ませていきましょう。枯れた葉は、取り除きます。この時期、ゆっくり休ませることにより、冬にまた、綺麗な花をつけてくれます。
ガーデンシクラメンは、球根のある植物です。チューリップなどと同じく、繁殖期以外は、球根を休める必要があります。
秋になったら、また植え替えることにより、大きく成長していきます。
まとめ
ガーデンシクラメンは、冬の花を楽しませてくれる、貴重な存在です。
太陽をよく当てる事と、乾燥させる事によって、長く花を咲かせてくれます。
繫殖期の冬に、たくさん日差しを当てて、球根を大きく育てていけば、翌年には、さらにたくさんの花を、つけてくれるでしょう。
夏場の休眠をしっかり管理する事で、何年もガーデンシクラメンを楽しむことができます。乾燥させるだけで、管理も難しくありません。
寄せ植えにもピッタリの、花ですので、いろいろな組み合わせを、楽しんでみてください。
ガーデンシクラメンの品種も、次々と新しい物が、開発されています。ガーデンシクラメンだけも、寄せ植えも魅力的です。
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