夏野菜の中には、キュウリやカボチャ、スイカなどのウリ科、ナスやトマト、ピーマンなどのナス科などがあります。
暑くて体力の落ちる夏場には、健康を考慮し、オクラなども食べると良いものです。
オクラは、スーパーなどでも良く販売されている野菜の一つですが、家庭菜園でも簡単に栽培することができます。
オクラの栽培の方法について解説していきます。
オクラの植え方で、最適な時期や、植える間隔はどのくらいにすればよいのかについて解説します。
参考にしていただき、美味しいオクラの栽培に挑戦してみてください。
オクラの植え方とは
オクラの植え方について解説していきます。
オクラは、アオイ科の野菜で、原産地はアフリカの北の方です。
とても栄養価が高く特に夏バテしやすい時期には最適な野菜です。
ネバネバしているのがオクラの特徴ですが、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、カロテンのほかに、カルシウムやリン、鉄の他にカリウムなども含んでいます。
オクラは畑でもプランターでも育てることができます。
種から育てる方法でも、あるいは苗を購入する方法でも比較的簡単に育てることができます。
プランターの場合には、野菜用の培養土をホームセンターなどで購入した方が、病気などの発生も少なく良いでしょう。
元肥が入っているものもあるので、良く調べてから購入しましょう。
畑で育てる場合には、種をまく時も、苗を定植する場合も2週間から3週間前までに、苦土石灰をまきましょう。
その後、種まきや、苗を定植する1週間前になったら、たい肥や化成肥料を土によく混ぜておきましょう。
苗を畑に植える場合も、プランターに植える場合も、事前に育苗ポットに種をまいて苗を育てておくこともできます。
発芽して本葉が4枚程度になったら、苗とすることができます。
ホームセンターなどでも、同程度の苗が販売されているので、購入しても良いでしょう。
オクラの植え方で良い時期は
オクラの植え方で良い時期について解説していきます。
オクラは、アフリカの北東部が原産ということもあり、暑さには強い野菜です。
逆に、寒さには弱く気温が低いと育ちが悪くなるので、種まきや植えつけの時期には気をつけましょう。
一般的には、気温が15度より低くなると生長が著しく悪くなるといわれています。
オクラは暑い夏の食べ物と言われるゆえんです。
オクラを苗から育てる場合には、地域によって少しずつ異なりますが5月の上旬から6月中までの間に定植してしまいましょう。
あまり早く苗を定植すると、気温が低く苗の生長が止まってしまうことがあり、遅すぎると暑くなる夏の時期を逸してしまい、オクラの収穫量が減ってしまうことがあります。
種から育てる場合には、種まきを4月中旬ころまでに行い、本葉が4枚程度になったら定植します。
ホームセンターの苗も、4月下旬から5月ころに販売されるようになります。
もちろん種まきを6月に入ってから行っても良いでしょう。
オクラの収穫時期は、気温の高い9月いっぱいですが、6月に入って種まきをしても、ある程度は収穫することができます。
種まきや定植の時期は目安で、オクラの品種や地域によっても少しずつ異なるので、周りの家庭菜園の様子も見ながら調整してみてください。
オクラの植え方で間隔はどれくらい空ける?
オクラの植え方で、株の間隔はどのくらい空けるのが良いでしょうか?
オクラはどの種類もとても大きくなるので、株間が十分とれるように畑を準備しましょう。
オクラは葉も大きく、草丈は1mを超える大きさになります。
倒れやすいので、支柱も必要ですが、少し倒れた場合でも隣り同士がくっつかないようにする必要があります。
プランターに植える場合には、大きめのプランターを準備しましょう。
深さは30cm程度、幅は60cm程度のものを選ぶことをおすすめします。
幅60cm程度のプランターを選んだ場合には、二株程度がオクラの苗を育てる目安となります。
丸い植木鉢などを使う場合には、植えるのは一株程度に抑えておきましょう。
家庭菜園に植える場合には、畝幅は70cmから80cm程度にし、株間は30cm程度はあけるようにしましょう。
苗を定植する場合には、株間30cm程度にすればよいのですが、種から育てる場合には、株間30cm程度となるように、一か所あたり3粒から4粒の種を植えていきます。
発芽したら、苗の生長にあわせ生育状態の良いものが1本残るように間引きをしていきましょう。
苗を購入する場合ですが、一般的には数本が一つのポットに植えられていますが、そのまま植えるようにしましょう。
無理に分けてしまうと枯れてしまうことがあります。
まとめ
1.オクラの植え方で最適な時期や植える間隔はどれくらい空ける?
オクラの栽培の方法について解説していきます。
オクラの植え方で、最適な時期や、植える間隔はどのくらいにすればよいのかについて解説します。
2.オクラの植え方とは
オクラを育てる場合でプランターの場合には、野菜用の培養土をホームセンターなどで購入した方が元肥も入っており良いでしょう。
畑の場合には、定植や種まきの2週間から3週間前に苦土石灰をまき、1週間前に元肥を施肥します。
発芽して本葉が4枚程度になったら、苗とすることができます。
ホームセンターなどでも、苗を購入することもできます。
3.オクラの植え方で良い時期は
オクラを苗から育てる場合には、地域によって少しずつ異なりますが5月の上旬から6月中までの間に定植してしまいましょう。
種から育てる場合には、種まきを4月中旬ころまでに行い、本葉が4枚程度になったら定植します。
ホームセンターの苗も、4月下旬から5月ころに販売されるようになります。
4.オクラの植え方で間隔はどれくらい空ける?
オクラはとても大きくなるので、オクラをプランターに植える場合、30cm程度、幅は60cm程度のものを選び、一つのプランターに二株程度育てます。
家庭菜園に植える場合には、畝幅は70cmから80cm程度にし、株間は30cm程度はあけるようにしましょう。
コメント