キュウリの褐斑病治療対策と褐斑病になった場合食べられる?

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きゅうり

キュウリは代表的なウリ科の野菜で、作りやすさも相まって、家庭菜園では人気があります。

 

時期が来ると、食べきれないほどの実を収穫できるキュウリですが、病気になってしまうと、収量が落ちるので、早めに手を打つ必要があります。

 

 

キュウリ栽培で気をつける必要のある病気の一つとして、褐斑病があります。

 

 

褐斑病になった場合の治療方法と褐斑病予防の対策、褐斑病のキュウリを食べることができるかなどについて解説していきます。

参考にしてみてください。

 

 

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キュウリの褐斑病治療は

キュウリの褐斑病とは、カビ菌を原因とする病気の一つです。

褐斑病の初期症状としては、キュウリの葉に褐色の斑点ができます。

 

 

褐色の斑点は徐々に広がり、手当が遅いとキュウリの株自体が枯れてしまうこともあります。

 

 

褐斑病の発生時期は、ちょうどキュウリの生長時期とも重なるので、早めの対策が必要です。

 

 

キュウリの褐斑病に対して治療する効果がある農薬が販売されているのでご紹介します。

 

 

【GFワイドヒッター顆粒水和剤】

GFワイドヒッター顆粒水和剤は、水で希釈して散布することで効果を発揮します。

 

 

2種類の薬剤が混合されており、強い殺菌作用により治療効果の他に予防効果もあるので、カビ菌が原因の病気に幅広く使用することができます。

 

 

散布した薬剤が植物にしみこむ浸達性により、長い間効果が持続します。

 

 

褐斑病の他に、べと病やうどんこ病、黒星病にも効果を発揮する他、キュウリ以外の野菜にも使用可能です。

 

 

【サンケイオーソサイド水和剤80】

サンケイオーソサイド水和剤80は、カビ菌を原因とする幅広い病気に効果を発揮する保護殺菌剤です。

 

 

使用方法は水で希釈してキュウリに散布するだけなので、簡単でおすすめできます。

 

 

褐斑病の他に炭疽病やつる枯病にも使用できるほか、キュウリ以外の多くの野菜に対応しています。

 

 

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キュウリの褐斑病対策は

キュウリの褐斑病対策について解説していきます。

参考にしてみてください。

 

 

キュウリの褐斑病は、家庭菜園などの土の表面や土の中に潜んでいるカビ菌が、雨などの跳ね返りでキュウリの葉につき伝染していくので、キュウリの葉の下の方から発症する場合が多くなります。

 

 

キュウリの株をよく観察し、褐斑病の葉を見つけたら、早めにとりのぞきましょう。

 

 

そのままにしておくと、他の葉に伝染していくことがあります。

葉を取り除く際には念のため、隣の葉も取り除きましょう。

すでに褐斑病にかかっている可能性もあるからです。

 

 

取り除いた葉は、畑の隅などに置かずに、ビニール袋などに入れ廃棄しましょう。

 

 

褐斑病はカビ菌が原因なので、湿度を好みます。

キュウリの株を植える際には、風通しが良い場所を選び、株同士が密にならないようにしましょう。

 

 

日あたりも大切です。

日当たりが悪いと、キュウリの生長が悪くなるばかりか、水が蒸発しにくくなります。

 

 

土壌の水はけにも注意し、水はけのよい場所を選びましょう。

高畝にして、水はけを良くしても良いでしょう。

 

 

降雨の際の泥はねなどを抑える目的で、キュウリを定植する際にマルチングを行っても良いでしょう。

 

 

 

肥料成分に窒素が多いと褐斑病などの病気が発生しやすくなります。

施肥をする際には、バランスを考慮しましょう。

 

 

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キュウリが褐斑病になったら食べられる?

長い間一生懸命になって育ててきたキュウリが褐斑病になってしまったらショックも大きくなるかもしれません。

せっかくなので食べたいと思う方も多いのではないでしょうか。

 

 

キュウリが褐斑病になった場合に、キュウリの実は食べられるのでしょうか。

 

 

結論から言うと褐斑病を発症したキュウリの株になったキュウリは食べることはできます。

 

 

褐斑病の初期の状態で褐色の斑点ができ始めた段階であれば、食べても問題はないと考えられます。

 

 

キュウリの褐斑病は植物の病気なので、人間などの動物に対しては害はないといわれています。

 

 

褐斑病は最初は葉から発生しますが、病気が進むと多くの葉が褐斑病にかかることになり、褐斑病は葉から実にまで広がることがあります。

 

 

褐斑病が実に広がると、見た目が悪くなり、当然食味も悪く、場合によっては腐っているので、食べないようにすることをおすすめします。

 

 

褐斑病になったキュウリの葉を見つけたら、キュウリの実が少し小さく、大きく育つ前であっても、少し早く収穫し食べてみることをおすすめします。

 

 

キュウリの生長を待っていると、キュウリが育つ間に褐斑病は周囲に広がるので、キュウリが大きくなった時には、実まで褐斑病にかかってしまう可能性があるからです。

 

 

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まとめ

1.キュウリの褐斑病治療対策と褐斑病になった場合食べられる?

褐斑病になった場合の治療方法と褐斑病予防の対策、褐斑病のキュウリを食べることができるかなどについて解説していきます。

 

 

2.キュウリの褐斑病治療は

GFワイドヒッター顆粒水和剤は、2種類の薬剤が混合され、強い殺菌作用によって、治療と予防に効果を発揮します。

 

 

薬剤が植物にしみこむ浸達性を持っており、長い間効果が持続します。

 

 

サンケイオーソサイド水和剤80は、カビ菌が原因の幅広い病気に効果がある保護殺菌剤です。

キュウリ以外の多くの野菜にも使用することができます。

 

 

3.キュウリの褐斑病対策は

キュウリの褐斑病対策としては、褐斑病の葉の取り除き、風通しと日当たりをよくすること、水はけを良くする、マルチング、バランスを考慮した施肥、などがあげられます。

 

 

4.キュウリが褐斑病になったら食べられる?

キュウリが褐斑病になっても斑点が葉にでき始めた初期であれば実を食べることは可能です。

 

 

褐斑病は人間には害はないといわれています。

実まで褐斑病になった場合には、食べない方が良いでしょう。

 

 

葉に褐斑病が見られたら、キュウリの実の生長を待つことなく、早めに食べることをおすすめします。

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