ポインセチアにつく虫で白いのに殺虫剤や予防方法はどうすればよい?

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ポインセチアガーデニング

鮮やかな赤とグリーンが印象的なポインセチアは、クリスマスの定番の植物です。気温の低い冬に、室内で育てていれば、害虫なんて関係ない、と思っていられる方も多いでしょう。

しかし、気温が一定に保たれる室内は、ポインセチアに快適ですが、害虫たちにも快適です。

油断していると、葉の裏側に、白い虫がついている、なんてこともあります。この白い虫は何なのか、どうやって駆除すればいいのか、予防はどうすればいいのか、これらを見ていきましょう。

 

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ポインセチアの虫で白いのは

ポインセチアの葉の裏側に、羽のある1~2㎜くらいの白い虫がついていれば、それはオンシツコナジラミの成虫です。幼虫は少し黄色の虫です。

 

 

羽がなく、やはり1~2mmくらいの白っぽい虫であれば、カイガラムシです。カイガラムシは楕円形をしています。

 

 

もう一つ、ポインセチアの害虫として代表的なのが、アブラムシです。アブラムシも1~2mmくらいで、透き通った黄色や緑色をしています。

 

 

これらの虫は、葉の裏側にくっつき、樹液を吸ってポインセチアを弱らせていきます。葉の裏側にいるので、見つけにくいですが、時折、葉の裏側を確認して見ましょう。

 

 

本来、オンシツコナジラミも、カイガラムシも、アブラムシも春から秋にかけてが、活動期なのですが、室内の温かい所にポインセチアを置いているので、冬でも活発に活動します。

 

 

また、これらの害虫は、樹液を吸うばかりでなく、虫の排せつ物が、「すす病」と呼ばれる病気の原因となります。

 

 

「すす病」は害虫の排せつ物により、カビが発生する病気です。カビによって、ポインセチアが弱っていきます。

 

 

園芸店や花屋さんでも、これらの害虫には気を付けておりますが、やはり完全に防ぐことはできません。その為、ポインセチアを購入した時や、贈り物として頂いた時は、速めの害虫チェックが必要です。

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ポインセチアの虫に効く殺虫剤は

それでは、実際にこれらの害虫がポインセチアについてしまった時の対処方法を見ていきましょう。

 

 

最初に、オンシツコナジラミですが、成虫や幼虫は、粘着テープで捕まえてください。この時、葉を傷付けないように優しくお願いします。

 

 

また、オンシツコナジラミは黄色いものが好きなので、黄色い粘着テープを土の上において置くと、自分から粘着テープにくっついていきます。

 

 

カイガラムシも粘着テープでの駆除がいいのですが、結構、しっかり葉にくっついていますので、柔らかいブラシなどで取り除くのもいいです。

 

 

アブラムシも粘着テープでのくっつけての駆除がいいです。これらの害虫に対する殺虫剤の活用も試してください。

 

 

殺虫剤で一般的なのが、アドマイヤー粒剤です。オンシツコナジラミにも、カイガラムシにも、アブラムシにも効果があります。さらに、効果が長期間有効ですので、使いやすい殺虫剤です。

 

 

使い方は、粒剤を鉢土に混ぜるだけです。これで嫌な虫に効果があります。しかし、オンシツコナジラミの卵には、効き目がないそうなので、一度、オンシツコナジラミが発見された場合は、コマメに葉の裏のチェックが必要です。

 

 

他の害虫においても、完全に駆除するのは難しいです。日頃からポインセチアをよく観察してあげてください。

 

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ポインセチアの虫を予防するには

害虫の駆除方法を見てきましたが、一番いいのは、虫をつけないことです。先ほど紹介しましたアドマイヤー粒剤を散布するのが、確実です。

 

ポインセチアを手に入れたら、すぐに散布するのが、効果的です。すでに、害虫がついていても、それ以上の増殖を防ぐ効果があります。

 

その他にも、黄色いテープも説明しましたが、害虫の習性を逆手にとって、予防していきましょう。

 

 

また、ポインセチアは乾燥を好む植物です。メキシコの乾燥地帯が原産地です。鉢を乾燥させておくことも害虫の予防につながります。

 

 

害虫は適度な湿度が必要ですので、乾燥は嫌います。ポインセチアの置き場所として、日差しのよく当たるところと、風通しのいい所が大事ですが、これらは、虫にとっては、苦手な環境です。

 

 

また、「すす病」もカビが原因ですので、風通しが良く、乾燥したところでは、発生を予防できます。

 

 

しかし、最も大切な予防策は、常にポインセチアを注意して管理することです。買ってきて、貰ってきてそのままにしておくことが最も良くないことです。

 

 

ポインセチアも生き物です。毎日、変化しています。毎日、ポインセチアをよく観察して、ちょっとしたことでも、気付くことが大切でしょう。

 

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まとめ

ポインセチアの害虫について、見てきましたが、参考になったでしょうか。ポインセチアに限らず、害虫対策は予防が先決です。

弱ってしまったポインセチアを復活させるには、いろいろ苦労があります。害虫をつけないことが一番ですが、それは難しいです。

もう、害虫はついていると思って、管理に当たりましょう。害虫も見つからないように、見えにくいところに潜んでいますが、普段から、ポインセチアをよく見ていれば、見つけることはできます。

 

複数の鉢を持っている場合、片方に害虫がいると、違う鉢のも害虫がいる可能性が高いです。新しいポインセチアを手に入れた時は、他の鉢の為にも、害虫対策をしっかりしてください。

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