ポインセチアの挿し木方法と水差しに飾るコツと根が出ない対策は?

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ガーデニング

ポインセチアと言えばクリスマスの代表的な植物ですよね。

「クリスマスフラワー」との名が付くだけにクリスマスの時期に購入したり、プレゼントなどの受け渡しをする人も多いと思います。

クリスマスカラーでもある、真っ赤なポインセチアはお部屋にひとつ置いてあるだけでも一気にクリスマスムードを高めてくれますが、鉢植えで置いておくほかに一輪挿しにするのもおすすめです。

その場合、鉢植えを増やすのではなく、すでにお持ちの鉢植え(ひとつの株)から増やすことができたら嬉しいですよね。

今回はそんなポインセチアを増やすための挿し木の方法や、挿し木を水差しとして飾る方法などをレクチャーしたいと思います。

 

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ポインセチアを挿し木にする方法は?

それではポインセチアを挿し木にする方法について見ていきましょう。

 

■新芽の生えている枝を、5センチから10センチほど斜めに切り取ります。

この切り取った枝の先を挿し木にしていきます。

枝先の天芽の方が発根しやすいです。

 

 

■水の蒸発を防ぐために上にある葉っぱを、2枚から4枚残して、ほかの葉を切り落とします。

 

 

■切り口から出る樹液を洗い流すため、水を張った容器に切り取った枝をつけます。

そのままですと、樹液が固まって、発根しにくくなるからです。

 

 

(このとき、ポインセチアの切り口から出てくる乳白色の樹液に注意してください。

 

 

直接触ってしまうと、皮膚が弱い人はかぶれてしまうことがあるので、手袋を使用しましょう。

万が一触れてしまった場合は水やお湯で洗い流すようにしてください。)

 

 

■剪定した枝の切り口から樹液が流れでなくなったら、水を変えて1時間ほど水につけます。

 

 

■挿し木の用土は、赤玉土か酸度調節済みのピートモスを鉢かプランターに入れて湿らせておきましょう。

 

 

■指や割りばしなど細い棒を使って土に穴をあけます。

その際、発根促進剤がある場合には、用土に挿す前に切り口に薬剤をつけてください。

 

 

(メネデールの場合は、100倍くらいに薄めた液に5分ほど浸けてから挿します。)

 

 

挿し穂をそっと穴に差し込み、土をかけ軽く押さえます。

 

 

■挿した鉢は直射日光が当たらない、明るい日陰かつ風通しの良い室内に置いて、管理しておきます。

 

 

■発根するまで、土や葉を乾燥させないように注意しましょう。

また、発根するにはある程度の明るさが必要なので、あまり暗い場所は避けるようにしてください。

 

 

■20日から30日ほど経ち、根と新芽が生えてきたら、根を傷めないように注意しながら4〜5号鉢に植え替えましょう。

その後は、温度や水やりに注意して通常通りに管理して育ててください。

 

 

なお、もし一週間ぐらいでしおれてしまう場合は、切り口を切りなおして、水を吸わせた後、発根促進剤をつけて、もう一度挿してみてください。

日中しおれていても、夜になると元気になる場合は大丈夫です。

 

 

ポインセチアを挿し木で増やす際は、「清潔に」を心がけることが大切です。

そのため挿し床に使う用土は、新しい清潔なものを用意しましょう。

間違っても、古い鉢土を使わないよう注意してください。

 

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ポインセチアの挿し木を水挿しに飾ろう

ポインセチアを挿し木にしたら、次は水挿しに飾ってみましょう。

 

長さ5cmから10cmほどの挿し穂を用意します。

枝の下の方に葉があるものは取り除き、節が水に浸かるようにしましょう。

 

 

置き場所は直射日光が当たらない明るい日陰に置いてください。

水は適宜入れ替えて、常に清潔な状態を保ちましょう。

 

 

うまく行くと1ヶ月ぐらいで根が伸びてきますので十分発根したら、根を傷めないように注意しながら鉢上げし、新しい苗として育てていきましょう。

 

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ポインセチアを水挿しに差しても根が出ない場合は?

ポインセチアを挿し木にして水差しにしても、根が出ない場合の対処法について見ていきましょう。

(挿し木から根が出ないと枯れてしまう事もあるので、早急に手を打つのがいいです。)

【フローラHB101】

HB-101の500倍~1,000倍液の水に付けてください。

(春・夏・秋・冬の1年中。1日~10日に1回。標準は1週間に1回。)

 

こちらはとにかく植物を元気にしてくれます。

なかでも挿し木の根っこだしはすさまじく、根っこが勢いよく生えてきます。

水に挿していたら、そのまま枯れてしまいそうだった植物も見事に復活してくれました。

 

 

【メネデール】

花瓶の水にメネデールを適度(100倍液が目安)に加え浸してください。

 

 

肥料、農薬ではないため、毎日使える植物活力素で、発根を促してくれる、植物のサプリメントです。

 

 

【ルートン】

切り口に粉末をまぶしたり、ペースト状に練ったものをつけてください。

(その際多量につけないように注意しましょう。)

 

 

発根を促進させる植物ホルモン剤です。

発根が促進され、活着に高い効果を示します。

 

 

【炭酸水】

炭酸水に一晩つけておきます。

 

 

炭酸水で成長を促進させる働きがある事と、切り口の腐敗を抑えてくれる働きもあるようです。

 

 

 

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まとめ

鉢植えで育てることが多いポインセチアですが、挿し木の方法を知っていれば簡単に増やすことができます。

 

挿し木を覚えると、まさに植物の生命を直に感じる事ができるため、より育てることが楽しくなることでしょう。

 

 

剪定をする際は樹液に注意し、ポインセチアを増やしてみてください。

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