さつまいもが枯れる・・・復活方法と病気の場合の対策と枯れる原因は?

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さつまいもさつまいも

さつまいもはじゃがいもと同じように育てやすい野菜の代表格ともいえる存在です。また味も良いので、家庭菜園やプランターなどでも盛んに栽培されています。

さつまいもは肥料もあまり必要ではなく、乾燥にも強いので、植えておくだけで、秋にはおいしいさつまいもが収穫できるのですが、せっかく植えた苗が枯れてしまうことがあります。

さつまいもが枯れたように見える場合の復活方法や、さつまいもによくみられる病気、そして枯れる原因などについて解説していきます。

 

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さつまいもが枯れる・・・復活させるには?

せっかく植えたさつまいもの苗が枯れるのはショックなことです。

今までの苦労が水の泡になってしまったような気分になるかもしれません。

 

でもあきらめるのはまだ早いので、枯れた場合に復活法をご紹介します。

参考にしてみてください。

ひとつめは、枯れてしまったように見えても実は枯れていない場合があることです。

さつまいもはとても丈夫な植物で、めったなことでは枯れません。

しおれて枯れてしまったように見えても、実は生きている場合がほとんどなのです。

土の上に出ている部分が枯れてしまったり、元気が無くなっていても、土の中のつるや根が生きていれば、またその部分から芽が出て復活してくる場合があるので、根気よく待ちましょう。

ただし、植物なので本当に枯れてしまうこともあります。そんなときの復活方法をご紹介します。

さつまいもの苗を複数本植えた場合には、すべての苗が枯れることはまれで、かならず元気に育つ苗があります。

元気な苗が育ち、30cm位になったら元気な部分を切り取って、枯れた苗の場所に植えてやれば、そこから生長を始めます。

ただし、もともとの苗より苗を植えた時期が遅くなるので、収穫も遅くなります。

同じ時期にさつまいもの収穫はできませんが、時期をずらしてやれば、十分に育ったさつまいもを時間差で収穫することができます。

 

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さつまいもが枯れる病気とは

さつまいもが枯れる病気をご紹介します。

代表的なものは基腐病(もとぐされ病)、ほかには立枯病やうどんこ病があります。

基腐病は糸状菌(カビ)が原因の病気で、さつまいもが腐ったり、葉や茎が枯れてしまう病気です。

発病すると、発病した株で作られた胞子や、水を介して他の株に伝染していくので、発病した株を速やかに取り除きましょう。

取り除いた株を畑に残しておくと、翌年また発生してしまう恐れがあるので、袋などに入れ廃棄しましょう。

排水の悪い畑で育てると発症しやすいので、畑の水はけには注意しましょう。

苗の消毒も効果的です。

立枯病は、土の中の放線菌などによっておこる土壌病害です。

発症した場合には、苗を植えてから2週間から3週間たつと葉の色が変色し始めます。

葉の色が黄色や紫色となり、つるがあまり伸びなくなりますが、そのまま枯れてしまうこともあります。

症状が軽い場合には、ある程度育ちますが、さつまいもに黒い丸のような跡ができたり、へこんでしまったりします。

変色やへこみは、表面近くで深く進行することは無いのですが、奇形になることもあります。

土壌のpHが高いと発生することが多いので、植える前にpHを測定しあまり高い場合にPHを少し調節することをおすすめします。

また立枯病に強い品種としては、紅あずまがあげられます。

土壌殺菌なども予防効果があります。

うどんこ病は、葉の表面が白くなるカビが生えてしまう病気です。

葉や茎が変形し枯れてしまうこともあります。

立枯病やうどんこ病には土壌の消毒が効果的です。

適した消毒剤が販売されているので活用してみましょう。

また症状がでた株は早めに取り除きましょう。

 

 

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さつまいもが枯れる原因は

さつまいもが枯れる原因について解説していきます。

さつまいもが枯れる原因としては、基腐病や立枯病、うどんこ病などの病気などがあります。

そのほかには、害虫の影響も考えておく必要があります。

アブラムシは、さつまいもに限らず野菜の代表的な害虫です。

さすがに大きく生長したさつまいもを枯らすことはありませんが、小さい苗のうちに発生してしまうと、枯れる場合もありますので、見つけたら殺虫剤で駆除しましょう。コガネムシは、成虫のみならず幼虫もさつまいもを枯らしてしまうことがあります。

幼虫は、地中に生息しており、根を食害していくので、さつまいもは栄養や水分を吸収できなくなり、枯れてしまうことがあります。

成虫は、主として葉を食害します。

少ない数の場合にはあまり問題になりませんが、大量に発生してしまうと、さつまいもを枯らしてしまう原因となります。

さつまいも根こぶ線虫は、土の中に生息しており、根に侵入し寄生します。根こぶ線虫が寄生するとしおれてしまったり、最悪の場合には枯れてしまうこともあります。さつまいもが枯れる大きな原因としては水分の不足があります。

さつまいもは乾燥に強い野菜なのですが、植えた直後はまだ根も十分に伸びていないので、枯れてしまうことがあります。

植えた直後は、苗がしおれてしまっている場合が多いので、雨が降らないようなら、苗が元気になるまで水をたっぷり与えましょう。

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まとめ

  1. さつまいもが枯れる・・・復活方法と病気の場合の対策と枯れる原因は?

さつまいもは、乾燥にも強く育てやすい野菜ですが、枯れることはあります。さつまいもが枯れた場合の復活方法や病気の場合の対策、そして枯れる原因を解説します。

  1. さつまいもが枯れる・・・復活させるには?

さつまいもは、とても強い野菜で枯れてしまったと思っても土の中の茎や根が生きていれば、そこから新しい芽が出る場合があります。

完全に枯れてしまった場合には、他の株を切り取り植えておけばさつまいもを収穫することができます。

3.さつまいもが枯れる病気とは

さつまいもが枯れる病気には、基腐病、立枯病、うどんこ病などがあります。

病気に合わせて、苗や土壌の殺菌を行うと発生を抑えることができます。

 

4.さつまいもが枯れる原因は

さつまいもが枯れる原因には、病気のほかに害虫があります。

アブラムシ、コガネムシ、さつまいも根こぶ線虫などに注意しましょう。植え付け時には、雨が降らない場合には、植えた後にたっぷりと水を与えましょう。

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