トマトにつくカメムシを無農薬で対応するには? ネット等で対策が有効?

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カメムシミニトマト&トマト
カメムシ

家庭菜園で人気のトマト。私自身もミニトマトを育てていて、今年はたくさんの実がつき、生育過程を見るのが毎日の楽しみとなっています。

しかし、トマトの実がなりはじめたら、カメムシに注意しましょう。

カメムシはせっかく実ったトマトを食べてしまう(汁を吸害する)ため、対策が必要となります。

また、せっかくの家庭菜園、無農薬で育てるのが理想的ですよね。

対策として「防虫ネットを使用する」「手作り防虫剤をまく」などがあります。それぞれについて詳しくみていきましょう。

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トマトにつくカメムシ、無農薬で対応するには

トマトにつくカメムシを無農薬で予防したい場合、「竹酢液」を散布する方法があります。

竹酢液とは、竹を蒸し焼きにして、炭化するときに煙突から出る排気ガスを採取し、それを冷却することで液化させ収集したものです。消臭や殺菌・防菌・防虫効果などがあるとされています。

また、竹酢液にはカメムシ予防の他にも嬉しい効果があります。

土壌の有用微生物の成長を促してくれたり、ミネラルを植物に吸収を促してくれたり、植物の生長を補助など様々な効果があるのです。

家庭菜園にはとても魅力的な商品ですよね。

竹酢液の原液は薬局やホームセンターなど身近なところで入手できます。小さいものですと300㎖で600円前後、1Ⅼ1.5Ⅼの量ですと約1,000円前後の価格となっています。

竹酢液は用途がとても豊富で、入浴剤や生ごみ消臭剤としても利用でき、お財布にも優しい商品ではないでしょうか。

肝心の使用方法は、とても簡単で、原液を水で5001000倍希釈したものを土に散布します。

また、原液を薄めて使うことに抵抗のある方には、竹酢液をそのままスプレーできる商品もあります。ネット通販では500㎖約880円前後で販売されています。

原液と比べると少しお高いですが、そのまま植物にスプレーできる手軽さが魅力的ですよね。

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トマトにつくカメムシはネットが有効?

トマトにつくカメムシの予防法として、防虫ネットをつける方法も有効です。カメムシがつく前にネットで覆うことで、被害を防止できます。

こちらもホームセンターやインターネット通販で入手できます。また、より低価格のものを探されている方には、100円ショップのネットを使用する方法もあります。

具体的な使い方ですが、まず①防虫ネット②支柱(まっすぐなものorドーム型のもの)4本③麻ひもorただのひもを準備してから、プランター四隅に支柱をたて、ひもで固定します。(アーチ状の支柱は、4本を等間隔に並べるように立てます)

その上に防虫ネットをぶせて、プランターごと覆いかぶせましょう。隙間がないように、しっかりとネットを固定するのがポイントです。

防虫ネットはネット内部に十分な余裕があれば、収穫までかけたままで大丈夫です。

また、水やりの際は、防虫ネットはかけたままで大丈夫です。

比較的手間もかからずに予防できるので初心者のかたにも挑戦しやすいですよね。

もっと簡単にしたいという方には、プランターと防虫ネット用品がセットになった商品や防虫カバーといった商品もインターネット通販で販売されていますので、お好みの商品を試してみてはいかがでしょうか。

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カメムシがトマトにつくのを対策するには

トマトにつくカメムシの対策法として「竹酢液を使う方法」「防虫ネットを使う方法」の2つをみてきました。

それぞれに嬉しいメリットがある反面、デメリットも実は存在していますので、お話していきますね。

竹酢液のメリットは、無農薬でトマトを育てられること、土壌環境を整えてトマトの生育を助けてくれることなどがあります。

一方のデメリットですが、竹酢液は化粧品でも医薬品でも無く、雑品と呼ばれるものになります。それゆえに安全性を謳うことは出来ない商品となっています。

その点において、あくまでも使用される方々の自己責任を問われることになる点です。

次に、防虫ネットのメリットですが、なんと言っても防虫能力や耐久性にとにかく優れていること、そして種類が豊富なこと、無農薬で育てられることなどです。

一方のデメリットは、プランターごとネットで覆ってしまうために、追肥や除草がやりにくいことです。

どちらの方法でも無農薬でカメムシ対策ができることは、一番嬉しいメリットですよね。

ここにあげたメリット、デメリットに加えて、ご自身の作業負担や金銭的な負担をふまえてご検討いただき、よりお好みにあった方法となれは嬉しいです。ぜひ家庭菜園のトマトを成功させましょう。

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まとめ

今回はトマトにつくカメムシを無農薬で対策する方法についてみてきましたが、いかがでしたでしょうか?

竹酢液、防虫ネットのそれぞれのメリット、デメリットについてもお話させて頂きました。

カメムシは農業上でも重要な害虫とされています。繁殖期は4月~7月で、特に夏の時期は活動が活発になります。

そのため、梅雨時期の対策がトマトの収穫に大きく影響してきます。

じめじめとした梅雨の時期は、モチベーションが下がり気味になりますが、梅雨明けのトマト収穫を目指して、いまの時期にしっかりとカメムシ対策をしてみるのはいかがでしょうか♪

カメムシ対策に悩まれている方のお力添えに少しでもなれましたら幸いです!

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