ジャガイモの害虫でテントウムシ似の虫対策や防除(予防)方法は?

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テントウムシダマシじゃがいも

ジャガイモを育てていると、テントウムシのように背中にホシのある虫をよく見かけます。テントウムシより、ホシの数が多くて、テントウムシ程、表面がツルっとしていないこの虫。

実はテントウムシではなく、ジャガイモの葉や茎を食べる害虫です。テントウムシは、ジャガイモに付いたアブラムシを駆除してくれる、益虫です。

見た目は似ていますが、ジャガイモにとっては厄介な虫です。この虫は、テントウムシダマシです。

このテントウムシダマシが増えると、ジャガイモの生育は悪くなります。さらに畑の他の野菜にも、広がっていきます。

テントウムシダマシの予防や、駆除の方法を見ていきましょう。ジャガイモだけではなく、他の野菜にも使えます。

 

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ジャガイモの害虫でテントウムシそっくりな奴がいる

ジャガイモの害虫、テントウムシダマシは見た目には、テントウムシにそっくりです。

オレンジ色に黒いホシがあり、形もそっくりです。しかし、よく見るとホシの数がテントウムシより、かなり多いです。

この見た目が、テントウムシと区別するポイントです。テントウムシダマシは、ナス科の植物に取り付いて、葉や茎を食べます。

幼虫も葉の裏側にくっついて、葉を食べていきます。家庭菜園ではジャガイモを、最初に植えることが多いです。

そのため、ジャガイモからテントウムシダマシが発生し、ナスやトマトなどのナス科の植物へと広がっていきます。

テントウムシダマシは、葉の柔らかいところだけを食べていきます。食べられた後は、葉脈だけが残り、スケスケになってしまいます。

その状態では光合成ができませんので、ジャガイモは弱ってきます。幼虫の段階でも、葉を食べていきます。

逆にテントウムシは、ジャガイモの害虫であるアブラムシを食べてくれる、有益な虫です。

アブラムシもジャガイモの葉や茎から樹液を吸い取って、ジャガイモを弱めていきます。

 

 

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ジャガイモの害虫対策とは

ジャガイモの害虫対策で、一番有効なのは薬剤の散布です。種イモを植え付け、芽が出てきたらすぐに薬剤を使うのが効果的です。

「ベニカXネクストスプレー」は、スプレーですので散布しやすく、ジャガイモ以外にも使えます。

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新芽に散布することによって、はじめから害虫をジャガイモに付かせないことができます。「ベニカXネクストスプレー」は、家庭菜園用の薬剤ですので、安全ですが効き目は十分あります。

薄めて散布することもなく、ジャガイモが成長してきたら、散布を続けていけば、テントウムシダマシ以外の害虫対策もできます。

大量にジャガイモを育てる方にとっては、スプレーでの散布は大変ですが、家庭菜園であれば十分です。

他にも「モスピラン・トップジンMスプレー」など、各社から家庭菜園用の薬剤が販売されています。

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成分などが違いますが、効果は十分です。また、家庭菜園用の薬剤ですので、安全性も高いので安心して使用できます。

たくさんジャガイモを栽培して、広範囲に薬剤を散布する必要がある場合は、「家庭園芸用GFオルトラン水和剤」を希釈して、噴霧器などで散布すると簡単です。

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噴霧器を使えば、広い畑も一気に薬剤を散布できます。こちらの薬剤も、安全性は問題ありません。

 

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ジャガイモの害虫防除とは

ジャガイモの害虫の防除としては、先ほどの薬剤散布の他に、いろいろあります。

薬剤を使うのに、抵抗感のある方もいるでしょう。簡単な方法としては、害虫をジャガイモに付けないことです。

畑でジャガイモを栽培する場合、種イモの植え付けと同時に、防虫ネットで掛ける方法です。

 

 

不織布でできた防虫ネットが、ホームセンターなどで販売されています。これによって、外から害虫が侵入するのを防ぎます。

防虫ネットを掛けることによって、風を防げたり、霜を防ぐこともできて効果は害虫予防以外にもあります。

防虫ネットを掛けると土の温度も上がりますので、ジャガイモの芽が出るのも、早くなります。

違う方法としては、テントウムシダマシなど害虫を見つけ次第、取り除くことです。プランター栽培などの場合は、この方法でも大丈夫です。

テントウムシダマシの幼虫は、葉の裏に取り付いていますので、葉の裏側までよく探して取り除いてください。

栽培するジャガイモの量によって、害虫の防除の仕方も変わってきます。また、栽培する場所でも変わってきます。

ベランダなどでプランター栽培するときは、害虫もそれほど気にしなくても大丈夫です。

しかし、畑で栽培する場合は、しっかりとした防除対策が必要です。薬剤を使うのが簡単で、効果も高いです。

 

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まとめ

ジャガイモの害虫、テントウムシダマシを中心に見てきました。せっかく植えたジャガイモが、害虫に食べられては悲しいです。

ジャガイモ自体は土の中ですが、葉が大きく育たないと、イモも大きくなりなりません。

特に発芽したての新芽は柔らかく、害虫も狙っています。害虫対策は早い段階から必要です。

一度増えてしまった害虫は、なかなか駆除が大変ですので、こまめにチェックして、害虫を増やさないようにしてください。

特にジャガイモで害虫が繁殖し、他の作物に広がってしまうのは、最悪です。他の野菜のためにも、注意が必要です。

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