ミニトマトのモザイク病対策は?ミニトマトは食べれる?予防法は?

スポンサーリンク
裂果しそうなトマト ミニトマト&トマト
photo by pixabay

真っ赤な実をたくさんつけて、私たちの目も食卓も楽しませてくれる、ミニトマト。

家庭菜園の中でも、人気NO1のミニトマトですから、育てている方も多いですね。

 

ミニトマトを元気に育てるには、モザイク病の対策は、欠かせません。

 

モザイク病とは、多種の植物がかかる可能性のある、ウィルス性の病気ですが、ミニトマトにモザイク病の対策をしっかりととってあげれば、防ぐことが出来ます。

 

ここでは、ミニトマトのモザイク病対策と、予防法について、お伝えします。

スポンサーリンク

ミニトマトのモザイク病対策とは

モザイク病は、残念ながら治すことの出来ない、植物の病気です。

 

でも、ご安心ください。

 

適切な対策をとれば、大丈夫。

大切なミニトマトを守ってあげることが出来ます。

 

⭐︎モザイク病とは?

モザイク病は、ウィルス性の病気で、多くは、アブラムシから感染します。

また、接触感染もするので、モザイク病に感染している株に触った手や、手入れをした刃物類からも感染することがあります。

 

⭐︎ミニトマトのモザイク病の症状は?

ミニトマトがモザイク病にかかると、新しい葉から、薄い緑色の点々ができます。

やがて、葉脈に沿って、薄い緑色の筋が出来て、それが、モザイクのように広がって行きます。

感染が進むと、黒い斑点がミニトマトの葉や実にでき、成長が悪くなったり、ミニトマトの実が変形したりもします。

⭐︎ミニトマトがモザイク病にかかった時の対策は?

モザイク病に対応する農薬は、まだありません。


ミニトマトがモザイク病にかかった時の対策は、まず、速やかに株を取り除いてください。

その際、ビニール袋などに入れて、他の植物に触れないようにしましょう。


土壌感染はしないと言われていますが、感染したミニトマトの根が土に残らないように、周りの土も多めに取り除くと安心です。

 

日頃から、よく観察をして、ミニトマトがモザイク病にかかった時は、早めに対策を取れるようにしましょう。

スポンサーリンク

ミニトマトがモザイク病に…食べれるの?

ミニトマトがモザイク病にかかってしまったら、その実は食べられるのか、気になりますね。

 

ミニトマトがモザイク病にかかっても、モザイク病は、人には感染しないので、食べることはできます。

 

ミニトマトがモザイク病にかかった初期で、まだ実には影響がなければ、モザイク病にかかったミニトマトの株を抜く前に、収穫してしまいましょう。

 

収穫する時は、モザイク病にかかったミニトマトの実や、触った手が他の株や、植物に触れないように、十分に注意してください。

 

また、モザイク病にかかったミニトマトに使ったハサミなどの刃物は、よく洗って、アルコールで消毒しましょう。

 

収穫したミニトマトは、流水でよく洗い、気になるようでしたら、トマトソースなどの加熱調理に使うと良いでしょう。

トマトソースはたくさん作っても、冷凍保存できるので、大丈夫です。

沸騰したお湯にくぐらせて、オリーブオイルでマリネしても、サラダや、お料理の付け合わせに使えて、便利です。

 

ミニトマトのモザイク病が進行して行くと、実が変形したり、味が落ちたりします。

そうなったミニトマトは、あえて食べることはお勧めしません。


それよりも、適切な対策をとって、残ったミニトマトの株を元気に育てることを考えましょう。

スポンサーリンク

モザイク病の予防方法とは?

モザイク病は、一度かかると、治すことが出来ないので、予防することがとても大切です。

 

モザイク病は、アブラムシが感染源になります。

アブラムシが、モザイク病にかかったミニトマトの汁を吸い、他のミニトマトに移って来ることで、モザイク病が広がってしまいます。

 

ですので、アブラムシを寄せ付けないことが、モザイク病の一番の予防方法です。

ミニトマトのアブラムシ対策としては、

①ミニトマトの植え付けと同時に、シルバーマルチを株元に敷く。

アブラムシは、光るものを嫌うので、ミニトマト栽培の初期から、シルバーマルチなどの光るものを株元に置くことで、アブラムシがよってこなくなります。

 

②木酢液や、米酢、ハッカ油を薄めたものを定期的にスプレーする。

木酢液や米酢、ハッカ油をスプレーボトルに入れ、水で50100倍に薄めたものを、1週間に2回くらいスプレーしておくと、アブラムシ忌避効果があります。

 

③ミントの鉢をそばに置く。

アブラムシは、ミントの香りを嫌うので、ミントの鉢をミニトマトの周りに置いてあげることも効果的です。

アブラムシ対策のミントは、香りの強いスペアミントがお勧めです。

 

④ミニトマトのアブラムシに効く農薬を使う。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【ネコポス可 2個まで】チェス顆粒水和剤 100g
価格:2360円(税込、送料別) (2021/8/21時点)

楽天で購入

 

ミニトマトの株にアブラムシを見つけたら、速やかに駆除するためには、農薬が効果的です。


チェス顆粒水和剤(殺虫剤)は、ミニトマトのアブラムシに効くと評判の良い農薬です。


また、ベニカベジフルスプレーは、収穫前日まで使うことが出来、安心して使うことのできる、農薬殺虫剤です。

 

*農薬は、使用方法、使用回数を守って使いましょう。

*保管は、ペットや小さなお子さんの届かないところに、しっかりと保管してください。

スポンサーリンク

まとめ

 

ミニトマトのモザイク病対策と、予防法についてお伝えしました。

・ミニトマトがモザイク病にかかった時の対策は、速やかに処置をして、他の株や植物が感染しないようにする。


・モザイク病にかかったミニトマトを触った手や、刃物はしっかりと洗い、アルコール消毒をする。


・ミニトマトにモザイク病を感染させるアブラムシ対策を徹底的にすることが、モザイク病の予防になります。

 

早めの対策で、ぜひ、大切に育てているミニトマトをモザイク病から守ってあげましょう。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました