クリスマスに思い浮かぶ植物と言えば何を思い浮かべますか?「もみの木」や「シクラメン」がありますが、赤い花と緑の葉のコントラストがキレイな「ポインセチア」を思い浮かべる方が多いのでは無いでしょうか。
クリスマスまでに育て方を覚えて、キレイに花を咲かせたポインセチアは、クリスマスが終わった後もせっかくだったらそのまま楽しみたいものです。
冬に楽しむポインセチアですが、寒さに弱いという弱点があります。その為には冬越しの方法をしっかりとすることで、翌年のクリスマスにも楽しむことが出来るかもしれません。
今回は、ポインセチアのクリスマス迄の育て方、クリスマスの後の管理方法、冬越しの方法をお伝えしていきますので、是非最後まで読んでくださいね。
クリスマス迄のポインセチアの育て方は?
クリスマスにぴったりなお花の「ポインセチア」ですが、ここでは、クリスマスシーズンに元気いっぱいな姿で過ごすための育て方をお伝えしていきたいと思います。
ポインセチアは冬にお花を咲かせるので、寒さに強いと思っている方が多いのではないでしょうか。ですが、ポインセチアはメキシコが原産で実は寒さにとっても弱いんです。
クリスマスに元気な姿で迎えるために以下の点に注意して、ポインセチアを育ててください。
【クリスマスを元気な姿で迎える為の育て方】
育てる場所に気をつける
ポインセチアは先ほどもお伝えしたように、寒さにとても弱いです。気温が10度以下になると枯れ始めます。ですので、室内で育てるようにしましょう。
その際気を付けなくてはいけないのが、置く場所です。ポインセチアは沢山日に当てる必要があります。ですので、窓辺に置くことが多いでしょう。
窓辺は日中は良く日に当たりますが、日が落ちると寒気で10度以下になることがありますので、少し窓辺から離して、寒暖差が大きくならないように注意しましょう。
また、ポインセチアは何かの拍子で傷がついて、そこから枯れてしまうことがあります。ですので、窓辺に置く際はカーテンに触れて傷がつかないようにするのも大切です。
ポインセチアをクリスマスシーズンまでに元気に育てるポイントとしては育てる場所です。寒さと傷で枯れないように注意しながら育てましょう。
ポインセチアはクリスマスが終わったらどう管理する?
さて、ポインセチアはクリスマスにピッタリなお花ですが、赤いお花がとってもきれいなお花で、クリスマスが終わったからといって、育てるのをやめてしまったらもったいないですよね。
ここでは、クリスマスが終わったらポインセチアはどのように管理をするのかお伝えしていきます。
先ほどもお伝えしたようにポインセチアは寒さにとっても弱いです。ですので、クリスマスが終わった後も室内で寒暖差に気を付けながら育てます。
そして、ポインセチアは乾燥した環境を好みます。ですので、水やりは土が乾燥したら、あげるようにします。お花を長持ちさせたいので、水を沢山あげてしまいがちですが、それは逆にポインセチアを枯らしてしまいます。
ポインセチアに水を上げるタイミングは「土が乾いたら」ですが、それを判断するのはとても難しいです。
土の乾き具合を確認する方法は、「割り箸を土に差して確認する」といった方法や、「水を上げた後の重さを覚えておき、乾いた頃に持ち上げて、軽くなるのを確認する」といった方法もあります。
また、水のあげ方は上からドバドバあげるのではなく、注ぎ口がスリムなジョウロを使って株元の優しくあげるのがgood。鉢土から水かチョロと出る程度まで水をあげて下さい。受け皿のお水は捨てるようにしてくださいね。
水を上げるのは午前中がいいでしょう。夕方にあげると冷え込みで凍結してしまう可能性があります。
また、冬なので、お部屋の中は暖房で乾燥していることが多いです。あまりにも乾燥しているなぁ。と感じたら、葉水をあげるのも良いでしょう。
ポインセチアの冬越し方法とは?
それでは最後にポインセチアの冬越しの方法をお伝え致します。寒さに弱いポインセチアですが、しっかりとポイントを抑えることで、来年のクリスマスにはまたきれいなお花を咲かせてくれます。
ポインセチアは今までお伝えしてきたポイントをしっかりと守ることで、冬越しをすることが可能です。そのポイントを振り返りましょう。
【ポインセチアの冬越し方法①】
育てる温度に気をつける
ポインセチアは何度もお伝えしている通り、寒さに弱いお花です。クリスマスに見かけることが多いですが、寒さにはめっぽう弱いです。
育てる気温は10度以上にし、必ず室内で育てるようにしてください。
【ポインセチアの冬越し方法②】
日光によく当てる
ポインセチアは日光が大好きなお花です。ですので、太陽の光を沢山当てられるところに鉢を置きましょう。そうなると、置くのは窓辺になると思います。
そこで注意てほしいのが、昼と夜の寒暖差です。窓辺に置くと日中は良く太陽に当たっていいですが、日が落ちると窓からの寒気で10度以下になってしまうことあります。
ですので、窓からは少し離して寒暖差の少なく、よく太陽の光が当たるところにおいてください。
【ポインセチアの冬越し方法③】
水のあげすぎに注意
メキシコ原産のポインセチアですから、乾燥した環境を好みます。お花ですから、「毎日水やりをするのが当たり前」と思って、水やりをすると根腐れをおこして枯れてしまいます。ポインセチアの水やりは土が乾いてからあげるようにしてください。
また、咲き終わったお花や、黄色くなった葉は摘み取って株の負担を減らすようにしましょう。
まとめ
今回はクリスマスまでのポインセチアの育て方や、クリスマスが終わった後の育て方、冬越しの方法をお伝えしてきました。皆さんのポインセチアが枯れることなく次のクリスマスにキレイなお花を咲かせてくれることが出来たら本当に嬉しいです。
最後に冬のポインセチアの育て方にアドバイスを一つお伝えいたします。それは肥料です。キレイなお花を長持ちさせたいと思い肥料をあげることはよくあります。
ですが、冬の間はポインセチアは休眠期間になるので肥料は必要ありません。沢山栄養をあげたいと思って肥料をあげても休眠期は根から栄養を吸収できません。
5月くらいからは生育期になりますので、そのころまた肥料をあげるようにしましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。皆さんのポインセチアが毎年キレイに咲きますように。
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