皆さんは「ガーデンシクラメン」というお花を知っていますか?多くのお花は春夏に見ごろを迎えますが、ガーデンシクラメンは冬の花を咲かせます。
秋のホームセンターやお花屋さんには「ガーデンシクラメン」がたくさん並びます。なかなか秋や冬に見ごろを迎えるお花が少ない中で、お部屋を華やかなにしてくれる貴重なお花です。
今回はそんなガーデンシクラメンについてご紹介をさせていただきます。このガーデンシクラメンは沢山の品種があります。品種によってどんな特徴があるのかをお伝えし、その中でも特におススメしたい「ベラノ」と「スーパーベラノ」をご紹介いたします。
育て方のポイントも併せてお伝えいたしますので、是非最後まで読んでくださいね。
ガーデンシクラメンは品種がかなりいっぱいある
みなさんはガーデンシクラメンってどんなお花かご存じですか?ここで皆さんに知って頂きたいガーデンシクラメンの特徴は「沢山の品種がある」ということです。沢山の品種の中にはきっと皆さん好みのガーデンシクラメンがあるはずです。
では、沢山の品種があるガーデンシクラメンはどんな特徴があるのでしょうか?まずは「花」の咲き方の違いに特徴があります。
ガーデンシクラメンの花の咲き方でスタンダードな咲き方はガーデンシクラメンは花弁が5枚の「一重咲き」です。
その他には花弁が反転している「パーシカム咲き」や花弁の先がフワフワしている「フリンジ咲き」、花弁が10枚以上ある「八重咲き」などがあります。
次は「花」の「色」の種類です。ガーデンシクラメンの色は赤やピンク、紫や白、黄色といった色があります。その中でも、色の濃淡があったり、複色があるので、沢山の色の違いあります。複色の中でも、花の底の色が違うものや、花びらの先が色の違うものなどパターンがあります。
そして、「葉」にも色々な特徴があります。はじめは「色」です。色は濃緑がスタンダードですが、シルバーリーフやプラチナリーフと呼ばれる銀色をした葉も出てきています。お花だけではなく、葉も楽しめることが出来ます。
次に「模様」にも特徴があります。その特徴は斑のありなしです。斑が外に向かってあるものが「外斑種」で、葉の真ん中に斑模様があるものが「中斑種」です。中にはハート形に見える模様もあるとっても可愛らしいお花です。
今ご紹介した特徴を組み合わせる事を考えると沢山の品種があることがわかって頂けたと思います。そしてガーデンシクラメンは毎年のように新種が出るお花なんです。
そんな品種の中から、特におすすめしたい「ベラノ」と「スーパーベラノ」をご紹介いたします。はじめに「ベラノ」からご紹介をさせていただきます。
ガーデンシクラメンのベラノという品種は
はじめにご紹介する「ベラノ」ですが、その特徴は花の株がしっかりとしており、葉の数が多く、1枚1枚厚みがあります。ガーデンシクラメンは葉の数と同じだけ、花が咲きますので、葉が多いということは「ベラノ」は沢山花を咲かせてくれます。
そんな「ベラノ」ですが、育て方のポイントをご紹介をしたします。ポイントをしっかりと押さえてキレイな姿を長く維持させましょう。
キレイに育てるポイント①「水やり」
「ベラノ」は湿度を嫌います。必要以上の水のあげすぎはダメです。あげすぎは根腐れをおこします。水やりは土が乾いてから、株元にたっぷりのお水を優しくあげて下さい。
育て方のポイントその2「日当たり」
「ベラノ」は太陽の光が大好きです。よく日の当たる場所で育てるようにしましょう。そして、風通しのいい場所に置くようにするとなお良いでしょう。
育て方のポイント3「温度」
「ベラノ」は寒さに強い特徴があります。関東以南では戸外でも育てることが出来ます。ですが、-5度を下回ったり、霜が降りると枯れてしまいますので、そういう時は室内や軒下に移動させてください。
冬に育てる「ベラノ」ですから、室内で育てるときは暖房に注意してください。温風が直接あたるような場所や室温が高くなりすぎるところで育てるのは避けましょう。
ガーデンシクラメンのスーパーベラノはどういうお花?
次は「スーパーベラノ」という名前のガーデンシクラメンをご紹介いたします。このスーパーベラノはどのような特徴を持ったガーデンシクラメンなのでしょうか。
スーパーベラノの一番の特徴と言えばカラーバリエーションの豊富さです。赤やピンク、白、紫などがあり、それぞれ濃淡や複色があり、その数なんと28種類以上とされています。一つの品種で28種類もあるなんて驚きですよね。
花上りがコンパクトなお花で、ポット仕立てで見栄えが素晴らしく、育てやすい品種です。
そんなスーパーベラノですが、育てる際のポイントをご紹介をいたします。そのポイントとは「水やり」「日当たり」「温度」です。
まずは「水やり」です。
他のガーデンシクラメンを育てる時も注意が必要な水やりですが、スーパーベラノも同じです。水が乾いてからたっぷりのお水を株元にあげるようにしてください。お水のあげすぎはNGです。
次は「日当たり」です。
太陽の光が大好きなガーデンシクラメンですが、スーパーベラノも太陽の光が大好きです。沢山日光が当たる場所で育てるようにしましょう。その際は風通しの良い場所で育てるとなお良いです。
最後に「温度」です。
スーパーベラノの栽培に適した温度は12~18℃です。冬に開花時期を迎えますので、室内で育てるときは暖房に注意が必要です。室温が高すぎると生育に悪影響です。温風が直接当たらず、温度が一定の場所で育てましょう。
まとめ
今回はガーデンシクラメンの品種についてご紹介を致しました。沢山の花の形や色、葉の色や模様があることに驚いた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな数多く品種のあるガーデンシクラメンの中でも特におススメをしたい「ベラノ」と「スーパーベラノ」をご紹介いたしました。皆さんが少しでも興味を持っていただけたらとても嬉しいです。
最後にガーデンシクラメンを鉢植えするときのポイントを1つご紹介いたします。それは深さです。ガーデンシクラメンを植える際は「浅植え」してください。苗の根鉢の肩が地面から少しはみ出すくらいに植えるようにしましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。皆さんがとっても素敵なガーデンシクラメンに出会えますように。
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