オクラの育て方で黒星病に効く農薬や黒星病の対策とは!?

スポンサーリンク
オクラ

夏野菜としてよく食されているのは、キュウリやトマト、ナスといったもので、これらの野菜は育てやすく、家庭菜園でもよく栽培されています。

 

オクラも人気の夏野菜の一つですが、暑さで弱った胃腸に優しいネバネバ成分が特徴的で、ご飯にかけても、納豆に混ぜても、煮物でもおいしく食べることができます。

 

オクラの育て方や、気をつけなければならない病気の黒星病、黒星病に効く農薬、そして黒星病対策について解説していきます。

 

 

参考にしていただき、おいしいオクラの栽培に挑戦してみてください。

 

 

スポンサーリンク

オクラの育て方とは

オクラの育て方について解説していきます。

オクラは、アオイ科に属する野菜で、原産地はアフリカ北部、多くのビタミンを含んでおり夏には特によく食べられています。

 

 

オクラは、畑やプランター栽培を楽しむことができ、種を植えて育てたり、間引きしながら育てたり、苗を植えかえることもでき、苗を購入することもできます。

 

 

プランター栽培の場合には、ホームセンターなどで元肥の入っている野菜用の土を購入するとよいでしょう。

 

 

畑で育てる場合には、種まきや定植の2~3週間前に苦土石灰をまき、1週間前にたい肥や、化成肥料を土になじませます。

 

 

発芽して、本葉が4枚程度になったら植え替えることができます。

またホームセンターなどでも、同じような大きさの苗を購入することができます。

 

 

オクラの病気の一つに黒星病があります。

糸状菌というカビを原因とする病気で、オクラの葉や実などに黒い斑点となってあらわれます。

 

 

そのままにしておくと、黒い斑点は広がり、斑点の周囲が黄色くなって、葉が落ち、株全体に広がると、最悪の場合には枯れてしまうこともあります。

 

 

実の場合には、収穫時は黒い斑点がなくても、表面についたカビ菌によりしばらくたってから斑点が出る場合があります。

 

 

黒星病は、気温が20度から25度といった高温で多湿を好み、梅雨や秋の長雨の時期に多く発生します。

 

 

黒星病の病変部分は、胞子を周りに飛ばすので、早め早めの対策が必要となってきます。

 

 

スポンサーリンク

黒星病に効く農薬とは

黒星病に効く農薬について解説していきます。

参考にしてみてください。

 

 

【ピュアベニカ】

ピュアベニカは、食品成分100%からなる農薬で、主たる成分はお酢となっています。

食品成分からできていることから、とても安全で、散布したすぐ後でも食べることができます。

 

 

スプレー容器に入っているので、希釈の必要もなく購入してすぐに使うことができます。

 

 

ピュアベニカは、特定防除資材というはんちゅうに区分される農薬の一種となっています。

 

 

黒星病に対しては、治癒効果はなくあくまで黒星病の予防のために使うことができるほか、うどん粉病の予防にも効果的です。

 

 

害虫に対しては、アブラムシやハダニ、コナジラミに対する予防、退治の効果があります。

 

 

ナメクジ、ハスモンヨトウに対しては殺虫効果ではなく、食害抑制効果、モンシロチョウなどの産卵抑制効果があります。

 

 

またオクラ自体への散布ではなく、土に吹きかけることで、オクラの根を刺激し、うどん粉病などの発症を抑えることができます。

 

 

使い方としては、2~3日おきに葉や土などに散布することで、害虫の退治や病気予防ができます。

 

 

なおピュアベニカは食品成分でできていますが、食用に供することはできないので、くれぐれも注意して使うようにしてください。

 

 

スポンサーリンク

黒星病対策とは

オクラの黒星病対策について解説していきます。

黒星病はカビ菌を原因とする病気なので、高温と多湿を好みます。

 

 

オクラを植えるときには、株間を十分に確保し、葉が重なって風通しを阻害しないように心がけましょう。

 

 

オクラの周囲に雑草が生い茂ると、風通しが悪くなるので、丁寧に雑草の処分を行いましょう。

 

 

オクラに水を与える場合には、葉ではなく株元にまくようにすると、葉の周りの湿度が上がりにくくなるのでよいでしょう。

 

 

プランター栽培の場合には、雨に濡れないように屋根の下に置くのもよいでしょう。

 

 

黒星病にかかった葉や実を見つけたら、ほかの葉や実に伝染しないように、早めに除去しビニール袋などに入れ廃棄しましょう。

 

 

畑に放置しておくと、別の株や野菜などに伝染することがあります。

 

 

肥料などで窒素成分が多いものを与えすぎると、黒星病が発生しやすくなるといわれているので、バランスの良い施肥を心がけましょう。

 

 

木酢液の散布も効果的です。

希釈した木酢液を定期的に散布すると、予防効果を発揮します。

 

 

カビ菌を原因とする病気には、米ぬかが効果的と言われています。

米ぬか中の良い菌が、黒星病のカビ菌に効果があるとされているからです。

 

 

高温で多湿の季節になったら、2週間に一回程度の頻度で、米ぬかをオクラの葉にふりかけるとよいでしょう。

 

 

スポンサーリンク

まとめ

1.オクラの育て方で黒星病に効く農薬や黒星病の対策とは!?

オクラの育て方や、気をつけなければならない病気の黒星病、黒星病に効く農薬、そして黒星病対策について解説していきます。

 

 

2.オクラの育て方とは

オクラをプランターで育てる場合には、野菜用の土を用いるとよく、畑の場合は前もって、苦土石灰や肥料を施肥しておきましょう。

 

 

発芽して本葉が4枚程度になったら、定植するが、ホームセンターなどでも同じような大きさの苗の購入が可能です。

 

 

黒星病はカビを原因とし、葉や実に黒い斑点が出る病気で放っておくと枯れてしまうことがあります。

実の場合は収穫後に斑点が出る場合があります。

 

 

高温と多湿を好み、梅雨や秋の長雨の時期に多く発生しますが、早めの対策が必要です。

 

 

3.黒星病に効く農薬とは

黒星病に効く農薬としてはピュアベニカがあります。

酢を主成分としているため安全で散布の後すぐに食べることができます。

 

 

黒星病に対しては予防効果が期待できるほか、害虫などにも効果を発揮します。

 

 

4.黒星病対策とは

黒星病対策としては、株間を十分にとること、雑草の管理、水を葉にかけないようにすること、プランターを屋根の下におくことなどがあります。

 

 

他には、黒星病の葉や実を早めに取り除くこと、バランスの良い施肥、木酢液や米ぬかの使用などもあります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました