カリフラワーはアブラナ科に属する野菜で、ブロッコリーとよく似た形をしています。
栽培技術や冷凍技術の発達や輸入で1年を通して手に入れることができるようになってきました。
家庭菜園などでも比較的簡単に栽培でき、味も良いのがカリフラワーの特徴です。
家庭菜園などで作る際の、カリフラワーの植え付け方や、植え付ける時期、そして植え付ける際の株間などについて解説していきます。
参考にしていただき、おいしいカリフラワーの栽培に挑戦してみてください。
カリフラワーの植え付け方は
カリフラワーの植え付け方について解説していきます。
植え付けの際には、カリフラワーの苗を準備しましょう。
カリフラワーの苗は、植え付けに良い時期になると、ホームセンターや園芸店などで販売されていますが、種から育てることもできます。
種から苗を育てる場合には、植え付けようとする時期のおおむね1月前には種を植えましょう。
育苗ポットなどに土を入れ3個から4個の種を植え付け、生長に従って間引きを行います。
本葉が5枚から6枚になったら定植します。
カリフラワーの苗の植え付けは、植え付けの1週間前までに元肥をしてから植え付けます。
日当たりの良い場所を選びましょう。
良く耕した畑に苦土石灰を1平方メートル当たり100g程度まきよく耕し、元肥を施肥します。
おすすめの元肥をご紹介します。
【マイガーデンベジフル】
窒素、リン酸、カリをバランスよく配合した肥料で、元肥から追い肥まで使うことができます。
肥料が効果を発揮する時期に3つのピークを持たせることで4ケ月程度の長い間肥料効果が持続します。
土に活力を与える腐植酸が配合されており、保水性、通気性を改善しています。
肥料に特殊なコーティングをすることで、土の温度や植物の生長によって肥料が溶ける量をコントロールしています。
マイガーデンベジフルを、カリフラワーの元肥として使う場合には、1平米あたり200gが使用料の目安です。
カリフラワーの植える時期は
カリフラワーの植える時期について解説していきます。
カリフラワーはアブラナ科に属する植物となっており、あまり高温は好みません。
植え付け時期は地方によってことなりますが、カリフラワーが生長する適温は15度から25度なので、植える時期は気温を考慮しながら決めていきましょう。
カリフラワーの栽培時期としては、春に種をまき、春に植え付けて初夏に収穫する春まきと、夏に種をまき、夏の終わりから秋に植え付けて、冬に収穫する夏まきがあります。
アブラナ科の野菜は、どちらかというと寒いほうを好むので、夏まきで冬収穫の育て方がおすすめです。
またアブラナ科の野菜の害虫被害としては、アオムシやヨトウムシなどが考えられます。
害虫の被害も気温が低くなるにつれて、少なくなるので、初心者には冬収穫がおすすめです。
中間地、暖地、寒冷地に分けて植え付け時期の目安をご紹介します。
中間地の植え付け時期は、春まきの場合には3月終わりから、4月の初め、夏まきの場合には、8月半ばから9月の半ばまでです。
暖地の植え付け時期は、春まきの場合には、3月終わりから4月の半ば、夏まきの場合には、9月の初めころです。
寒冷地の場合には、年1回の栽培で4月半ばから5月半ばが植え付けに適した時期です。
植え付け時期については、あくまで目安なので、周りの畑の状況などもみて決めてみてください。
カリフラワーの植え付けで株間はどれ位?
カリフラワーの植え付けをする際に株間はどのくらいにすればよいかについて解説していきます。
野菜を育てる場合、株間をどのくらいにすればよいのか悩むものです。
それほど広くない家庭菜園の場合には、株間を広めにとっておくと、植える苗の数を減らさなければならないので、必要十分な株間にしたいものです。
カリフラワーの株間は、40cmから45cm程度となるようにしましょう。
50cm程度にしても良いでしょう。
2列以上を植える場合には、うね幅は60cmから70cmがおすすめです。
カリフラワーは真ん中の花蕾を食する野菜ですが、花蕾のまわりに葉を大きく茂らせます。
葉を大きくする野菜なので、株間が狭すぎると隣の株とくっついてしまい、生長が阻害されたり、風通しが悪くなったりします。
風通しが悪くなると、害虫が寄ってきたり、カビ菌が原因の病気が発生する原因となることがあります。
またカリフラワーの場合には、花蕾が日光に当たることで、変色しないように、花蕾が一定の大きさに達したら、花蕾を周りの葉で包み込んで育てていきます。
このため花蕾の周りの葉を十分に育て、しっかりと花蕾を包み込む必要があるので、株間にも十分な余裕を持たせる必要があります。
まとめ
1.カリフラワーの植え付け方で植える時期と植え付けの株間は?
カリフラワーの植え付け方や、植え付ける時期、そして植え付ける際の株間などについて解説していきます。
2.カリフラワーの植え付け方は
カリフラワーの苗は、種から育てるか、ホームセンターなどで購入します。
苗の植え付けの1週間前までに日当たりの良い場所に、元肥をしてから植え付けます。
1平方メートル当たり100gの苦土石灰を施し、元肥を施肥します。
おすすめの肥料は、マイガーデンベジフルでバランスの良い成分で元肥から追い肥まで使用可能です。
4ケ月程度肥料効果が持続します。
3.カリフラワーの植える時期は
カリフラワーは高温を好まず15度から25度が生長の適温です。
植える時期は気温を考慮しながら決めていきましょう。
カリフラワーは春まきと、夏まきがあり、地方によって植え付ける時期は異なってきます。
初心者には夏まきがおすすめです。
4.カリフラワーの植え付けで株間はどれ位?
株間は40cmから45cm程度としましょう。
花蕾のまわりの葉を茂らせる野菜なので、広めがおすすめです。
カリフラワーは、花蕾が変色しないように、花蕾を周りの葉で包み込んで育てていくので、株間にも余裕を持たせる必要があります。
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