![[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/31716cc2.887352a7.31716cc3.30f7c283/?me_id=1206032&item_id=13726466&pc=https%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Fjism%2Fcabinet%2F1817%2F4975292051015.jpg%3F_ex%3D400x400&s=400x400&t=picttext "[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]")
キュウリはビニールハウス栽培などで１年中手に入る野菜の一つとなっていますが、一番おいしいのは旬に収穫されたものです。
家庭菜園などでも、時期になると多くの方が盛んにキュウリ栽培に挑戦しています。
自分で食べるだけであれば、多少外観が悪くても虫食いがあっても良いものですが、病気などで収量が極端におちるのも避けたいものです。
キュウリを栽培する上で気をつける必要のある病気に褐斑病があります。
キュウリの褐斑病とはどのような病気なのか、褐斑病に効く農薬のダコニールの紹介、褐斑病対策について解説していきます。
キュウリの褐斑病とは
キュウリの褐斑病とはどのような病気なのでしょうか。
キュウリの褐斑病とは、カビの一種である糸状菌を原因とする病気です。
褐斑病の菌は多くありますが、野菜などの種類で異なり、キュウリはキュウリの菌によって発病します。
褐斑病の原因となるカビ菌は、家庭菜園の土の中などに潜んでおり、雨などの跳ね返りや、褐斑病の菌が作る胞子が風によってキュウリの葉などに付着することで、広がっていきます。
褐斑病にかかると初期症状としては、葉の表面に円に近い不定形の褐色の病変ができます。
さらに褐斑病が進行すると、病変が広がっていき、葉全体が枯れ始めます。
病気がさらに進行すると、キュウリの株自体が枯れてしまうこともあります。
褐斑病はカビの一種なので、高い気温と湿度を好みますが、発生時期としては春先から秋で、長雨の時期や曇りが長く続くと発生しやすくなるといわれています。
キュウリなどのウリ科の野菜は特に褐斑病にかかりやすい野菜として知られており、注意が必要です。
発生時期はキュウリが生長する時期と重なっています。
褐斑病のカビ菌は土の中にいることから、発生は下の葉から始まり、徐々に上の葉に伝染していくため、下の葉をよく観察すると、初期のうちに感染を知ることができます。
キュウリの褐斑病にはダコニール
キュウリの褐斑病に効果の高いダコニールについて解説します。
参考にして、褐斑病の対策に役立ててみてください。
【ダコニール】
ダコニールは商品名で有効成分はＴＰＮです。
強い殺菌作用があり、多くのカビ菌が原因の病気に効果を発揮します。
使用方法としては、水で希釈して散布するだけなので、使い方も簡単でおすすめできる農薬の一つとなっています。
キュウリに対しては、褐斑病の他に、カビ菌を原因とする病気に有効で、べと病、うどんこ病、灰色かび病、黒星病などにも使用できます。
家庭菜園でよく作られるトマトやナスなどのナス科、キャベツなどのアブラナ科などキュウリ以外の野菜に対しても、カビ菌が原因の病気に対して効果を発揮します。
ダコニールの効果はその殺菌効果にあります。
カビ菌を退治してくれるので、褐斑病の初期の段階で使用すると、キュウリの自然治癒力と合わせ回復が見られます。
ダコニールは殺菌作用があり、事前に散布しておくと褐斑病の予防にも使用することができます。
ダコニールは耐光性や耐雨性があり、比較的長い間キュウリの葉に残る残効性がある農薬の一つです。
使用するにあたっては、希釈濃度や使用回数、使用時期を守るとともに、決められた保護具をきちんと使用することをおすすめします。
キュウリの褐斑病対策とは
キュウリの褐斑病対策について解説していきます。
褐斑病はカビ菌を原因とする病気なので、病気が進むと胞子を飛ばし始めます。
褐斑病にかかった葉を見つけたら、早めに取り除き、ビニール袋などに入れ廃棄しましょう。
取り除いた葉をそのままにしておくと、同じ株や他の株に褐斑病がうつってしまうことがあります。
褐斑病はカビ菌を原因とする病気なので、多湿を好みます。
キュウリを栽培する際には、日当たりを考慮し、風通しの良い場所に植えるようにしましょう。
株間を十分にとって、キュウリの株間を風が通過し、空気がよどまないように注意しましょう。
水はけのよい土壌を選びましょう。
水はけが悪い場合には、キュウリを植える場所を高畝にして水が溜まらないようにしましょう。
肥料に窒素成分が多いと、褐斑病になりやすいといわれています。
肥料はバランスよく与えるようにしましょう。
雨の際の泥はねで、褐斑病のカビ菌がキュウリの葉に付着することが褐斑病の原因の一つとされています。
キュウリを植える際には、マルチングを施し、泥などが跳ね返らないように心がけることで、褐斑病を予防することができます。
カビ菌は土の他に、落ち葉や片づけた野菜の葉などにつく場合があるので、キュウリの近くに、落ち葉などを放置しないようにしましょう。
まとめ
１．キュウリの褐斑病に効くのはダコニールと対策方法とは!?
キュウリの褐斑病とはどのような病気なのか、褐斑病に効く農薬のダコニールの紹介、褐斑病対策について解説していきます。
２．キュウリの褐斑病とは
キュウリの褐斑病とは、カビ菌が原因の病気で、葉の表面に円に近い不定形の褐色の病変ができ、病変が広がると葉全体が枯れ、さらにキュウリの株自体枯れてしまうこともあります。
高い気温と湿度を好み、春先から秋にかけて発生しやすくなりますが、キュウリの生長時期とも重なっています。
３．キュウリの褐斑病にはダコニール
ダコニールは、強い殺菌作用を持つ農薬でカビ菌が原因の病気に効果を発揮します。
褐斑病の初期の段階で使用すると、効果がありますが、事前に散布することで褐斑病の予防にも役立ちます。
４．キュウリの褐斑病対策とは
キュウリの褐斑病対策としては、褐斑病の葉の取りのぞき、日当たりと風通しを良くすること、水はけの良い土壌に植える事などがあります。
他にはバランスの良い施肥、マルチング、キュウリの近くの落ち葉の除去、などがあげられます。
コメント