枝豆が病気で葉が黄色に…対策は?枝豆は食べられるの!?

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何かあった枝豆の葉 枝豆

枝豆の株が病気になって、
葉っぱが黄色くなってしまった…。

葉が黄色くなる病気はいくつかあります。

カビ状の胞子菌である
「さび病菌」により感染し、
黄色だけではなく茶色い斑点が
ついて正に葉っぱが錆びついたように
見える「さび病」、

葉の表には黄色い角ばった斑紋が出来てしまい、
葉の裏にはすす状のカビが生えて
糸状菌(カビの一種)が原因で起こる
「べと病」、

アブラムシが病原菌となる
ウイルスを運んでくることで
感染し、
主に葉っぱの先の方から黄斑を生じ、
だんだんと広がっていってしまう
恐ろしい不治の病、
「モザイク病」などがあります。

それでここであげた病気の対策も
紹介させていただきます。

また、果たしてこれらの
病気にかかってしまった
枝豆は、食べられるのでしょうか。

私は枝豆栽培キットで枝豆を育てた経験があり、
今も育てています。

その経験からお話しできる事もあると思いますので、
是非ぜひ、最後まで
読んでください。

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枝豆が病気で葉が黄色に?対策方法はあるの?

枝豆の病気で葉っぱが
黄色になってしまうものは、

「さび病」
「べと病」
「モザイク病」
などがあります。

これらについて
紹介していきます。

【さび病の概要】

さび病菌という名のカビ菌が原因で
発生します。

その名の通り鉄さびを思わせる
ような黄斑や茶色い斑が
葉っぱに現れます。

さび病菌は生きた野菜に
のみ寄生できます。

4~6月 or
9~10月に発生することが多いです。

気温が9~18℃で発生、
24℃以上では
カビが増殖しないと言われています。

肥料を控えて育て、
病気の葉っぱは切除して
薬剤を散布します。

【べと病の概要】

葉の表には黄色い角ばった斑紋が出来てしまい、
葉の裏にはすす状のカビが生えてきます。

糸状菌(カビの一種)が原因で起こるのですが
主に泥はねの汚れから感染します。

枝豆に水をあげるときは
上から勢いよくではなく、
株元にそっとあげるようにします。

このべと病の場合も
肥料を控えて育て、
病気の葉っぱは切除して
薬剤を散布します。

【モザイク病の概要】

アブラムシを介して
ウイルスによって
感染する病気です。

ウイルス性なため、
例えばモザイク病の株の葉を切った
ハサミを、
消毒をせずに他の健康な植物に
同じハサミを使うと
その植物もモザイク病に
感染してしまいます。

感染した枝豆の
豆(タネ)を植えても、
それは感染した状態で
生えてきます。

しかし意外にも土壌感染は
しません。

モザイク病は不治の病なため、
病気になった株は処分するしか
ありません。

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枝豆が病気にならないための予防対策はどうすればいいの?

枝豆が病気になってしまった場合、
対策は以下になります。

【さび病の対策や予防】

かびが原因の菌なので
過湿状態にならない
ようにします。

枝豆には肥料を与え過ぎないように
しましょう。

病気の葉っぱは
切除したあとに
薬剤を散布します。

「サンケイエムダイファー水和剤」
が効果を発揮します。

【べと病の予防や対策】

これも、かびが原因の菌なので
過湿状態にならない
ようにします。

枝豆には肥料を与え過ぎないように
しましょう。

発病した葉っぱは切除して、
胞子が飛び散らないように
注意しながら圃場の外に持ち出し
発病した株の周りの土は耕します。

予防には薬剤を散布します。
住友化学園芸 殺菌剤 サンボルドー 2g×10 か
サンケイエムダイファー水和剤が効きます。

【モザイク病の対策】
残念なことに
モザイク病をどうにかする
薬はありません。

アブラムシを徹底防除
することがモザイク病を
ふせぐことになります。

 

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枝豆の株が病気になったら、枝豆は食べられるの?

枝豆で病気にかかってしまったものは
食べられるのでしょうか。

さび病・べと病にかかってしまった枝豆は
食べられるのでしょうか。

良く洗えば食べられないこともない
ですし、
基本枝豆は茹でて食べます。

それによって間違いなく
菌は死滅するでしょう。

ですが気が進まないなら
そんなに無理して食べることはないです。

それではモザイク病にかかった
枝豆は食べられるのでしょうか。

モザイク病は不治の病な
ため、罹ってしまった
時点で処分が必要となるので
枝豆を食べることは出来ないと
思います。

枝豆が十分に育ったあとで
モザイク病にかかった場合、
見た目や自分の気持ちに
問題が無ければ
食べても問題はないです。

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まとめ

いかがだったでしょうか?

枝豆の病気で
葉っぱが黄色になるのは、

「さび病」
「べと病」
「モザイク病」などが
あることがわかりました。

対策は、
「さび病」
「べと病」は
葉っぱを切除したあと、
薬剤を撒いて予防に
努めます。

「モザイク病」は
恐ろしいことに、
不治の病な上に
種を残そうものなら
その蒔いた種も
感染してしまうので
処分するしかない、
ということがわかりました。

またこれらの病気にかかった
枝豆が食べられるかというと、
「さび病」と
「べと病」は
食べることはできます。

葉っぱの病気なので
枝豆の豆自体が
おかしくなっていなければ、
という条件付きで、です。

また、無理に食べなくても
良いと思います。

尚、「モザイク病」の
場合はかかった時点で
株を処分しないと
いけないので、
そういう意味では
食べることはできません。

ただ、枝豆が十分に育ったあとで
モザイク病にかかった場合、
見た目に問題が無ければ
食べても問題はないです。

アブラムシ、憎しです!
こんなことにならないうよう、
アブラムシの防除はしっかり
行っていきましょう!

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