ミントを水耕栽培している最中に、葉っぱが黒くなる…といったことに遭遇したら、どんな対策を講じるべきなのでしょうか。
ここでは水耕栽培によってミントの葉が黒くなってしまった対策を紹介するとともに、ミントの株そのものが元気な姿を取り戻せるような施策を紹介させていただきます。
水耕栽培で葉っぱを黒くしないためのコツをここで一緒に見ていきましょう。
私は水耕栽培キットでミントを育てた経験があり、今も育てています。
その経験からお話しできる事もあると思いますので、是非ぜひ、最後まで読んでください。
ミントの葉が水耕栽培で黒くなる事を防止する対策は肥料がキモだった
ミントの葉が水耕栽培で黒くなる原因として考えられるのが
「肥料が足りていない」ということが考えられます。
通常のミントを栽培する場合、土で育てます。
その場合は培養土を使えば、成長するための養分は土に溶け込んでいる事になります。
しかし、水耕栽培で使うのは何の変哲もない、ただの水道水です。
（ミネラルウォーターよりも水道水の方がいいです。なぜならミネラルウォーターには塩素が入っていないために、水が傷みやすいです。そして何よりもったいないです（笑））
ただの水道水に粉末肥料もしくは、液肥を溶かして培養液としなければなりません。
もちろん肥料が多すぎるのも良くありません。
ただ液肥というのは効き目が長持ちするものではありません。
週に一回程度、500倍に薄めたものを与えている程度なら
おそらく足りないとはならないでしょう。
あとはミントの株が大きく育っている場合は、調整の必要があると思います。
ミント栽培で葉が黒くなるのを予防するには日光調節が大事です
ミントの水耕栽培で葉っぱが黒くなるのを予防するために、気を付けたいポイントとしては日光のことも気にした方がいいです。
ミントはやわらかな日差しが好きです。ですので日光を当てるにしても、1日2時間程度で大丈夫です。
たとえば真夏のきっつい日差しをガンガン当てていると、人間が日焼けをしてしまうように、ミントは葉っぱが葉焼けを起こしてしまいます。
ミントの葉っぱが葉やけを起こしてしまうと葉っぱが黒ずんでしまう事があります。
植物の生長に欠かせない日光が原因で、葉っぱが黒ずんでしまうのは避けたいですよね。
そのためにはミントはひかえめ日光で育てるようにしましょう。
とはいえ、全く日光を当てないと弱々しい苗になってしまいますので、気を付けた方がいいでしょう。
ミントの葉っぱが黒くなる原因は、根っこが完全に水に浸かっているか足りないから
ミントの葉っぱが黒くなる原因のひとつに、水耕栽培ならではの注意点があります。
それは水の「水位」を気にした方がいいということです。
根っこが完全に水に浸かった状態ですと、ミントの根っこは酸欠状態に陥り、
上手く呼吸が出来なくてその結果、ミントの葉っぱが黒ずんでくることもあります。
ですので酸欠状態をふせぐためにも、根っこは少し呼吸をするために水のないスペースが必要です。
水耕栽培なら水の水位も容易に把握できますので、是非是非気にしてあげることをおすすめします。
また、根っこが完全に水に全く浸かっていない状況は本当にマズイです。
こちらは速攻でミントが完全にダメになってしまいかねないので、
今すぐに水を足してあげましょう。
これは葉が黒ずむとか以前に、根っこが水に浸かっていないのは、ミントの生命の危機です。
まとめ
いかがだったでしょうか？
ミントが水耕栽培で黒くなるのは、まず第一に肥料が足りていないと黒くなる、ということがわかりました。
たしかに肥料をあげ過ぎるのも良くないのですが、水耕栽培では
とりわけ肥料がないと育ちません。
培養土であれば堆肥など、成長に必要な栄養分が含まれていてそれで成長しますが、ただの水道水には栄養分はありません。
粉末状の肥料を水に溶かすか、液肥を薄めて水耕栽培の水に使うということをする必要が出てきます。
そんなわけで、肥料を適量与える必要がありますので、
必要な分はしっかり与えてみてください。
また、水耕栽培のミントの葉が黒ずむのは、日光のあたりがキツぎることもあり得るということがわかりました。
ミントはやわらかな日差しが好きなので、半日陰で育てるのがいいと言われています。
ガンガン日差しに当てるのはＮＧです。
日光が足りているかそうでないかは、実際にミントの様子を観察しながら調整するのが一番です。（大分面倒ではありますが…汗）
また、水耕栽培で葉っぱが黒くなっている原因は、根っこが完全に水に浸かっていて、酸欠で苦しんで黒ずんでいる場合と、水の水位が低すぎて黒くなっている場合があります。
特に水の水位が低すぎて水が根っこに触れていない場合は、本当に復活が難しい状況にまで陥ってしまいます。
そのため、水耕栽培の水位には気を遣う必要があります。
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