さやえんどうにつくアブラムシに効く農薬や駆除するには?

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サヤエンドウ

さやえんどうは、秋に種を植え初夏に収穫する野菜で、夏を感じさせてくれる野菜として人気があります。

さやえんどうの生長期の多くは寒い冬のため、害虫などの害は比較的少ないのですが、初夏になってくると害虫には気をつける必要があります。

その一つがアブラムシです。

さやえんどうにつくアブラムシとはどのような害虫なのかについて解説していきます。

 

 

またさやえんどうにつくアブラムシに効く農薬や、駆除する方法なども解説しますので、参考にしてみてください。

 

 

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さやえんどうにつくアブラムシとは

アブラムシとはどのような害虫なのでしょうか。

アブラムシはとても小さな害虫で、種類によっても異なりますが概ね2mmから4mmの大きさです。

 

 

また種類によって、様々な色を持つのもアブラムシの特徴といえます。

 

 

アブラムシは、さやえんどうの他に多くの野菜や果樹、花などに取り付き、野菜などの汁を吸うことで、植物に害を及ぼします。

 

 

アブラムシは植物の汁を吸う吸汁性害虫と呼ばれています。

基本的には1年を通して害をもたらしますが、暖かくなる3月から10月にかけて特に活発に活動します。

 

 

3月以降は秋植えのさやえんどうが盛んに生長する時期となり、実もつけるので、この時期のアブラムシの被害は甚大です。

 

 

アブラムシは、さやえんどうの柔らかい葉の部分や、実に取り付き盛んに吸汁するので、実の見た目が悪くなるばかりか、さやえんどうが弱り、最悪の場合には枯れてしまうこともあります。

 

 

アブラムシは、さやえんどうの汁を吸うだけではなく、さまざまなウィルスを媒介するので厄介な害虫の一つとなっています。

アブラムシの排泄物も病気を媒介する要因となります。

 

 

アブラムシは、卵から成虫までは約10日と短く、また1匹の成虫が生む卵の数も多いので、数匹のアブラムシがごく短い期間に数百匹、数千匹と増えてしまい、害を及ぼします。

 

 

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さやえんどうのアブラムシを農薬で対処するには

さやえんどうのアブラムシを農薬で対処するにはどのようにすればよいのでしょうか。

 

 

さやえんどうのアブラムシのおすすめの農薬をご紹介していきます。

 

【アーリーセーフ】

水に希釈して、散布するタイプの農薬で、最大の特徴は植物由来の成分からできているということです。

脂肪酸グリセリドという天然物(ヤシ油)を原料としており、有機JAS規格(オーガニック栽培)に適合しています。

安全性はとても高く、においも少ないので、収穫の前日まで安心して使用することができます。

 

 

さやえんどうのほかに、ナスやトマトなどにも使えるほか、コナジラミ、ハダニなどの害虫、そしてうどんこ病などにも効果を発揮します。

 

 

【ベニカマイルドスプレー】

スプレータイプの農薬で、希釈も不要なので購入してすぐに使用できる手軽さも人気の一つです。

 

有効成分は還元澱粉糖化物となっており、有機JAS規格にも適合しているので、収穫前日まで安心して使うことができます。

薬剤がアブラムシを包み込んで退治する物理防除を採用しているので、化学的に合成した薬剤に抵抗を持った害虫に対しても効果があります。

 

 

【家庭園芸用スミチオン乳剤】

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水に希釈して散布するタイプの農薬で、アブラムシ以外の大型の害虫にも効果を発揮します。

適用野菜も多く、家庭菜園で栽培するほとんどの野菜や、果樹に使用することができる、汎用性の高い農薬の一つです。

使用できる回数や使用時期が決められているので、説明書をよく読んで適正に使うようにしましょう。

 

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さやえんどうのアブラムシを駆除するには

さやえんどうのアブラムシを駆除する方法について解説していきます。

アブラムシがさやえんどうの葉や実についていたら捕殺するようにしましょう。

 

 

アブラムシはとても小さな害虫なので、手で取ることは難しい場合には、ガムテープなどにくっつけてそのままビニール袋などに入れて廃棄すると良いでしょう。

 

 

広い範囲のアブラムシを取ることができる上に、手を汚すこともありません。

 

 

アブラムシは集団で固まっていることが多いので、ガムテープによる駆除は効果的な方法の一つです。

 

 

他の方法としては、水を勢いよくかけることです。

アブラムシは、とても小さな害虫なので、シャワーのように水を勢いよくかけることで、比較的簡単に駆除することができます。

 

 

水以外には、薄めた牛乳をかけるという方法があります。

牛乳を水で2%程度に薄めて、噴霧するとアブラムシは息ができなくなってしまいます。

 

 

牛乳が乾いたら、水で洗い流すか、ガムテープなのにくっつけて取ると良いでしょう。

 

 

アブラムシは黄色を好むと言われており、ホームセンターなどで黄の粘着板が販売されています。

 

 

黄色の粘着板を設置することで、アブラムシをおびきよせ、さやえんどうの被害を低く抑えることができます。

 

 

黄色の粘着板は、アブラムシ以外にも効果があるのでおすすめの方法の一つです。

 

 

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まとめ

1.さやえんどうにつくアブラムシに効く農薬や駆除するには

さやえんどうにつくアブラムシとはどのような害虫なのかについてや、アブラムシに効く農薬や、駆除する方法なども解説します。

 

2.さやえんどうにつくアブラムシとは

アブラムシは吸汁性害虫と呼ばれており、秋植えのさやえんどうの生長期や実のなる時期に被害を及ぼします。

 

 

吸汁によってさやえんどうを枯らすこともあるほか、様々なウィルスを媒介します。

 

 

3.さやえんどうのアブラムシを農薬で対処するには

さやえんどうのアブラムシにおすすめの農薬としては、アーリーセーフ、ベニカマイルドスプレー、家庭園芸用スミチオン乳剤があります。

 

いずれも散布型の農薬ですが、アーリーセーフと、ベニカマイルドスプレーはオーガニック栽培に適合しています。

 

 

家庭園芸用スミチオン乳剤は適用範囲が広く汎用性の高い農薬の一つです。

 

 

4.さやえんどうのアブラムシを駆除するには

さやえんどうのアブラムシを駆除する方法としては、ガムテープなどにくっつけること、水で洗い流すこと、希釈した牛乳を散布すること、黄色の粘着テープを用いることなどがあげられます。

 

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