ベビーリーフは室内栽培でキットで育てよう♪育たない時の対処法は？

ベビーリーフは室内栽培でき、栽培キットも売られています。植物を育てるのは手間がかかるイメージを持っている方もいると思います。しかし、栽培キットであれば手軽に手に入れる事ができ、簡単に育てる事ができます。

手間はかけたくないけど、家庭菜園を始めてみたい方や、インテリアとして部屋に植物を飾りたい方に栽培キットをオススメします。ここでは栽培キットの種類と良い点、育たない時の対処方法についてご紹介します。

ベビーリーフは室内栽培で育てられる

ベビーリーフを室内栽培する場合、2つのパターンがあります。一つ目は土に種をまいて育てるパターンと、2つ目は水耕栽培で育てるパターンです。ここでは2つのパターンについて、ご紹介します。

・土で育てる

土での育て方は

1.種まき

2.間引き

3.収穫

で行います。

それぞれについて説明します。

1.土と水をよく混ぜ込んでおき、湿った土の上に、種をまきます。その後、種の上に薄く土を覆い、乾いたら水をあげましょう。

2. 2. 順調に育っていき、混み合ってきます。日光や栄養の取り合いになるので、芽の間隔が2cm程度になるよう間引きます。

3. 3週間から1ヵ月程度で収穫できます。新芽以外をハサミで切り取るようにすることで3〜4回は収穫可能です。元気がなくなった芽を引き抜いて、新しく種を植える事で年中収穫しましょう。

・水耕栽培

水耕栽培の育て方は

1.種まき

2.肥料

3.収穫

で行います。

それぞれについて説明します。

1. スポンジに種をまいて育てます。スポンジは乾燥しないよう、トイレットペーパーを被せます。スポンジはサイコロ状に切るか、切れ目を入れて使用すると固定できて安定します。

2.葉が全体に生えてくる頃に、水のみから肥料水に変更します。液体タイプの肥料が楽ですが、固体を溶かして使用することもできます。蒸発による濃度上昇は注意しましょう。

3.水耕栽培でも新芽を避けて収穫しましょう。元気がなくなったものは除いて、新しい種と交換すると年中収穫できます。

ベビーリーフはキットで育てるのが簡単＆便利

ベビーリーフは栽培キットが販売されているので、簡単に育てる事ができます。付属の説明書の通りにすると、ほぼ失敗せず育てる事ができるでしょう。栽培キットは土で育てるものと、水耕栽培の両方あります。それぞれについてご紹介します。

・土で育てる

カップ状のインテリアにも使用できそうな小型タイプとプランターの少し大きめタイプが販売されています。専用の土と種がセットになっており、買ってすぐ栽培開始できる点が栽培キットの良いところです。

収穫1回は問題なくできますが、さらに長期間育て続ける場合は追肥する事をオススメします。価格は500〜3,000円くらいで、カップタイプは複数種セットで売られています。

また、キッチンに置けるので、少し切って料理の飾りに使用するには丁度良いです。

・水耕栽培

今流行りの水耕栽培。こちらも小型と大きめのタイプが販売されています。容器、スポンジ、肥料種が一式になっており、手軽に水耕栽培を始めることができます。

透明な容器で、直接日光が当たる場所で育てると藻やカビが発生するので、そこだけは注意してほしいです。

価格は500〜30,000円と土栽培と比較すると高価になりがちです。これはLEDライトの付属によるもので、特になくても栽培可能ですが、失敗したくない方はライト付属のものをオススメします。

ベビーリーフが育たない場合の対処法は

栽培キットを使用しても、なぜか失敗する場合があります。それは室内栽培ならではの日照時間と藻やカビによる根腐れです。

栽培キットで優れているのは簡単・便利なだけではなく、肥料のあげすぎ等の問題は起きにくく、注意点が少ない点もあります。

ここでは日光の問題と、カビ等の対策についてご紹介します。

・日光

室内栽培なので、日に当たる時間が短くなりがちです。日に当たる時間が短いと、より日に当たるために茎を伸ばす方向に成長します。こうなるとベビーリーフの葉を大きくすることができません。また、光合成が不十分になるので、エネルギーが足りない状況になります。窓の側で日光が当たる位置にプランターを設置する等の工夫をしましょう。

・藻、カビ

室内栽培は適温で、湿度もあるため、藻やカビが生えやすい環境です。また、特に水耕栽培では直接日光が当たる場所にプランターがあると、水温が高くなり、藻やカビが生える可能性があります。

プランター付近の湿度が高くならないよう、風通しを良くしましょう。もし水の中でカビ等が発生した場合、カビが呼吸する事で水中の酸素が少くなり、酸素不足による根腐れが起きます。3〜5日に一度は水を交換するで、これを予防できます。

まとめ

ベビーリーフは室内栽培でき、栽培キットを使うと簡単に家庭菜園できます。ここでご紹介した土栽培は小スペースでインテリアとしても使う事ができ、水耕栽培は土で汚れる事なく水と光のみで家庭菜園を楽しむ事ができるうので、自分に合った栽培キットを選んでください。

私のオススメは水耕栽培ですが、小さいものから始めたい方は土栽培をオススメします。私が水耕栽培が好きな理由は室内で土を使いたくない点と、理科の実験みたいな点です。栄養と水と光のみでいい、というのは非常にスマートに感じます。

ぜひ栽培キットでお手軽家庭菜園に挑戦してみてください。