キャベツの苗の植え方でプランターに植える時期や苗の選び方は？

キャベツは、栄養豊富で、家庭菜園などでも盛んに栽培されている野菜の一つですが、家庭菜園が無くてもプランターなどでも育てることができます。

キャベツの育て方は、種から育てることもできますが、苗もホームセンターなどで販売されており、購入することも可能です。

キャベツを苗から育てる場合の、キャベツの苗の植え方でプランターに植えるときの植え方や、プランターに植える時期、そしてキャベツの苗の選び方について解説していきます。

特に秋に収穫する秋キャベツについてご紹介していきます。

参考にしていただき、おいしいキャベツ栽培の参考にしてみてください。

キャベツの苗の植え方でプランターに植えるとき

キャベツの苗をプランターに植える際の植え方について解説していきます。

準備するプランターは、なるべく大きなものを選びましょう。

大きさは最低でも２０ｃｍの深さで幅６０ｃｍ以上のものがおすすめです。

このサイズで苗を２つ植えることができますので、栽培したいキャベツの数に応じてプランターの数を増やしてみましょう。

プランター栽培の場合には、畑の土を入れても良いのですが、畑の土が無い場合には、赤玉土６０％、たい肥３０％、バーミキュライト１０％を混ぜたものを準備します。

化成肥料を１リットルに対し２０ｇ、苦土石灰を１リットルあたり５ｇ程度混ぜ１週間程度置いておいたものを使用しましょう。

市販の野菜用培養土を購入しても良いでしょう。

野菜用培養土は、ＰＨの調整もしてあり、肥料もまぜてあるのでそのまま使うことができます。

プランターに鉢底用のネットをしき、鉢底石を入れたら、プランターの縁の５ｃｍしたまで土をいれます。

苗を植える穴をあけて、ポットから取り出した苗を穴にいれ苗の周りに土を寄せておきましょう。

プランターの底から、水が漏れて出てくるまでたっぷりと水やりを行います。

水やりはあまり頻繁に行う必要はありませんが、土が乾いていたら、プランターの底から水が漏れるまで水やりを行います。

キャベツの苗を植える時期は

キャベツの苗を植える時期について解説していきます。

キャベツの種類には、春まき夏どり、夏まき秋どり、秋まき春どりなどの種類があります。

キャベツは真夏を除いて１年中収穫することができますが、育てやすいのは夏に定植し秋から冬の初めに収穫する秋キャベツと言われる種類です。

定植の時期は、品種や植える地方によっても異なっていくのですが、８月の中旬から９月の下旬にかけてとなります。

この時期に定植した秋キャベツは、１０月の中旬から１２月いっぱいまで収穫することができます。

定植する時期は、まだ暑い日もありますが、夜になると少し暑さも和らぐ時期となります。

定植直後には、モンシロチョウなどが卵を産み、青虫による葉の食害もありますが、定植後に気をつければ、そのあとは気温の低下とともに、食害も少なくなり、育てやすくなります。

定植直後には、虫よけのネットや、適切な農薬などを用い青虫の食害を避けるようにしましょう。

少し大きく生長した後であれば、少しの食害を気にすることはなくなりますが、新芽を食べられてしまうと、そのあとキャベツは生長できなくなってしまします。

キャベツ栽培は初期の青虫対策をしっかりと行えば、概ねおいしいキャベツを収穫できるようになります。

キャベツの苗の選び方は？

キャベツの苗の選び方について解説していきます。

キャベツの苗を選ぶ際には、太くてしっかりとした苗を選びましょう。

苗は一般的に、ポットに植えられたものが展示されていますので、その中でも茎が太く、しっかりと立っているものを選びましょう。

苗の中には、周りの苗に光を遮られ、ヒョロヒョロ細長いものもあるのですが、そのような苗は徐々に弱って枯れてしまう可能性もあります。

葉に、害虫の食害のないものを選びましょう。

販売されている苗が食害されているということはめったにありませんが食害で芽の部分が食べられているとそのあと生長しません。

食害で穴の開いた苗は、どこかに害虫が潜んでいる場合もあるので避けた方が良いでしょう。

下の方の葉が黄色く変色しているものは避けましょう。

苗を栽培する際に、肥料分が足りなかった可能性もあるので、避けた方が無難です。

特に、下の方の葉が黄色くなって枯れかけている場合もあるので、そのような苗は購入しない方が良いでしょう。

キャベツの苗は、本葉が５から６枚になったものが販売されています。

売れ残って、本葉の数があまり多いものは避けた方が無難です。

大きすぎる苗は、水分も多く必要となりますが、定植した後にうまく根付かない可能性もでてきます。

まとめ

• キャベツの苗の植え方でプランターに植える時期や苗の選び方は？

キャベツを苗から育てる場合の、キャベツの苗の植え方でプランターに植えるときの植え方や、プランターに植える時期、そしてキャベツの苗の選び方について解説していきます。

• キャベツの苗の植え方でプランターに植えるとき

準備するプランターは、なるべく大きなものを選びましょう。

土は、赤玉土やたい肥、バーミキュライトなどを混ぜるほかに、市販の野菜用培養土も活用できます。プランターにキャベツの苗を定植したら、たっぷりと水を与えます。

３．キャベツの苗を植える時期は

キャベツの種類には、春まき夏どり、夏まき秋どり、秋まき春どりなどの種類があります。

育てやすいのは夏に定植し秋から冬の初めに収穫する秋キャベツと言われる種類です。

秋キャベツは定植後は青虫による食害を避けるために、適切な農薬や虫よけネットを用いましょう。

４．キャベツの苗の選び方は？

定植に用いるキャベツの苗は、太くてしっかりしたもの、虫による食害のないもの、下の方の葉が黄色くないものなどを選びましょう。