キャベツのアザミウマに効く農薬とは何?防除(予防)する方法は?

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キャベツ

キャベツは、比較的作りやすい野菜の上に、味も良く、様々な料理に使うことができる人気の野菜で、栄養も豊富です。

育てやすいのも特徴のキャベツは初心者向けなのですが、気をつけなければならない病気や害虫もいます。

その一つがアザミウマです。

キャベツの害虫であるアザミウウマとはどのような害虫なのかについてご紹介します。

 

キャベツのアザミウマに効く農薬や、アザミウマの防除の方法などについて解説していきます。

参考にして、おいしいキャベツの栽培に挑戦してみてください。

 

 

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キャベツにつくアザミウマとは

キャベツにつくアザミウマとはどのような害虫なのでしょうか。

アザミウマはスリップスとも呼ばれる昆虫で、体長は1mmから2mmと、とても小さく細長いのが特徴です。

 

 

棒状の本体に細かい毛が付いた羽をもっており、あまり飛ぶのは得意ではないのですが、風に乗って遠くへ移動します。

 

 

アザミウマ目に属しており、口で植物に穴をあけ吸汁します。

吸汁の際にウィルスを媒介することもあり、キャベツの他に多くの野菜に被害を及ぼすやっかいな害虫の一つです。

 

 

アザミウマの被害にあうと、かすり状で白色や褐色の斑点が生じ、キャベツの生育を阻害するばかりか、見た目も悪くなり、収量の低下を起こし、品質も悪くなっていきます。

 

 

アザミウマにはとても多くの種類があり、ミナミキイロアザミウマ、ネギアザミウマ、ミカンキイロアザミウマ、ヒラズナアザミウマ、チャノキイロアザミウマなどが特に作物への被害をもたらすものとして知られています。

 

 

発生時期は概ね4月から10月までとなりますが、ちょうどキャベツの生育時期とも重なることから注意が必要です。

 

 

キャベツの中に産み付けられた卵は、幼虫となって成長し、サナギの時期を土の中で過ごし約20日で成虫となります。

幼虫も成虫も吸汁するのが特徴です。

 

 

生育期間が短い上に、一匹のメスが一生のうちに100個以上の卵を産むため、条件がそろった場合には多く発生し、被害をもたらします。

 

 

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キャベツのアザミウマに効く農薬とは

キャベツのアザミウマに効く農薬について紹介していきます。

キャベツのアザミウマに効く農薬は、

家庭園芸用GFオルトラン水和剤、

 

 

ベニカ水溶剤、

マラソン乳剤などです。

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家庭園芸用GFオルトラン水和剤は、浸透移行性殺虫剤と呼ばれるもので、規定量に希釈してキャベツに散布して使用します。

 

 

葉や茎などから成分が吸収されることで、広い範囲に効果が長く持続するのが特徴です。

 

 

直接害虫に散布するほかに、散布後に飛来した害虫にも効果があるほか、キャベツのように葉が巻くタイプの害虫にも効果があります。

 

 

アザミウマの他、アブラムシやアオムシなども退治することができるおすすめの農薬です。

 

 

ベニカ水溶剤も家庭園芸用GFオルトラン水和剤同様の浸透移行性殺虫剤で希釈して散布することで、長い間アザミウマを退治してくれるのが特徴です。

 

 

植物の汁を吸う害虫のほかに、葉を食べる害虫にも効果があるので、幅広い害虫に適用できます。新しい成分が含有されているので、従来の農薬に抵抗のある害虫にも効果的です。

 

 

マラソン乳剤は、規定量の水で希釈し散布するタイプの浸透移行性の農薬で、アザミウマのような吸汁性の害虫に効果があります。

 

 

散布から収穫までの時期は、家庭園芸用GFオルトラン水和剤が最も長く、ベニカ水溶剤、マラソン乳剤の順になっています。

 

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キャベツにつくアザミウマを防除(予防)するには

キャベツにつくアザミウマを防除(予防)する方法について解説します。

アザミウマは農薬で比較的簡単に退治することはできますが、農薬なしで防除したいものです。

 

 

キャベツのアザミウマを防除するためには、連作を避けるようにしましょう。

キャベツを同じ場所で栽培しているとどうしても、アザミウマなどの害虫が発生しやすくなるものです。

 

 

キャベツのまわりの雑草はこまめに刈り取りましょう。

アザミウマは、キャベツのほかに雑草などにも寄生します。

まわりの雑草から移る場合もあるので、気をつけましょう。

 

 

防虫ネットも活用しましょう。

近くの野菜や雑草から成虫が来ないように、防虫ネットで防ぐのも効果的です。

 

 

アザミウマはとても小さい害虫なので、0.4mm程度の防虫ネットがおすすめです。

 

 

アザミウマは、光の反射が苦手と言われています。

銀色の反射テープや、銀色のマルチングを行うとアザミウマが近寄らないといわれています。

 

 

アザミウマは、黄色や青の色に引き寄せられるといわれています。

黄色や青の粘着テープがホームセンターなどで販売されているので活用するのも良いでしょう。

 

 

アザミウマはとても小さな害虫なので、手で取ることは困難です。

見つけたら、ガムテープなどでくっつけて取るか、葉ごと取り除くと良いでしょう。

 

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まとめ

  • キャベツのアザミウマに効く農薬とは何?防除(予防)する方法は?

キャベツは、比較的作りやすい野菜の上に、味も良く、様々な料理に使うことができる人気の野菜で、栄養も豊富です。

 

 

キャベツの害虫であるアザミウウマとはどのような害虫なのか、キャベツのアザミウマに効く農薬や、アザミウマの防除の方法などについて解説していきます。

 

 

2.キャベツにつくアザミウマとは

アザミウマはスリップスとも呼ばれる昆虫で、体長は1mmから2mmと、とても小さいのが特徴です。

 

 

アザミウマ目に属しており、口で植物に穴をあけ吸汁します。

吸汁の際にウィルスを媒介することもあり、キャベツの他に多くの野菜に被害を及ぼすやっかいな害虫の一つです。

 

3.キャベツのアザミウマに効く農薬とは

キャベツのアザミウマに効く農薬は、家庭園芸用GFオルトラン水和剤、ベニカ水溶剤、マラソン乳剤などです。

 

 

いずれも浸透移行性の農薬で、散布によりアザミウマを直接退治する他、後から来た場合にも退治することができます。

 

 

4.キャベツにつくアザミウマを防除(予防)するには

キャベツにつくアザミウマを防除(予防)する方法としては、

連作を避け、まわりの雑草を刈り取るほかに、防虫ネットや銀色タープ、銀色のマルチを使用すると良いでしょう。

 

 

黄色や青の粘着テープを用いてもアザミウマを効果的に駆除することができます。

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