キャベツのうどんこ病に効く薬やうどんこ病を防除(予防)する方法は

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キャベツ

今回はキャベツがかかる病気「うどん粉病」について皆さんにご説明をいたします。育てているキャベツの葉が白い粉をまぶしたようになったことありませんか?

 

それ、うどん粉病かもしれません。うどん粉病の症状が進むと、葉の全体がうどん粉をまぶした状態になり、光合成が阻害され、生育不良を起こします。ひどい場合には枯死してしまいます。

 

そうならないために、「うどんこ病という病気について」、「うどんこ病によく効く薬」、「うどんこ病の防除方法」についてご説明いたしますので、最後まで読んでくださいね。

 

 

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キャベツのうどんこ病とは?

では、キャベツがかかる病気「うどんこ病」がどんな病気か皆さんにご紹介致します。まず、キャベツがどのようになったら、「うどんこ病」を疑わなくはいけないのでしょうか?

キャベツの葉や茎に白い斑点がポツポツと現れ始めます。やがてその斑点が拡大して、名の通り、うどんこ病をまぶしたように白いカビが全体を覆います。

 

症状が進むと、生育不良となり、ひどい場合には黄色くなって、枯死してしまいます。せっかく丹精込めて育てたキャベツがそんなことになったら、悲しいですよね。

 

うどんこ病の原因は土や落ち葉の中に潜んでいる糸状菌といわれるカビです。その胞子が風に飛ばされ葉などに付着し、寄生し病気を発生させます。

 

5~11月の間に発生しやすく、特に初夏~晩秋にかけてが繁殖しやすい時期となります。涼しく湿度が低い環境を好みます。一方、真夏にはあまり発生することはありません。

 

湿度はやや低い状態の時に発生しやすく、日中の乾燥していてる時によく発生します。反対に雨が多い時期は発生が少なくなります。

 

また、風通しが悪く、太陽の光があまり当たらない場所でもうどんこ病が発生しやすくなります。ですので、育てる環境は日当たりが良く、風通しの良い場所を選ぶようにするのがいいでしょう。

 

まずは育てる環境に気を付けて、なるべく発生させないようにするのがポイントです。ですが、いくら気を付けていても発生するのが病気です。

 

この次に、もしうどんこ病にかかってしまった時によく効く薬をご紹介いたします。

 

 

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うどん粉病に効く薬とは?

ではここでは、キャベツがうどんこ病になった時によく効く薬を3つご紹介いたします。

 

【キャベツのうどんこ病によく効く薬①】 住友化学園芸 アーリーセーフ

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〇商品の特徴

野菜類やハーブのハダニ、アブラムシ、コナジラミ、うどんこ病の防除に効果的です。

天然物(ヤシ油)由来の有効成分で、有機JAS規格(オーガニック栽培)で使用可能です。

臭いも少なく、収穫前日まで使用できるので、家庭菜園での使用に便利です。

 

 

使用方法・・・水で薄めて散布

希釈倍数・・・300~600倍

使用時期・・・収穫の前日まで

使用回数・・・特になし

 

 

【キャベツのうどんこ病によく効く薬②】住友化学園芸 ベニカマイルドスプレー

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〇商品の特徴

ワイド&集中噴霧切り替えノズルから噴霧される薬剤がアブラムシ、コナジラミ、ハダニ、うどんこ病をしっかり包み込んで退治する「物理防除剤」で、化学合成剤に抵抗性のある害虫や耐性のある菌にも効果的です。

イヤな臭いもなく、野菜や果樹の収穫前日まで使え、使用回数の制限もありません。

使用方法・・・原液をスプレーする

使用時期・・・収穫の前日まで

使用回数・・・特になし

 

 

【キャベツのうどんこ病によく効く薬③】フマキラー カダンセーフ

〇商品の特徴

天然アミノ酸の働きで野菜のおいしさや糖度、植物の花つきや色鮮やかさがアップします。さらにAO(アルギン酸オリゴ糖)が、植物の生育に悪影響を及ぼす日照不足や乾燥によるストレスを軽減。日陰でも植物がよく育ちます。

使用方法・・・原液をスプレーする

使用時期・・・食べる当日まで

使用回数・・・特になし

 

 

今回ご紹介したのはいずれも薬です。注意事項をよく読み、使用上のルールを守って使ってくださいね。

 

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うどんこ病を防除(予防)する方法は?

では、最後にうどんこ病を発生させないための防除方法について、ご紹介をいたします。病気は発生しないのが一番です。ここでは2つその方法についてご説明を致します。

 

 

【キャベツがうどんこ病にならない方法①】

マルチングを施し、土の跳ね返りを防ぐ

うどんこ病の原因である糸状菌(カビ)は土の中に潜み、増殖しています。水やりや雨が降った時の土の跳ね返りを防ぐことで、その糸状菌がキャベツに付くことを防ぎます。

 

 

【キャベツがうどんこ病にならない方法②】

肥料の成分に気をつける

うどんこ病は窒素分の多い肥料をあげすぎるとかかりやすくなってしまいます。そして、窒素分が多くなってしまうと植物が軟弱化してしまい、菌の影響を受けやすくなってしまいます。

 

 

【キャベツがうどんこ病にならない方法③】

育てる環境を整える

先ほど、うどんこ病にかかりやすい生育環境をお伝えいたしましたが、それをふまえて、うどんこ病が発生しずらい環境がありますので、下記のポイントを押さえて栽培をしてみてください。

 

 

・水はけの良い土で育てる

・良く太陽が当たる場所で栽培する

・密集させて育てない(風通しをよくする)

・乾燥に注意

薬を使うことに抵抗がある方は、うどんこ病を発生させないように防除対策をしっかりと行い、キャベツを病気から守ってあげるようにしてくださいね。

 

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まとめ

今回はキャベツに発生する病気「うどんこ病」について皆さんにご紹介をいたしました。「うどんこ病がどういう病気か」、「なった時のよく効く薬はどんなものか」、「ならないようにするための防除対策はどんなことをすればいいのか」ということについて詳しく説明をいたしました。

 

今回の内容が、皆さんのキャベツ栽培にお役に立てることが出来るのであれば、本当に嬉しいです。

もし、防除対策をしてもうどんこ病が発生したら、ご紹介した薬を使うのとあわせて発生した葉は取り除いて、そのまま放置することなく、処分するようにしてください。

 

取り除いた後に、そのまま放置するとそこからうどんこ病が広がっていってしまいますので、なるべくキャベツを育てている場所から遠ざけることを心がけるようにしましょう。

今回のポイントを押さえて、おいしいキャベツを沢山育てましょう。

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