キャベツにつくコガネムシの幼虫駆除に効く農薬や予防法は?

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キャベツ

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今回はキャベツに寄生する害虫「コガネムシの幼虫」についてご説明をいたします。育てているキャベツの葉の色が変色したり、日数がたっても全然成長しなかったことないでしょうか。

それコガネムシの幼虫の仕業かもしれません。コガネムシの幼虫は根を食害し、食べられてしまったキャベツは養分を吸収することが出来ずに、最悪枯死してしまうこともあります。

そんなことにならないように、コガネムシの説明、コガネムシの幼虫によく効くおすすめの農薬、そして予防方法をお伝えいたしますので最後まで読んでくださいね。

 

 

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キャベツにつくコガネムシとは

では、キャベツの害虫「コガネムシ」について説明をいたします。ここでは幼虫と成虫それぞれの特徴と被害について紹介をいたします。

 

まずはコガネムシの幼虫です。コガネムシの幼虫の体長は2~3cmで、色は黒や茶色の頭部と白色の体をしています。U字の形で土の中に潜んでおり、カブトムシの幼虫によく似ていますが、すこしそれよりは小さいです。

 

有機物の多い土壌に発生しやすく、1年中活動をしていますが、特に4~5月、9~10月に多く見られます。先にもご説明いたしましたが、コガネムシの幼虫は植物の根を食害します。根を食べられた植物は養分を吸収することが出来なくなり、次第に枯死してしまいます。

次にコガネムシの成虫です。成虫の体長は1.7~2.4cmで、体は光沢があり、緑や黒、茶色など様々な色の種類がいます。

 

成虫は幼虫と異なり、葉を食害します。特に春の終わりから夏にかけて活動が活発化します。(5~8月頃)

コガネムシによく似た昆虫には「カナブン」がいます。ですが、カナブンは植物に被害を合わせる「害虫」ではなく、「益虫」といわれる役に立つ虫で、土壌を改良に役立ちます。

幼虫も成虫も厄介な「コガネムシ」ですが、その駆除方法や予防方法をこれからお伝えいたします。

 

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コガネムシの幼虫駆除に効く農薬は

まずはコガネムシの幼虫駆除によく効く農薬をここではご紹介いたします。しっかりと根絶するには農薬を使うのがおすすめです。ここでは3点おすすめの農薬をご紹介いたします。

 

 

【コガネムシの幼虫駆除に効く農薬①】

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〇商品の特徴

本剤は土の中に潜むコガネムシ幼虫を退治する土壌害虫の殺虫剤です。

接触効果だけでなく、ベーパーアクションにより殺虫成分が土の中に広がって効果的に害虫を退治します。

土に混ぜるだけで予防効果が長持ちし(コガネムシ幼虫で3~4週間)、植物の根を害虫の食害からしっかり守ります。

 

 

使用方法・・・土壌混和

使用量・・・・6~9g/㎡

使用時期・・・30日前まで

使用回数・・・2回以内

 

 

【コガネムシの幼虫駆除に効く農薬②】

日本化薬株式会社 ダイアジノン粒剤5

〇商品の特徴

ネキリムシ類、タネバエ、ケラ、コガネムシ類幼虫などの土壌害虫に速効的で幅広く使えます。

60種以上の作物群に適用があり幅広く使えます。

使用時期、使用方法のバリエーションが豊富で栽培体系や害虫の特性に合わせて使用できます。

 

 

使用方法・・・土壌混和

使用量・・・・4~6kg/10a

使用時期・・・30日前まで

使用回数・・・2回以内

 

 

【コガネムシの幼虫駆除に効く農薬③】

協友アグリ株式会社 DC油剤

 

〇商品の特徴

有効成分を高濃度に含有しているので使用量が少なくすみ省力的です。

春先や秋季の低温時でも効果を発揮します(地温7℃以上が望ましいです)。

 

 

使用方法・・・薬剤を注入し覆土鎮圧する

使用量・・・・15~20L/10a

使用時期・・・作付けの10~15日前まで

使用回数・・・1回

 

 

ここで紹介したのはいずれも農薬です。使用上のルールをよく読み、使うようにしましょう。

 

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コガネムシの幼虫の予防法は

では最後にコガネムシの幼虫の予防方法をお伝えいたします。予防をすることで発生を防ぐことが出来ます。薬を使うことに抵抗がある方はこちらをおすすめいたします。

 

 

【コガネムシの幼虫の予防方法①】

防虫ネットでトンネル栽培

 

 

キャベツの苗を定植した後、防虫ネットをかけてトンネル栽培にしましょう。そうすることでコガネムシの成虫が飛んでくるのを防ぎ、卵を産むことを防ぎます。

 

 

【コガネムシの幼虫の予防方法②】

マルチングする

 

 

キャベツを育てる時にマルチングをして、コガネムシの成虫が土の中にもぐって卵を産むのを防ぐことが出来ます。また、マルチはコガネムシを防ぐほか、雑草が生えるのを防いだり、地熱をあげて生育を促してくれる効果もあります。

 

 

【コガネムシの幼虫の予防方法③】

コガネムシの成虫を捕殺する

 

 

コガネムシの幼虫の被害にあわないようにするには成虫に卵を産ませないようにすることというのは伝わったと思います。ですので、もし、キャベツにコガネムシの成虫がついていたら、即捕殺しましょう。

 

また、さきほどもお伝えしたように成虫もそのままにしておくと葉を食べられたりする食害がありますので、注意深く観察し、早期発見早期対策を心がけましょう。

 

 

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まとめ

今回はキャベツに寄生する害虫「コガネムシ」についてお伝えをいたしました。コガネムシの特徴や、よく効く農薬、予防方法を中心にご説明をいたしました。

 

 

今回の内容が皆さんのキャベツ栽培にお役に立てたなら本当に嬉しいです。

では最後に今回のポイントをまとめます。

 

①キャベツにつくコガネムシとは

・コガネムシの幼虫は2~3cmで、頭が黒や茶色、体が白く、土の中に潜む。

・幼虫は植物の根を食害する。

・成虫の大きさは1.7~2.4cmで、光沢があり、緑や黒、茶色などの種類がある。

・葉を食害する。

 

 

②コガネムシの幼虫によく効く農薬

・家庭園芸用サンケイダイアジノン粒剤3

・ダイアジノン粒剤5

・DC油剤

 

 

③コガネムシの幼虫の予防法

・防虫ネットでトンネル栽培

・マルチングする

・成虫を捕殺する

 

 

今回のポイントを押さえて、おいしいキャベツを沢山育てましょう。

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