家庭菜園で枝豆を育てている時に、避けては通れない、カメムシ。
カメムシは、どこからともなく飛んできて、枝豆に付き、どんどん増えて、大事な枝豆の栄養を吸い取ってしまいます。
繁殖力も旺盛で、気づくとかなりの被害を受けている事も!
家庭菜園の枝豆につくカメムシには、事前にしっかりと対策の準備をしておきましょう。
ここでは、カメムシに有効な、ペットボトルでの捕殺方法と、カメムシに効く農薬について、お伝えします。
家庭菜園の枝豆のカメムシをどうにかするには
家庭菜園で枝豆を育てている方は、みなさん、枝豆につくカメムシを、どうにかしたい!と思っています。
家庭菜園の枝豆に付くカメムシ対策は、大きく分けて、3つあります。
①予防する
・防虫ネット
防虫ネットは、枝豆の植え付けと同時に設置する事をおすすめします。
育ってからでは、万が一カメムシが付いているのに、防虫ネットで覆ってしまうと、巨大な虫かご状態になってしまいます。
・忌避剤や、コンパニオンプランツを使う
カメムシは、ミントの香りを嫌います。
その性質を利用して、ミントスプレーを週2回ほど満遍なくスプレーしたり、枝豆コンパニオンプランツとして、ミントの鉢をそばにおくなどして、予防する事ができます。
②捕殺する
・カメムシは、強く掴むと、強烈な臭いを出して、身を守ろうとします。
捕殺する場合は、ガムテープなどで取り除くと良いでしょう。
ペットボトルを使った捕殺器も、おすすめです。
③農薬を使う
家庭菜園の枝豆に、カメムシが大量に発生した時は、農薬を使うのが良いでしょう。
農薬を選ぶ時は、必ず説明書きを良く読み、対象植物と、対象の害虫を確認しましょう。
枝豆のカメムシはペットボトルで獲れる!
枝豆のカメムシを捕殺するには、ペットボトルを使った、『カメムシホイホイ』が、役に立ちます。
この、カメムシホイホイは、兵庫県の但馬地域で畜産業を営む方のツィートで、評判になりました。
以来、多くの方が、カメムシが面白いように獲れる!と、SNSに投稿しています。
⭐︎カメムシホイホイの作り方
用意するもの
・500mlのペットボトル
・カッターまたは、ハサミ
・テープ
作り方
・ペットボトルを上部1/3ほどのところで、横にカットします。
・飲み口を下にして、カットした下のペットボトルに、かぶせます。
・テープで動かないようにとめれば、出来上がり。
ペットボトルの中に、台所用洗剤を薄めた物を入れておけば、カメムシ捕殺器になります。
⭐︎カメムシホイホイの使い方
枝豆についている、カメムシに、そっと近づけると、カメムシが、勝手にペットボトルホイホイの中に落ちていきます!
これは、カメムシが敵から逃げるときに、下に落ちるという習性を利用したもの。
カメムシホイホイの中に落ちたカメムシは、もう外には出られません。
魚をとる罠にも、同じような形のものが使われますね。
家にあるもので、簡単に作れるので、いくつか作っておけば、枝豆にカメムシを発見した時、すぐに使えて、便利です。
枝豆のマルカメムシに効く農薬とは
枝豆に付くカメムシで多い種類が、マルカメムシというカメムシです。
枝豆が大好きな、マルカメムシは、サイズが他のカメムシより小さく、すぐに大量発生します。
枝豆に、マルカメムシを見つけたら、農薬で駆除しましょう。
枝豆の「カメムシ」に効く農薬で、「マルカメムシ」が駆除できます。
枝豆のマルカメムシにおすすめの農薬をご紹介します。
⭐︎ベニカベジフルスプレー
・枝豆のカメムシとアブラムシに効きます。
・即効性と持続性、両方の特性があります
(アブラムシに対しては、1ヶ月有効)
・浸透性が高く、葉の中の害虫まで退治できます。
・収穫3日前まで、使用可能です。
・使用回数は、4回まで。
⭐︎家庭園芸用マラソン乳剤
・枝豆のカメムシに有効
・植物への影響が少なく、広範囲の散布に向いています。
・1,000倍に薄めて、散布します。
・収穫7日前まで使用可能
・使用回数は、3回まで
*農薬を使用するときは、軍手やマスクをするなどして、直接肌に触れたり、吸い込んだりしないように、注意してください。
*保管も慎重に。子供やペットの届かないところに保管しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
家庭菜園の枝豆につく、カメムシに有効な、ペットボトルでの捕殺方法と、カメムシに効く農薬について、お伝えしました。
枝豆にカメムシはつきものです。
家庭菜園の枝豆にカメムシを見つけても、慌てる事なく、速やかに駆除できるように、ペットボトルの捕殺器『カメムシホイホイ』や、農薬を事前に準備しておきましょう。
家庭菜園の枝豆をカメムシから守って、ぜひ、美味しい枝豆をたくさん収穫してください。
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