秋から冬にかけて、「お花を飾りたいなぁ。」と思い、ホームセンターやお花屋さんに行くと「ガーデンシクラメン」をよく見かけませんか?
なかなか寒くなり始めるとキレイな姿を見せてくれる植物は多くありません。そんな中、ガーデンシクラメンは生育期間を迎え、花を咲かせてくれます。
ガーデンシクラメンは沢山の品種があります。そして今でも毎年のように新しい種類が出ています。沢山の品種があるとどれを育てようか悩んでしまいますよね。冬の時期には贅沢な悩みです。
そんなガーデンシクラメンの品種について今回はご紹介をしたいと思います。特におすすめしたい「雪うさぎ」や「森の妖精」についてもご紹介をいたしますので、最後まで読んでくださいね。
ガーデンシクラメンの品種って?
皆さんは「ガーデンシクラメン」を育てたことはありますか?はじめて育てる方や一度チャレンジしたけどうまくいかなかった方のために、はじめにガーデンシクラメンの育て方のポイントについてご紹介をしたいと思います。
ガーデンシクラメンの育てるポイントは「温度」「日当たり」「水やり」です。
ポイントその1「温度」
ガーデンシクラメンの生育温度は10~20℃です。基本的に寒さに強く、ー5℃まで耐えられることが出来るお花です。反対に暑さには弱いです。
寒さに強いと言えども、霜に当たると枯れてしまいます。そんな時は軒下に移動するなどして対応してください。また、室内に入れるときは、室温が暑すぎると枯れてしまうので、注意です。
ポイントその2「日当たり」
ガーデンシクラメンは日当たりを好みます。育てるときはよく日の当たる場所で育てるようにしましょう。
ポイントその3「水やり」
ガーデンシクラメンは過湿を嫌います。水をあげすぎると根腐れをおこし、枯れてしまいます。土が乾いてからタップのお水を上げるようにしましょう。受け皿のお水も捨てることを忘れないようにしてください。
では、ガーデンシクラメンの品種についてご紹介をいたします。ガーデンシクラメンはシクラメンを品種改良し、寒さに強くしたものです。
ガーデンシクラメンのお花には色や花弁の違いがあります。色は赤やピンク、青、白、紫がありその中でも色の濃淡があったり、複色のものもあります。
花弁の形もベル型やフリンジ型、一重咲きや八重咲きなど様々な形があります。
葉の違いは形や色の濃淡、斑点です。基本的に緑色ですが、シルバーの色をしたものもあります。これらを組み合わセルとガーデンシクラメンが沢山の品種があることがわかります。
ガーデンシクラメンの雪うさぎとは?
それでは、ここからは沢山の品種から皆さんに「知ってほしい」そして「おすすめしたい」ガーデンシクラメンの品種をご紹介させていただきます。
まず、ご紹介したいのは「雪うさぎ」という名のガーデンシクラメンです。皆さんはこの名前を聞いた時どんなガーデンシクラメンを想像しましたか?
「雪うさぎ」のお花は白色にピンクの刷毛目のあるとっても可愛らしい姿をしています。その姿はうさぎの耳のようで、その見た目から「雪うさぎ」というネーミングがついたのでしょうか。
葉の模様にも特徴があり、濃い緑色をした葉の中心に薄い緑の斑模様が入っています。お花だけではなく、葉の模様も楽しめるガーデンシクラメンです。
可愛らしい姿で楽しませてくれる「雪うさぎ」の育て方のポイントをお伝えいたします。せっかく可愛らしいお花ですから長く楽しみたいですよね。
雪うさぎは日当たりの良い場所を好みます。ですので、生育期の秋から冬にかけてはしっかりと日光に当てられる場所で育てましょう。
水やりは土が乾いてからあげるようにしてください。可愛すぎて毎日毎日お水を上げると、反対に枯れてしまいます。また、土は水はけの良い土を使うとなおGOODです。
雪うさぎというネーミングですが、霜には弱いです。屋外で育てる際は、軒下など霜のあたらない場所で育てるようにしてください。
咲き終えたお花や枯れた葉はこまめに摘み取るようにしてください。エネルギーを株にしっかり蓄えられるようにしてください。
ガーデンシクラメンの森の妖精とは?
次におすすめをしたいガーデンシクラメンの種類は「森の妖精」です。名前からどんな姿をイメージしますか?「森の妖精」ですから、神秘的なイメージ?可愛らしいイメージ?空を舞っているイメージ?どんな姿なのでしょう?
森の妖精の特徴はお花です。色はガーデンシクラメンには珍しいイエロークリーム系です。花弁の形はフリンジ咲です。サイズが小さめなので、寄せ植えにもピッタリです。
では、この「森の妖精」の育て方のポイントをご紹介していきます。ポイントをしっかり押さえて長くキレイにお花を咲かせて行きましょう。
「森の妖精」も太陽が大好きです。良く日の当たる場所で育てるようにしてください。その際、風通しの良い場所であればさらにいいのですが、寒風が吹きさらす場所にはしないでください。株にダメージです。
室内で育てる時は室温に注意してください。雪うさぎは耐寒性はありますが、耐暑性は弱いです。冬に育てることが多いガーデンシクラメンですから、室内も暖房で暖かくなっていると思います。ですが、ガーデンシクラメンは暖かい室温だと暑すぎでしまいますので、温度が10~20℃くらいの場所で育ててください。
水やりは土が乾いてから、たっぷりのお水をあげるようにしましょう。水をあげるときは株元にあげて下さい。葉を持ち上げて優しく水やりをしましょう。
長くお花を咲かせるために液体肥料を月に2,3回あげてるといいでしょう。
まとめ
今回は、ガーデンシクラメンの品種についてご紹介をいたしました。どうでしょうか。ガーデンシクラメンの中に、花の色や形の違い、葉の模様の違いなど沢山あることにびっくりした方もいらっしゃるのではないでしょうか。
その中でも今回は「雪うさぎ」や「森の妖精」という2つの種類をご紹介いたしました。お花の品種にこんな素敵な名前があり、もっともっとどんな名前があるか気になってしまいますよね。
ガーデンシクラメンは毎年のように、新しい品種が登場します。今回ご紹介した2つの種類は同じガーデンシクラメンでもお花の形や色が全然違い、それぞれ素敵な姿でお部屋やお庭を彩ってくれます。
是非、毎年いろんな品種のガーデンシクラメンを育てることにチャレンジしてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。毎年素敵なガーデンシクラメンと出会いがありますように。
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