ガーデンシクラメンは肥料を冬に与え続けることで、綺麗に咲き続けます。そこで、おすすめの肥料や施肥のやり方等をご紹介します。一緒に綺麗な花を咲かせましょう。
ガーデンシクラメンとはシクラメンを改良して、耐寒性を高くした品種になります。花色が豊かで、花の少ない冬にも咲く事ができる大人気の鉢花です。
しかし、ホームセンターで花用肥料を買おうと思っても
「どの肥料を使っていいかわからない」、
「肥料の使うタイミングがわからない」等
お困りの方もいるのではないでしょうか。
ここではそんなお悩みを解決できるようご説明します。ガーデンシクラメンの花を冬の間、たくさん、綺麗に咲かせましょう。
ガーデンシクラメンの肥料、冬にあげるには
なぜ、ガーデンシクラメンに肥料を冬に与えると綺麗に花が咲くのか、下記の3つ点から説明します。
・花が咲くためには
ガーデンシクラメンに限らず、花を咲かせるには多くのエネルギーを必要とします。つまり、植物内の栄養状態が良いと咲く事ができます。また、専門的な事は省きますが、窒素肥料の与えすぎないように注意しましょう。窒素分が十分にありすぎると栄養成長（葉や茎の成長）してしまい、花の芽ができづらくなります。
・肥料の効果は常に保つ
上記の通り、多くのエネルギーが必要となりますが、ガーデンシクラメンは長い間花を咲かせることができるため、その間は肥料の効果を切らさないように与え続ける必要があります。咲くだけでなく、咲き続けるために肥料を与え続けましょう。
・適切な肥料とは
肥料の効果をすぐにガーデンシクラメンに届けたいので、肥料の中で一番即効性の高い液体肥料で施肥することをおすすめします。また、液体のため与えすぎても水で流せるので、失敗が少ない事も良い点です。しかし、効果が長続きしない、または流れて出ていくため、与え忘れだけは注意しましょう。
上記の3つをまとめると、ガーデンシクラメンの花を長い間、綺麗に咲かせるためには、良い栄養状態を続ける必要があります。効果が切れないよう、旬の冬に肥料を与えましょう。
ガーデンシクラメンの肥料でおすすめは
上記の通り、ガーデンシクラメンの肥料は液体肥料をおすすめしています。では、具体的にどの肥料が良いのか、簡単で便利なおすすめ商品をご紹介いたします。
・ハイポネックス キュート シクラメン・ベゴニア用（株式会社ハイポネックスジャパン）
ハイポネックス キュートシリーズのシクラメン・ベゴニアに特化した液体肥料。希釈せずそのまま使用でき、計量目盛付きで簡単・便利に施肥できる。シクラメンの花を咲かせるための窒素、リン、カリウムを配合している。
・そのまま使える花工場 シンビジウム・シクラメン用（住友化学園芸株式会社）
花工場シリーズのシンビジウム、シクラメン用液体肥料。商品名の通り、薄めずにそのまま使用できる。目盛付きボトルで簡単に施肥でき、使用方法も詳しく説明されているため、初心者でも安全に使う事ができる。
・バイオゴールドオリジナル（株式会社 タクト）
こちらは有機肥料なのですが、即効性のあるので追肥に使用できる珍しいものになります。粒状でばら撒いて使用するか、水に溶かして液体肥料のように使用する事もできる。希釈せずに使用できる。
これ以外にもたくさんの花用液体肥料はあります。使いやすい肥料をご紹介しましたが、他の肥料でも使用方法が適切であれば、花を綺麗に咲かせることができます。手に入れやすいことや価格等もご参考にしてみてください。
ガーデンシクラメンの花のために肥料をあげるには
ガーデンシクラメンの花を綺麗に咲かせるには肥料が大切だというお話をしてきました。では実際にどのように与えたらいいのか、注意事項等を説明していきます。
・追肥の頻度
使用頻度は商品に記載されていますので、商品のラベルに記載されている情報を確認の上、使用しましょう。おおよそ一週間に一度施肥します。
その他に栄養状態によっても施肥します。シクラメンは一枚の葉に対し一本の花が咲きます。もし、花は咲いているが葉がない状態になりましたら、栄養状態が良くないので液体肥料を施肥しましょう。
・葉や花に肥料をかけない
液体肥料を施肥する際に、葉や花にかからないようにしましょう。肥料の水分が蒸発して濃度が高くなり、葉や花が変色してしまう可能性があります。
・肥料を与えすぎたら
肥料を与えすぎるとシクラメンの調子が崩れてしまい、最悪の場合は枯死してしまいます。葉が黄色くなる等の症状が出て、与えすぎていると思ったら、肥料を除いてあげましょう。土ごと交換するか、液体肥料でしたら大量の水で洗い流すこともできます。
どの肥料を使っても、適切な頻度と量を与え続けることが重要です。ガーデンシクラメンの様子をよく観察し、元気良く育てましょう。
まとめ
ガーデンシクラメンに肥料を冬に与える事で、旬の時期に、綺麗に咲かせる事ができます。おすすめの液体肥料を使って、可愛らしい花を長く鑑賞できるよう、大事に育てましょう。
ここまでに花を咲かせる事や、おすすめの液体肥料、施肥のやり方についてご紹介しました。今回、ご紹介したものは一部分のみで、これら以外にも様々な肥料の与え方があります。また、肥料単体でのご紹介となりましたが、組み合わせ（肥料＋活力剤等）で栄養を与える方法もあります。
初めての方だと学ぶことが多く、大変だと感じる時もあるかもしれませんが、育てながら、勉強しながら学んでいくのも、家庭菜園の楽しみの一つだと思います。
ぜひ、花のある生活を楽しんでください。ここまで読んでくださり、大変ありがとうございます。
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