ハモグリバエがミントに…つぶす事が駆除する為に良い?重曹も効く?

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ミントミント

 

ミントの爽やかなスーっとした匂い、いいですよね。

 

 

その匂いが害虫を防ぐ効果があると聞いて、ミントを庭に植えている人、結構いるのではないでしょうか?

 

 

でも残念ながら、ミントにも虫が付くことがあるんです。

 

 

たとえば、ハモグリバエ。

 

 

もしミントの葉っぱの表面に、白いウネウネした線があったら、それはハモグリバエのしわざです。

 

 

この記事では、ミントに付いたハモグリバエの駆除について、できるだけ植物に負担をかけない方法で取り除くやり方についてお伝えします。

 

 

ハモグリバエで悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

 

 

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ハモグリバエがミントの葉に…

 

 

ハモグリバエは小さなコバエの一種。大きさは成虫でも2mmくらいしかないので、飛んでもいても気が付かないくらいの大きさです。

 

 

ハモグリバエは色々な植物の葉っぱに穴を開けて、卵を産みつけます。

 

 

卵からかえった幼虫は、葉っぱの中に入り込んで、中を進みながら食い荒らします。その跡が、葉っぱの表面の白いウネウネした線になって見えるんですね。

 

 

お宅のミントの葉っぱに白いウネウネ線があったら、ハモグリバエがいるという証拠。すぐに対処しないといけません。

 

 

なぜならハモグリバエの成虫は、一度に500個近くの卵を産むことがあるからです。増えてしまったら後が大変です。

 

 

ところで、「ミントには防虫効果がある」という説は本当なんでしょうか?

 

 

これは、ミントの精油(ミントから抽出された化学成分)で作ったスプレーが、蚊や蜂に対する虫除けになるのだそうです。

 

 

ミントの精油成分であるメントールなどが多くの虫が嫌うので、虫除け効果があるとされているため。

 

 

じゃあ、ミントの苗も防虫効果があるのでしょうか?

 

 

経験から言うと、ウチのミントの葉もけっこう虫に食われてますし、残念ながらすべての虫に効果があるわけじゃなさそうです。

 

 

ハモグリバエには効果がないどころか、むしろミントに寄ってくるんですから、困ったものです。

 

 

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ハモグリバエはつぶすのがいい?

 

 

じゃあ、運悪くハモグリバエがミントに付いてしまったら、どうしたら良いでしょうか? 順番に説明しますね。

 

 

【勇気を出してつぶす!】

 

ハモグリバエの幼虫は、ミントの葉っぱの組織を食べながら前に進んで行きます。と言うことは、白い線の一番端に幼虫がいるはずです。その部分が少し膨らんでいるように見えたりします。

 

 

そこを狙って、「えい!」指でつぶします。この方法が一番簡単です。

 

 

もし、指で虫をつぶすのに抵抗があるなら、ピンセットや楊枝を使ってみてはどうでしょうか。少しはマシですよね。

 

 

【葉を摘んでしまう】

 

ハモグリバエが付いた葉っぱがまだ少なければ、葉を摘み取ってしまうこともできます。取った葉っぱは、その辺にポイせず、すぐに処分してくださいね。まだ葉っぱの中に幼虫がいるかもしれないからです。

 

 

もし、被害がたくさん広がっていたとしたら、すべての葉っぱを摘んでしまうわけにはいかないですよね。ミントの株そのものが弱ってしまいます。その場合は、やっぱりつぶすのが一番です。

 

 

ところがですね、つぶしても葉を摘んでもダメなこともあります。それは、幼虫がもう葉っぱから出てしまっていて、中にいない場合。

 

 

実は、幼虫はわずか数日でサナギになって、地面に落ちるんですね。そうなると、いくら葉っぱごとつぶしても、葉を摘み取っても意味がないのです。

 

 

サナギは成長すると親バエになって、また卵を産みます。だから、幼虫だけじゃなくて、サナギも成虫も駆除しないとダメなんです。

 

 

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ハモグリバエの駆除は重曹が効く?

 

 

ハモグリバエの駆除は、つぶすのが基本だということがわかってもらえたでしょうか? その上で、サナギや成虫の駆除対策も考えてみましょう。

 

 

ハモグリバエの駆除には重曹が効くとされています。虫の気門に入ると窒息するのだそうです。

 

 

重曹なら、家にあるという人も多いのではないでしょうか? 環境にやさしいお掃除洗剤として人気がありますし、ウチも常備しています。

 

 

ではさっそく、重曹の使い方を説明しますね。簡単にできますよ。

 

 

水1000ミリリットル(1リットル)に対して、重曹1グラムを加えてよく混ぜます。1000倍に希釈するということですね。さらに、石けん水も少し加えて混ぜます。

 

 

この重曹水を被害の出たミントの葉っぱに向かってスプレーします。

 

 

 

【注意点】

 

やみくもにたくさん重曹水を使わずに、狙ってスプレーしてくださいね。

 

 

重曹水は、一般的な農薬に比べたら安全な成分ですが、それでも使い過ぎると、植物に負担になります。

 

 

重曹水がかかった部分が枯れる場合もあるかもしれないので、様子を見ながら少しずつ使いましょう。

 

 

さて、幼虫はサナギになって地面に移動するという話でしたよね。ですから、ミントの株元の土にも、重曹水をスプレーしておくと安心です。

 

 

成虫の駆除には、黄色粘着テープが良いとされています。ハエ類が黄色に惹かれる性質を利用した製品です。簡単に使えるので、便利ですよ。

 

 

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まとめ

 

 

以上、ミントに付いてしまったハモグリバエの駆除方法をお伝えしました。最後にもう一度おさらいすると、この4つがポイントです。

 

 

ー 葉の中にいるハモグリバエをつぶす

 

ー ハモグリバエのいる葉を摘み取る

 

ー 重曹水をハモグリバエめがけてスプレーする

 

ー 黄色粘着テープを使う

 

 

とにかくハモグリバエを見つけたら、できるだけ早めに駆除を始めることが大事です。

 

 

重曹スプレーは、うどん粉病対策にも使えますし、一つ作っておくと重宝します。試してみてくださいね。

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