じゃがいもが腐るし柔らかい…病気の対策方法や予防方法は?

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じゃがいも

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家庭菜園で育てた作物を収穫するときの喜びは格別ですよね。「土づくり大変だったなぁ。」「暑い日にがんばったよなぁ。」「やっとおいしい野菜が食べられるなぁ。」・・・なんて色々な思いがめぐってきますよね。

でも、いざ収穫をしてみて、「あれ?なんか変じゃない?」「変なにおいがする・・・」と思ったことはないでしょうか。汗水たらして、愛情込めて育てた野菜が何か様子がおかしかったら、本当にショックです。

今回は野菜の中でも子どもに大人気のじゃがいもを収穫した時に「腐る」「柔らかい」時についてお話をいたします。そんな状態であったら、病気が疑われます。

そんな病気にならないようにするための対策や予防についてもご紹介をいたしますので、是非最後まで読んでくださいね。

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じゃがいもが腐るし柔らかい場合は

収穫したじゃがいもが腐るし柔らかい場合は病気が疑われます。いったいどんな病気が考えられるのか、ここではその病気について考えてみましょう。

じゃがいもを収穫した時に腐っていて、柔らかくて、何だか臭い・・・それは「軟腐病(なんぷびょう)」が疑われます。この軟腐病とはいったいどんな病気なのでしょう?

軟腐病はじゃがいも以外にもいろいろな野菜や草花がかかる病気です。その症状ははじめは地面近くの葉が溶けたようになり、症状が進むと茎の付け根が腐ってきます。

そしてじゃがいもは溶けたように腐り、強烈な臭いがします。一度軟腐病の臭いを嗅いだことがある人は、その臭いを感じたら「軟腐だな」と忘れられない臭いです。名の通り軟らかく腐る病気です。

この軟腐病の発生源は「細菌」です。この菌がジャガイモに出来た傷口から侵入し、感染します。とくに高温多湿になる7~8月に発生することが多いです。

また、栽培中のじゃがいもだけではなく貯蔵中のじゃがいもも軟腐病に感染することがあります。貯蔵中の感染しているじゃがいもが次々と腐っていって、一緒に保管している元気なじゃがいもに感染を広げていきます。

栽培中のみならず、貯蔵しているじゃがいもまで、どんどん感染を広げていくとても厄介な病気です。こんな厄介な病気ですから、一刻も早く対策することが必要になります。

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じゃがいもの病気対策の方法とは

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それでは、じゃがいものとても厄介な病気である「軟腐病」の対策について、ご紹介をしていきましょう。軟腐病は一刻も早く対策をしないと一気に広がってしまう病気ですので、即時対策が必要です。

まずは感染したじゃがいもを見つけ次第排除しましょう。それもなるべく早くです。そのままにしていたら、どんどん軟腐病が広がっていきます。他のじゃがいもを守るためにも見つけ次第、即刻排除してください。

そして、そのあとは農薬を散布します。この農薬散布は軟腐病が発生した初期に使用しなければ効果がありません。多発してからの農薬散布は効果がありませんので、注意が必要です。

じゃがいもが軟腐病になった時におススメしたい農薬は「コサイド3000」という薬剤です。この農薬は銅殺菌剤で銅成分が葉に付着し雨などで流れることで銅イオンを放出し、じゃがいもを細菌から守ってくれます。

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この「コサイド3000」は銅イオンの放出効率が高く、殺菌成分が他の銅殺菌剤に比べて優れています。また、使用回数も制限がありません。

使い方は決められた希釈倍数(1000倍)に水で薄めて、散布します。じゃがいも農家さんも使っているこの農薬ですが、じゃがいも農家さんは7月中旬から8月末の感染な危険な時期は週に1回のペースで散布をするようです。

もし軟腐病にかかってしまったら、すぐに排除し、これ以上広がらないように農薬散布しましょう。

 

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じゃがいもの病気を予防させるには

最後にじゃがいもの病気「軟腐病」を予防する方法をご紹介いたします。予防対策をしっかりすることで、病気の発生を防ぎ、じゃがいもを軟腐病から守ります。

予防対策はじゃがいもを栽培する環境を軟腐病の原因である細菌を発生させないことです。それではそのポイントをご紹介いたします。

ポイントその1「水はけの良い環境を作る」

軟腐病の原因となる細菌は、高温多湿の環境で発生しやすくなります。ですので、水はけの良い土づくりを行い、多湿を防ぐことがポイントです。

具体的にはじゃがいもを植える畝を高くしたり、腐葉土やバーミキュライトなどを使用し、土壌改善を行うのが効果的です。

また、風通しを良くすることを忘れないようにしましょう。風通しが悪いと、湿気がこもりやすくなります。株間に気を付けて、風通しを良くし空気を入れ替えることで、湿度を下げましょう。

ポイント2「じゃがいもを傷つけない」

先にもお伝えいたしましたが、軟腐病の細菌はじゃがいもの傷口から侵入し、病気を発生させます。ですので、その侵入口となる傷を防ぐとこがポイントとなります。

注意しなくてはいけない傷は人の手で付けてしまう傷です。特に気を付けなくてはいけない作業は「芽かき」です。じゃがいもの芽かきをするときは、刃物を使用せずに手で付け根から抜きとるのがポイントです。

ポイントを押さえて、病気の発生を最小限に抑えるために、ポイントをしっかり押さえて、栽培しましょう。

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まとめ

今回はじゃがいもを収穫した時に「腐る」「柔らかい」時の原因が病気で「軟腐病」であることをお伝えいたしました。また、その病気の対策と予防の方法をご紹介させていただきました。

今回の内容が皆さんのじゃがいも栽培にお役に立てたなら、本当に嬉しいです。

家庭菜園をする中で、病気は付き物です。もし、皆さんの栽培している場所の近くに、ご近所さんなど他の方が野菜を栽培してはいないでしょうか?

もし、そうなのであれば病気の対策をすることに責任があります。先ほどもお伝えしたとおり、ほおっておくと広がってしまうものもあります。

ですので、もし自分の育てている野菜が病気になったら、他の方に感染が広がらないようにしっかりと対策をとるようにしましょう。家庭菜園を楽しむ者のマナーです。みんなで楽しめるようにしっかりと対策をしましょう。

みなさんのじゃがいもがおいしく沢山育ちますように。

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