ミントを水耕栽培で育てている時に、葉っぱが枯れる、何だか元気がなくなってきている…そんな事態に直面したら、どうにかして元の元気な状態に戻ってほしいと思うと思います。
ここではまず対策法を提案させていただき、そのあとで原因や予防法なども言及させていただこうと思っております。
水栽培中に枯れたミントの葉が復活出来るための方法をぜひ試して元気なミントを復活させましょう。
私は水耕栽培キットでミントを育てた経験があり、今も育てています。
その経験からお話しできる事もあると思いますので、是非ぜひ、最後まで読んでください。
ミントが水耕栽培で枯れる…今すぐできる対策方法はどうすべき?
ミントが水耕栽培で枯れるのは、水の量が多すぎるゆえに、根っこがきちんと呼吸が出来ていないために枯れてしまうことがあります。
ですので水やりをたっぷり限界まで入れておけば、水の取り換えはかなり頻度が少なくなると考えて、マックスたぷたぷの水位まで水を入れたとします。
しかしそれですと、ミントの根っこは呼吸が出来ずに調子を崩してしまい、最悪の場合は枯れてしまうのです。
水耕栽培のキモは、かならず根っこが水に浸かっている必要があります。
しかし全部水につけてしまうのもダメなのです。
それは、根っこも「呼吸」をしているのです。それなのに根っこが全部水に浸かっていたら酸欠状態になってしまいます。
根っこの一部は確実に水に浸かっていて、それでいて呼吸が出来るように、
空気に触れている部分がある事が重要です。
ペットボトル水耕栽培では、藻の発生をふせぐために、アルミホイルなどを巻くことを推奨しています。
などというのは、布や紙でも遮光できれば何でもいいのです。
ただアルミホイルはシルバーマルチのような役割も果たしますし、外に出して育てている場合はアブラムシがつきにくくなるのです。
ですからアルミホイルを巻くのがおススメです。
ペットボトル水耕栽培の場合は給水のときにしっかり水位を確認して、
適切な水位になっているか確認するようにしましょう。
ミントが水栽培で枯れる場合の予防法はどうすればいい!?
ミントの葉っぱが水栽培で枯れる場合、非常に残念ですが一旦枯れてしまった葉っぱは、2度と元に戻ることはありません。
ですが一部の葉っぱが枯れたからと言って、それがすなわちミントが全部だめになってしまったワケではないです。
ですので枯れてしまった葉っぱはすみやかに除去しましょう。調子を崩した葉っぱをつけておく意味は何もありません。
そして今まだ枯れていない、もしくはこれから生えてくるミントに希望を託すべく、水位の管理はしっかり行っていくことが大事です。
ミントが枯れた場合に復活を目指せる方法は何をすればいい?
ミントが枯れた場合に復活を目指せる方法ですが、根っこがペットボトルの中でぎちぎちになってはいないでしょうか。
いわゆる根詰まりという状態なのですが、こういう状態ですと勿論放って置いたらミントは枯れてしまいます。
根詰まりの解消は大きな容器に引っ越しさせてあげること、
あるいはぎっちぎちになってしまった根っこを丁寧にほぐしてあげて、
か細い根っこは切って整理してしまうという手もあります。
これが根っこのリフレッシュになります。
それと、ミントが枯れるのは肥料のやりすぎの場合もあります。
もしも液肥をふんだんに与えているなら、しばらくは与えるのを控えてみましょう。
液肥を与える頻度は商品説明に書いてあるとは思いますが、
様子を見ながら与えていく事が出来たら理想的ですね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ミントを水耕栽培で育てている場合、葉っぱが枯れる事と元気がなくなってしまうのは、根っこが水に浸かり過ぎていて呼吸が出来ず酸欠になり、そのために枯れかけている可能性があることがわかりました。
そのミントの根っこが呼吸をするためのスペースを、
しっかりと空けておく必要があるのです。
水耕栽培は藻の発生をふせぐために、銀紙(アルミホイル)を巻く事を推奨しています。(水耕栽培のキットを利用している場合は、ラベルが貼られているので銀紙は巻かなくても大丈夫です。)
給水のときはそのアルミホイルをめくって、水の水位を確かめてみましょう。
水栽培で枯れたミントを復活させるには、まず枯れた部分が復活することは残念ながらないことがわかりました。
しかしながら、一部の葉が枯れてしまっても、それがすなわち全部がダメになってしまったとも限らないのです。
ですので枯れた部分は諦めて除去し、水が多すぎることのないように管理をしっかりすることが大事です。
それと水耕栽培では根っこの観察が可能です。根っこが根詰まりしている時も枯れてしまいがちですので、大きな容器に移したり、根っこを整理することでまたミントは元気を取り戻します。
それと肥料のやりすぎも枯れてしまう事につながるので、可愛がるあまりに肥料をついつい与え過ぎてしまうのは良くないです。
なにごともほどほどを目指しましょう。
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