オクラを栽培していくうえで、気をつけなければならない病気も多く、また時節柄オクラを狙う害虫も多く気をつける必要があります。
オクラで気をつけなければならない害虫の一つとして、カタツムリがあげられます。
カタツムリは、野菜などの柔らかい部分を好んで食害するので、被害が大きいとオクラの葉の葉脈だけを残して食べることがあります。
またカタツムリはオクラの新芽の部分も好むので、オクラの生長が阻害され、生育が悪くなることもあります。
オクラのカタツムリに効果の高い農薬や、害虫対策と虫予防方法について解説していきます。
オクラのカタツムリに効く農薬は
オクラのカタツムリに効果の高い農薬としてナメトックスプレーをご紹介します。
【ナメトックスプレー】
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ナメトックスプレーはスプレー容器で販売されている、カタツムリやナメクジ退治の農薬でおすすめです。
即効性があるので、使いやすい農薬となっています。
カタツムリについては、カタツムリの潜んでいそうな場所やオクラの周囲にスプレーしておくことで、カタツムリをおびき出し、駆除することができます。
オクラについては、オクラにかかる事のないように、土壌の表面に散布するようにしましょう。
スプレーの吹き出す広がり方を切り替えることができるので、使用用途に合わせて切り替えて使用することが可能となっています。
雨がふらないという条件であれば、散布から1週間から2週間の間効果が継続するので、長い間カタツムリからの被害を抑えることが可能となっています。
散布した後の匂いも少なく、散布した後の跡も目立たないので、家庭菜園にもピッタリの農薬となっています。
花卉類やかんきつ、キャベツ、レタスについては、葉の上にいるカタツムリに直接散布することが可能となっています。
使う際には、必要な保護具を着用するとともに、使用回数を守って使うことをおすすめします。
オクラの害虫対策とは
オクラの害虫対策として、カタツムリにまとを絞って解説していきます。
カタツムリなど害虫の対策としては、見つけたら捕まえる捕殺がメインとなります。
カタツムリには、病気のもととなる菌や寄生虫がいることがあるので気をつける必要があります。
なるべく手で触らないようにした方が良いのですが、触ってしまった場合は石鹸などを用いて良く手を洗うようにしましょう。
一番のおすすめは、カタツムリを駆除する場合には、手袋を着用したり、ピンセットなどを活用することです。
特に手袋などを使用すると、カタツムリを触ることによる害を減らすことができますし、ケガのリスクも低減させることができます。
カタツムリは湿った場所を好むので、オクラの葉の下の方や地面に近いところを丹念に探すと見つかるので、参考にしてみてください。
カタツムリはお湯に弱いという特徴があります。
熱湯でなくても良いので、ぬるめのお風呂の温度(40度程度)のお湯をかけることで駆除することができます。
カタツムリを捕まえる方法として、ビールがあげられます。
ビールをオクラの近くに置いておくと、カタツムリはオクラではなくビールに引き寄せられます。
集まったカタツムリを捕まえることで、オクラの被害を抑えることもできます。
オクラの虫予防方法は
オクラの虫予防方法として、カタツムリについて解説していきます。
オクラにカタツムリがつかないようにする方法としては、カタツムリが好まない環境を作ることが大切になってきます。
カタツムリは湿った環境を好むので、オクラの周りが必要以上に湿らないようにしましょう。
水やりなどは、なるべく朝行うようにしましょう。
夕方水やりを行うと、土の表面が湿った状態が長く続きます。
カタツムリは夜産卵するので、オクラの周囲が湿っていると、カタツムリが寄ってきて、近くで産卵することがあります。
またオクラの周囲に雑草などが茂っていると、オクラの周囲の湿度が上昇し、カタツムリの好む環境ができてしまいます。
オクラの周りの雑草は整理しておきましょう。
カタツムリはざらざらしたものの上を動くのが苦手です。
オクラの周囲に、卵の殻や、木の灰などをまいておくと、カタツムリが移動できなくなり、被害を抑えることができます。
木の灰などは、ホームセンターなどで販売されているので、購入しても良いでしょう。
カタツムリが好まない匂いを発するものをオクラの周囲にまくことも予防となります。
カタツムリは木酢液やコーヒーの香りが苦手なので、オクラの周りにコーヒーかすや薄めた木酢液をまいておくと良いでしょう。
まとめ
1.オクラのカタツムリに効く農薬や害虫対策と虫予防方法は?
オクラのカタツムリに効果の高い農薬や、害虫対策と虫予防方法について解説していきます。
2.オクラのカタツムリに効く農薬は
ナメトックスプレーは、即効性があります。
またカタツムリの潜んでいそうな場所に散布しておくと、カタツムリをおびき出して退治してくれます。
オクラの他に、多くの野菜に使用することができますが、使う際には必要な保護具を着用し、使用回数をまもりましょう。
3.オクラの害虫対策とは
オクラのカタツムリ対策としては、捕殺、お湯をかける事、ビールの活用などがあげられます。
4.オクラの虫予防方法は
オクラの虫予防(カタツムリ予防)方法としては、水やりに注意すること、雑草の管理、卵の殻や木の灰、コーヒーかす、木酢液などの活用などがあげられます。
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