オクラにつくナメクジに効く農薬はなに?ナメクジ対策はどうすべき?

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オクラ

夏野菜には、キュウリやナス、トマト、ピーマン、カボチャなどがあります。

最近は、ハウス物が出回り1年中手に入りやすくなりましたが、やっぱり旬の味は格別で、家庭菜園でも人気となっています。

夏野菜の一つにオクラがあり、家庭菜園でも盛んに栽培されています。

オクラは、独特のネバネバ成分が、胃腸に良いとされたおり、暑さで弱った体にも優しく人気です。

オクラ栽培で気をつけなければならないものにナメクジがあります。

 

ナメクジとはどのような生物なのか、オクラに効く農薬や、ナメクジ対策について解説していきます。

 

 

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オクラにつくナメクジとは

オクラにつくナメクジとはどのようなものなのでしょうか。

ナメクジは、陸に住むカタツムリと同じ仲間なのですが、殻については退化してしまっています。

 

 

陸の上では、水中と異なり、殻の成分として大切なカルシウムを体に取り入れることが困難なことから、殻が退化したといわれています。

 

 

ナメクジは、いろいろなものを食べる雑食性なのですが、オクラやアブラナ科などの野菜も好んで食べることが知られています。

 

 

特に柔らかい部分を好み、発芽したばかりのオクラの芽や、生長点などを好んで食害することから、オクラが大きくならないといった被害が発生することもあります。

 

 

ナメクジは食害も気をつける必要がありますが、広東住血線虫と呼ばれる寄生虫を体の中に宿していることがあります。

 

 

広東住血線虫が、人間の体に入り込むと、脳やせき髄に炎症を起こすことがあり、注意する必要があります。

 

 

広東住血線虫は、ナメクジの体内の他に、ナメクジがはった跡にもいる場合があるので気をつける必要があります。

 

 

ナメクジは素手で触らないように気をつけるほか、はった跡にも触らないようにしましょう。

 

 

ナメクジは、冬から春にかけて産卵し、梅雨の時期に活発に活動しオクラを食害します。

 

 

暗くてジメジメしたところを好み、夜間に活動することから、昼間に見つけにくく、被害を大きくしてしまうことがあります。

 

 

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ナメクジに効く農薬とは

オクラのナメクジに効く農薬について解説していきます。

参考にしてみてください。

 

 

【ピュアベニカ】

ピュアベニカは、特定防除資材と呼称される農薬の一つで、主成分はお酢からできています。

 

食品成分からできているので、きわめて安全性が高く、収穫前日まで使用することができおすすめです。

 

 

スプレーボトルで販売されているので、購入してすぐに使うことができるほか、詰め替え用も販売されており、エコに気を配った商品となっています。

 

 

使用範囲はとても広く、オクラなどの野菜のほか、草花、観葉植物、花木、庭木、ハーブ、果樹などにも適用できます。

 

 

ナメクジに対しては、オクラへの散布で、ナメクジをよせつけない(忌避効果)ことで食害を抑制してくれます。

 

 

またハスモンヨトウに対しても忌避効果を有しています。

ナメクジに対しても、ハスモンヨトウに対しても、殺虫効果を期待することはできません。

 

 

そのほかの効果として、モンシロチョウや、ハモグリバエに対する産卵抑制効果です。

アブラムシ、ハダニ、コナジラミに対しては、予防や退治する効果を有しています。

 

 

うどん粉病や黒星病の予防効果の他に、株元に散布することで、植物の抵抗力を高めることができます。

 

 

ピュアベニカは、食酢を成分としてしますが、食用ではないので、病害虫の防除にのみ活用ください。

 

 

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オクラのナメクジ対策は

オクラのナメクジ対策について解説していきます。

ナメクジに限ったことではないのですが、ナメクジを含む害虫の対策の基本は捕殺です。

 

 

オクラの葉や実にナメクジの食害の跡や、はった跡がある場合は見つけて捕殺しましょう。

そのままにしておくと卵を産み増えてしまう可能性があります。

 

 

ナメクジは広東住血線虫という寄生虫を体内に宿しているので、手袋を用いるかハシやピンセットなどを使用しましょう。

 

 

ナメクジは、暗くてジメジメした場所を好むので、地面に近い場所や葉の裏側などに潜んでいる場合があります。

 

 

オクラの周囲に、レンガや大きな石がある場合には、レンガや石の下にいる場合があるので、裏返して確認しましょう。

落ち葉などがある場合には、取り除いておきましょう。

 

 

雑草が茂っている場合も同様です。

雑草はこまめに刈り取り、ナメクジが隠れる場所をなくすようにしましょう。

 

 

ナメクジは、コーヒーの香りを嫌うといわれています。

オクラの周りに、コーヒーかすをまいておくと、ナメクジが近寄ってこなくなります。

 

 

木酢液のにおいをナメクジは嫌うといわれています。

木酢液をホームセンターなどで購入し、適量に希釈して、ナメクジが好みそうな場所に散布しておきましょう。

 

 

オクラの株が小さいうちは、防虫ネットなどを使うとナメクジを予防することができます。

 

 

風通しを良くすることで、ナメクジが好まない環境を作ることも大切です。

オクラの株間は十分に確保するようにしましょう。

 

 

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まとめ

1.オクラにつくナメクジに効く農薬はなに?ナメクジ対策はどうすべき?

ナメクジとはどのような生物なのか、オクラに効く農薬や、ナメクジ対策について解説していきます。

 

 

2.オクラにつくナメクジとは

ナメクジは、陸に住むカタツムリと同じ仲間なのですが、殻については退化してしまっており、雑食性でオクラの葉や実を食害します。

 

 

ナメクジは、人間の脳やせき髄に炎症をおこすことがある、広東住血線虫という寄生虫を宿しており、注意が必要です。

 

 

特に梅雨の時期に活発に活動し、暗くてジメジメしたところをこのみ潜んでいます。

 

 

3.ナメクジに効く農薬とは

ピュアベニカは特定防除資材と呼称される農薬の一つで、主成分はお酢からできており、安全性が極めた高いのが特徴です。

 

 

オクラに散布することで、ナメクジの忌避効果を発揮し、寄せ付けないことで食害を防止します。

 

 

4.オクラのナメクジ対策は

オクラのナメクジ対策としては、捕殺、落ち葉や雑草の処理、コーヒーかすの散布、木酢液の使用、防虫ネット、株間を十分にとること、などがあげられます。

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