皆さんは、クリスマスフラワーをご存知でしょうか?クリスマスが近づくと、花屋さんの店頭には、たくさんの種類の、クリスマスフラワーが並びます。
最近では、いろいろの種類のクリスマスフラワーが花屋さんに並ぶようになりました。基本的な色の組み合わせの、赤とみどりばかりでなく、白とみどりや、ピンクとみどりなどもあります。
クリスマスフラワーは、名前の通り、この季節には、欠かせない花ですが、この花の名前をはじめて聴くという方も、多いのではないでしょうか。
クリスマスフラワーとは何か
クリスマスフラワーとは、ポインセチアのことです。ポインセチアの、一般的な葉の色の組み合わせは、赤とみどりで、クリスマスにピッタリの色合いです。
季節が冬ですと、花屋さんの店頭に並ぶ花も、春や夏のように、花の種類も多くはありません。
あったとしても、切り花ですと、プレゼントとして購入しても、あまり長期間、花を咲かせおくことができません。
ところが、ポインセチア、つまりクリスマスフラワーの鉢植えは、長い間、花を楽しむことができます。
クリスマスフラワーの赤い部分は、葉が色付いているのです。花は中心に、小さい蕾があります。花も咲きますが、小さい為、あまり目立ちません。
イチョウなどの落葉樹が紅葉するように、クリスマスフラワーも冬が近づいてくると、花の近くから、赤くなっていきます。
品種改良によって、赤い葉が、白になったり、ピンクになったりしています。クリスマスには、やはり、赤とみどりが一番人気ですが、違う色も素敵です。
ちなみに、クリスマスフラワーの葉が、赤くなり始めるのは、気温の低下が原因ではありません。太陽の出ている時間、つまりクリスマスフラワーに陽が当たっている時間が、短くなると、赤くなり始めます。
クリスマスフラワーはプレゼントに向いてる?
長い期間、赤やピンク、白色に変化した葉を楽しめる、クリスマスフラワーは、プレゼントに向いています。クリスマス直前でなくても、プレゼントすることができます。
管理を上手に行えば、春まで元気でいます。さらに、翌年の、クリスマスを迎える事だってできます。
管理方法も、それ程、難しいものではありませんので、一人暮らしの男性でも、十分、育てることができます。
また、クリスマスフラワーの花言葉もクリスマスにピッタリなのです。赤とみどりのクリスマスフラワーの花言葉は、
「祝福」、「聖なる願い」、「聖夜」、「私の心は燃えている」です。
まさに、クリスマスの花にふさわしい花言葉です。ピンクとみどりのクリスマスフラワーの花言葉は、「思いやり」、「清純」、「純潔」です。白のクリスマスフラワーは、「あなたの祝福を祈る」、「慕われる人」です。
贈る人に合わせて、色を選ぶのも楽しいかもしれません。クリスマスフラワーの花言葉を知らない人も、多いかもしれませんので、贈るときに、教えてあげると、自慢できます。
出来れば、クリスマスフラワーを贈る時には、簡単な育て方や管理方法も、花言葉と一緒に、教えてあげましょう。
クリスマスフラワーの育て方は
クリスマスフラワー葉の色を長く楽しむためにも、基本的な育て方を見ていきましょう。ここでは、一般的な鉢植えのクリスマスフラワーの育て方を紹介します。
クリスマスフラワーは、その名の通り、クリスマスに人気の花ですが、実は、メキシコが原産の植物です。寒いのが好きなイメージがありますが、灼熱の国の生まれです。
そのため、育て方にも注意が必要になります。第一に、寒さに弱い植物です。メキシコは熱い国ですので、日本の冬は、室内での管理が必要です。
10℃以下になると、クリスマスフラワーは枯れてきますので、室内でも、夜の置き場所には、注意してください。
次に、陽の光が大好きです。日中は出来るだけ、窓際の太陽の光が、いっぱいに当たる所に置いてください。ただし、先ほどの気温の問題がありますので、夕方には、部屋の中の温かい所へ、移動が必要です。
もしくは、発砲スチロールなどで保温してください。温かい所と言っても、ヒーターなどの温風が、直接当たる所はダメです。葉が乾燥してしまいます。
葉の乾燥はダメですが、鉢の中の土は、乾燥しているのがいいです。その為、水やりは、鉢土が乾いてから行います。
鉢土が乾いた状態とは、鉢を持ち上げてみて、軽ければ、土は乾いています。そして、水はタップリ与えてください。鉢の下から、流れ出るくらい与えて大丈夫です。
その代わり、鉢から流れ出た水は、捨てて、鉢皿にも水が貯まらないようにしてください。
まとめ
クリスマスのプレゼントにピッタリのクリスマスフラワーですが、ちょっとした育て方のコツを掴めば、長く楽しむことができます。
最後に、水の与え方のコツですが、なるべく、朝や午前中に水を与えましょう。夕方に、水を与えると、その後の気温低下で、根が傷みます。
水も勢いよく鉢土に与えると、勢いで土が掘れてしまい、これも根を傷める原因になります。静かに、優しく与えてください。
プレゼントされた大事なクリスマスフラワーです。大切に育ててあげてください。そうすれば、プレゼントした方も、うれしいはずです。
花だけでなく、気持ちもプレゼントしているので、その気持ちも大切にしましょう。
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