ポインセチアの冬の管理で置き場所や水やりはどうすべき?

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ポインセチアガーデニング

ポインセチアとはメキシコ原産のトウダイグサ科・ユーフォルビア属の常緑性低木です。

日本には明治時代頃に入ってきたと言われています。

 

 

野生種は軽い霜に当たっても枯れないぐらいの耐寒性がありますが、園芸品種は寒さに弱いので、最低温度10℃以上で管理しましょう。

 

 

ポインセチアの和名は「猩々木(しょうじょうぼく)」と名付けられているのですが、和名で呼ぶ人はほとんどおらずポインセチアの愛称で親しまれています。

 

 

クリスマスが近くなると花屋に鉢物が出回ることから「クリスマスフラワー」とも呼ばれています。

 

 

ポインセチアは実に花色が豊富にあるのも魅力の一つです。

また、丁寧に手入れをしてあげれば5年~10年と長きに渡り楽しむことができます。

 

 

そんなポインセチアを長く楽しむために今回は、開花期間の冬の育て方について、置き場所や水やりの方法をレクチャーしていきたいと思います。

 

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ポインセチアの冬の管理とは

ポインセチアは冬場どのような管理をするのが良いのか見ていきましょう。

 

 

ポインセチアは本来、亜熱帯~熱帯の植物なので、寒さに弱い習性があります。

 

 

10℃を下回るとあっという間に黒く枯れてしまうこともあります。

そのため寒さに当たるような場所は避け、当たりの良い室内に置いてあげましょう。

 

 

水やりについても注意が必要です。

毎日日課のように水やりをしてしまうと、しおれて最終的には黒くなって枯れてしまいます。

枯れてしまわないよう、正しい方法で水やりをしましょう。

 

 

また、冬の間は肥料は不要ですので、置き場所と正しい水やりを徹底しましょう。

 

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ポインセチアの冬の置き場所とは

それではポインセチアの置き場所はどこが良いのか見ていきましょう。

 

 

冬の間の日中は、陽当たりの良い窓辺がベストのため、できれば日中は暖かい室内の窓辺に置いて、最低でも1日2~3時間は日光に当ててあげましょう。

 

 

特に、午前中に日光をしっかり当てることが大切です。

夜は寒くなるので、カーテンの手前など窓から離して管理してあげるのが良いでしょう。

 

 

また、冷え込む時期の夜は、寝ている間のリビングは10℃を下回ることも少なくありません。

そんなときは、段ボールや発泡スチロールをかぶせるなどして保護してあげましょう。

 

 

なお、暖房機器が直接当たるような場所や加湿器のそばには置かないように注意しましょう。

 

 

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ポインセチアの冬の水やりについて

 

ポインセチアの正しい水やりの方法について見ていきましょう。

 

 

水やりの正しい方法は、基本的に鉢土が乾いたら鉢底から水が流れ出るくらいにたっぷりと水をあげます。

 

 

水切れかどうか判断するには、葉の状態でなく土の表面を直に触って確かめましょう。

 

 

いまいちよくわからないという場合は、水やりをしたあとに鉢を持ち上げて、その重さを何となく覚えておき、土が乾いたと感じたら再び鉢をもって軽くなっていたり、鉢底から土がぽろぽろと落ちるようなら乾燥のサインです。

 

 

よく、葉が枯れてきたから水不足ではないかと思ってさらに水やりをする人がいますが、あれは水不足でしおれているのではなく、鉢内に水が多すぎて根が呼吸できず窒息しているからです。

 

 

もし土が完全に湿ってしまう、3日おいても乾かないという場合は新しい土に替えないと元に戻らないかもしれませんので注意しましょう。

 

 

また、水やりの時間帯でいえば朝から午前のうちに済ませるのが良いでしょう。

 

 

夕方以降に水やりをすると、夜間に急激に冷え込んだ場合など、鉢内の水分も冷えて株を凍えさせてしまうことがありますので注意が必要です。

 

 

また、暖房機器で室内の空気が予想以上に乾燥していることがあります。

その際にはシリンジ(葉水)を与えるなどして、葉の傷みを防ぎましょう。

 

 

水やりの仕方については、勢いよく水やりをするのではなく、優しく丁寧にあげましょう。

水は鉢の内面を伝ってすぐに流れ落ちてしまい、肝心の根に水が行き渡っていないことがあります。

 

 

また、ジョウロのハス口をつけた状態や、散水ホースのシャワーで頭から水をサーッと掛けるような水やりでは、葉水にしかならず、鉢土に水が入りません。

 

 

そのため、水やりは、できれば細口の水差しで行い、株元から土全体に水が行き渡るように優しく与え、底から水が流れ出ているかも、しっかり確認してください。

 

 

なお、ポインセチアの鉢の下に鉢受け皿を置いている場合は、水やり後に鉢底から流れ出た水はそのままにしておかず、必ず捨てるようにしましょう。

 

 

いつも鉢受け皿に水が溜まっていると、鉢内が過湿となり、根腐れしてしまうことがあります。

 

 

逆に、鉢受け皿に水が溜まるのが嫌だから、と鉢底から水が流れ出す前に水やり終了!という「水のちょいやり」もNGです。

 

 

これでは土は湿っても、根に大事な酸素を供給するまでには至りませんので水やりの際には鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりとあげましょう。

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まとめ

ポインセチアは冬に出回るので、寒さに強い植物だと思われがちですが、寒さに弱いのです。

育てるのに気配りが必要なのでなかなか難しいですが、温度管理と水やりが主な原因の場合が多いので、よく観察し早めの対策をとり、楽しみながら育てていきましょう。

色鮮やかなポインセチアを育てて、今年のクリスマスも楽しみましょう!

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