ハーブの栽培、ミントの栽培と聞くとちょっとハードルが高いのではないか、初心者でも知識がなくても上手く育てられるのか心配という方、ぜひこの記事を参考にしてください!
実は、ミントこそ、ハーブの中では最も育てやすいと言っても過言でないほど育てやすいです。ただ、育てやすいからこそという注意点もあるので合わせてご紹介します!
ミント栽培は場所が大事!決して地植えしてはなりません!
実はミントを育てることで1番大事なのは植える場所のチョイスを間違えないことです。
ミントと1口に言っても様々ですが、よくハーブティーにするミントをここでは指すと思っていただければと思います。
ミントは生命力がものすごく強いです。なので、山へ続いていく畑の一角などに植えると、土のあるところを伝うかのようにどんどん広がっていきます。ですので、他の作物を育てたいけどミントも育てたいという方は、鉢植えをオススメします。
そして、増えるのでちょこっと植えるくらいのイメージでOKです。また、ミントの種類も様々です。苗を買う時は観賞用にしたい、食用にしたい、ドライフラワーにしたい等、用途を考えた上で買いに行きましょう。
食用にする場合は念の為買いに行ったお店で食べられるかどうか聞いてみましょう。
また、これだけ生命力の強いものですので雑草のように河川敷などに群生している事がありますが、取らないようにしましょう。
タダで手に入るからお得と一瞬思われるかもしれませんが、法律的な事もそうですが、専門知識のない方が野生のものをとるのは危険ですので両方の意味でオススメできません。
ミントの栽培は苗からがおすすめ!種からだとこぼしたら大変なことに
ミントの苗は比較的手に入りやすいです。ホームセンターさんか、街中のお花屋さんでも売っていることが多いですよ。
種からまく方法もありますが、種がこぼれたりして周りに広がってしまうと後が大変ですので、苗をオススメします。苗を選ぶ時のポイントは、葉に広がりがあり、黒ずみがなく、青々としているものを選んでください。
苗の根元をほぐし、大きめの鉢に対して最初は6分の1くらいの大きさの苗を植えてください。
植える時は真ん中に植えましょう。鉢底のネット、鉢底の石、腐葉土の順で鉢にいれます。腐葉土の真ん中を凹ませ、ミントの苗をおき、また腐葉土を被せます。
そして、ハーブ用の肥料を少しまきます。オススメなのは、液体肥料で刺しっぱなしに出来るものです。肥料を使いたいならこのタイプがオススメです。
ただ、中にはできるだけ天然のものを使って育てたいと言う方もいらっしゃると思います。そんな方は米のとぎ汁を3~5回に1回でも良いのであげてください。とても元気に育ってくれると思います。
また、日の辺りの良い、あまり風に吹かれない、寒暖差のあまりない所に置いてあげるのがおすすめです。苗が小さいうちは特に、よく日に当てましょう。
ミント栽培、食用ミントのおすすめの使い方3選!香りを楽しんでも◎
ここではあえて学名をあげずに食用ミントとさせて頂きます。(種類が多いので)
ハーブティー
ハーブティーはつみたてのミントを使ってぜひ味わってください。摘む時は先の方だけを贅沢に摘んでみてください。そのままポットにいれてお湯を注いでもいいですが、少しもむと更に香りが出ます。熱いお湯でいれると綺麗に色もでますよ。
あと、意外とハチミツとの相性もいいのでお好きな方はお試しあれ!
乾燥させたミントとはまた違ったフレッシュさとマイルドさがあります。強めの風味が好きな方は、乾燥させた方が経験上オススメです。
入浴剤
ミントをつんで天日干ししたものをガーゼにくるんで入浴剤にしてみると、気分爽快です!朝風呂派の方、特にオススメです。お風呂に入れる前に洗面器に熱めのお湯をはって、先に抽出しておくと香りがよく出ます。目がシャッキリして爽やかに一日を迎えられますよ!
使いおわったミントは1度干してティーバックにいれて、靴箱に入れると簡易的ではありますが、臭い取りの役割もしてくれます。
ミントシロップ
これがすごく重宝します!煮沸消毒した瓶に氷砂糖と、よく洗って水気をとったミントをいれて漬け込むだけです。
小さな瓶で作って早めに消費するのが衛生的で良いです。紅茶に入れたり、ジュースに混ぜたり、炭酸水でただ割るだけもおすすめです。
寝起きに水をいっぱい飲む方もいらっしゃると思いますが、少しこのシロップを垂らして飲むと目が冴えます。
大人の方はお酒に混ぜたり、割り物に混ぜても美味しいです。暑い夏はグラスに氷をたくさん入れて、ミントシロップとレモン、生のミント、ジンジャーエールでノンアルコールカクテルを作ってもオシャレですよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ハーブの中でも身近に感じるのは、生命力に溢れているからこそかもしれませんね。
ただ、ミントもずっと放置していても無事に育ってくれるという訳ではありません。黄色くなった葉はつんであげる、増えすぎたら間引きしてあげるなど手をかけてあげましょう。つむ時は根元からごっそりつんでしまうと次に生えてくるのを待たないとならないので、先の方から摘みましょう。
他にもミントの活用法はたくさんありますので、実践してみてくださいね!
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