枝豆のカメムシ予防に木酢液やマリーゴールドが効くの!?

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カメムシの画像枝豆

家庭菜園を楽しむとき、害虫や病気の被害に一度は悩まされるものです。できれば農薬を使わずに安全な物を栽培したいものです。

今回はそんな時に頼りになる木酢液(モクサクエキ)、コンパニオンプランツとしてのマリーゴールドをご紹介しようと思います。

木酢液の用途・効果・使い方について良く理解し、実際に使ってみましょう。

又、マリーゴールドは本当にカメムシ予防になるのかも実際に植えて、試してみてください。

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枝豆のカメムシ予防の方法とは

カメムシは農作物にとっては天敵であり、農作物に被害を与えたり影響は深刻なものとなっています。また家庭菜園などでも被害は発生します。カメムシの被害をなくす為にも、予防対策はとても重要です。

カメムシは草や木を好み、特に雑草が多い所に繁殖するので、定期的に除草をして繁殖させないようにする事です。

カメムシはさやに口針を刺し、枝豆から栄養を吸い取り実が大きくなること事が出来ません。また実が大きくなってから刺されるとまずくて食べられません。

カメムシを農作物に近づけない為にも、網目の細かい防虫ネットを張りカメムシなどの害虫の侵入を防ぐ事です。

カメムシなどの害虫は光に引き寄せられる習性があるので、防虫灯などを設置してカメムシを集めて一斉に駆除することも出来ます。

予防方法には、コンパニオンプランツとしてのマリーゴールドを畑の周りに植える方法もあります。マリーゴールドを枝豆と一緒に育てることで、カメムシを近づくのを防ぎ枝豆が元気に育ちます。

もしカメムシが枝豆に付いているのを発見したら、ペットボトルトラップを使って取り除きましょう。また卵が葉っぱに付着している場合は、ガムテープなどで取り除くか、葉っぱごと切り取りましょう。

いろいろな方法を試して見るのも家庭菜園での楽しみのひとつです。取れたての美味しい自作の枝豆を食べるためにも、しっかりとカメムシの予防対策をしましょう。

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枝豆のカメムシに木酢液が効く?

木酢液とは炭を焼くときに発生した煙を冷やして液体にしたもので、色は茶色で燻製のような香りがします。

木酢液は自分で作ることも出来ますが、やや難しいので市販のものをホームセンターや園芸店で購入して、使用したほうが無難です。

木酢液は、防虫のほか、土の微生物を活性化させたり、消臭に使ったりすることができます。

木酢液を枝豆などの農作物に使用する場合は、だいたい5001000に薄めて葉面の表・裏面にスプレーがけします。

木酢液の効果はいろいろありますが、害虫を予防する忌避剤として使用され、カメムシなどの害虫を植物に近付かせないために効果的です。

木酢液は土にも使用する事もできます。土壌にまくことによって微生物を活性化し土壌改善に役立ちます。

また木酢液を使用することによって、野菜や果物の味よりよくする効果が期待されます。

木酢液を使用するうえでの注意点は、薄め方を間違え高濃度の溶液をまくと農作物が傷んでしまう可能性があります。枝豆に使用する場合には、木酢液の原液を500倍~1000倍に薄めて1015日おきに散布しましょう。

木酢液などの自然農薬を正しく使って、家庭菜園で無農薬野菜を安心して育てましょう。

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枝豆のカメムシにマリーゴールドがいい?

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畑の畦道にマリーゴールドが植えられている光景をよく見かけますが、「コンパニオンプランツ」として優れているからです。

「コンパニオンプランツ」とは、育てたい野菜や花のそばに植えることで良い影響をもたらす植物のことをいいます。

枝豆の「コンパニオンプランツ」として「マリーゴールド」を植えることで、病気害虫を寄せ付けず、枝豆の根っこを丈夫にし、生育が良くなり又風味や味が良くなる作用があります。独特の香りや根の周りにいる菌によってカメムシなどの害虫を遠ざけるのです。

カメムシは、枝豆にさやがつき始める頃に周辺の雑草地などから飛来し、枝豆のさやが黄色くなり始めるまで吸汁加害を続けます。枝豆の種子の肥大初期に吸汁されると種子は肥大せず、収穫期まで扁平で緑色のまま残ります。

マリーゴールドは強い「アレロパシー効果」(植物が放出する化学物質が、ほかの植物や虫に対して殺菌や成長・発芽の抑制、忌避作用などにより阻害的に作用したり、生長の促進など共栄的に作用したりする。)で 、カメムシなどの害虫を寄せ付けず、土の中のネグサレセンチュウを死滅させる 頼もしいコンパニオンプランツです。是非試してみてください。

マリーゴールドはアレロパシーを持つ植物として特に有名です。葉や根から分泌される植物の生長を阻害する他感物質で、殺虫作用を有していて、土壌の線虫などに殺虫効果があるとされています。

コンパニオンプランツの植え方には、株の間に植える「混植」とうねの列ごとに植える「間作」が代表的です。

マリーゴールドの苗を枝豆畑に植える場合、いろいろ植え方はありますが、畑のうねのまわりに植えるのもよし、畑の隅にまとめて植えるもよし、枝豆の株間に植えるもよしで、その畑の状況によります。

しかし、あまり密植すると風通しが悪くなり、枝豆の生長が悪くなるので気をつけましょう。

またマリーゴールドの栽培時期が終わったら、緑肥として土中にすき込み他の作物栽培に役立てるといいですよ。

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まとめ

家庭菜園をする上で必ずといっていいほど悩まされることは害虫対策です。対策の仕方には様々なものがあります。

その対処法が畑の生態系や栄養素のバランスを崩すものであると、バランスを取り戻そうとする自然界の力が働き、害虫の発生リスクが高まるという可能性があります。

害虫のカメムシですが、彼らも厳しい自然界で生き残るために行動を行っています。そのため、生態系のバランスを取り戻そうとして、カメムシなどの害虫が発生するのです。

農薬をできるだけ使わずに虫除け対策をするには、木酢液が欠かせません。自然農薬として役立ちます。

また一緒に植えることによって、野菜の成長促進や害虫を防ぐなど、よい効果をもたらすとされるコンパニオンプランツもカメムシ予防には効果的です。

マリーゴールドなど可愛らしい花まで楽しめる、一挙両得なコンパニオンプランツなら、見た目も素敵な家庭菜園になりますよ。

環境への配慮や健康が意識される現代において、正しい防虫対策をして、畑の生態系を豊かにする事も大切です。

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