家庭菜園のトマトの害虫対策!カメムシがついたトマトは食べられる?

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ミニトマト&トマト

家庭菜園の王様といえばやっぱり「トマト」ですよね。スーパーではトマトで一つのコーナーが出来るくらいいろいろな種類がありますし、ホームセンターに苗を買いに行っても沢山の種類があって嬉しい悩みです。

そんなトマトですが、大切なのが「害虫対策」です。家庭菜園をすると避けて通れないのがこの害虫対策。手を抜いてしまうとせっかく育てているトマトが残念なことになってしまうかもしれません。

そんな害虫対策ですが、今回は「カメムシ」の対策をお伝えしたいと思います。カメムシの駆除方法と予防対策、そして被害にあってしまったトマトは食べられるのか?ということをお伝えいたしますので、是非最後まで読んでくださいね。

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家庭菜園のトマトの害虫対策とは(カメムシの場合)

さて、ここでは家庭菜園で育てているトマトの害虫対策をお伝えしていきます。その害虫の中でも、強烈な臭いでおなじみの「カメムシ」の対策についてご紹介を致します。

カメムシは、410月ごろまで畑に現れ、梅雨明けから夏後半に発生のピークを迎えます。そして、秋ごろになると越冬ために落ち葉の下や石垣の隙間潜んだり、おうちの中にも現れたりします。

春先から秋ごろまで畑に出没し、冬にはおうちの仲間で出てきてしまう厄介者のカメムシですが、トマトについてしまった場合の最適な対策方法をお伝えしていきます。

【トマトに最適!カメムシ対策①】ガムテープで捕殺!

トマトについているカメムシを見つけたら、ガムテープで背中からペタッと捕殺してください。ただし、一撃で倒さないと、あの強烈な臭いを放たれますので、しっかりと狙い撃ちしてくださいね。

ちなみに、あの強烈な臭いがついた場合は、食器用洗剤で手を洗うと臭いが採れますよ。食器用洗剤に入っている「界面活性剤」がカメムシの臭いを取り除いてくれます。

【トマトに最適!カメムシ対策②】カメムシホイホイで撃退!

「カメムシホイホイ」とはペットボトルと食器用洗剤があれば作る事ができる秘密兵器です。カメムシホイホイはカメムシの「敵から逃げるときは下に落ちる。」という習性を利用したものです。

作り方は、空のペットボトルの上1/3位をはさみやカッターで切ります。切った部分をひっくり返して、ペットボトルにはめ込みます。

はめ込んだ部分をテープで固定し、上から食器用洗剤を12㎝くらい入れて完成です。あとはカメムシに近づけて逃げたところを捕獲します。

捕獲した後はしっかりと洗剤に浸かるように下まで落としてくださいね。あと、蓋をしないとやっぱりあの強烈な臭いが襲ってきますので、ラップと輪ゴムで蓋をしましょう。

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カメムシがトマトにつかないための対策とは?

では、次にカメムシがトマトにつかないようにするための対策をお伝えいたします。そもそもカメムシがつかない予防対策をしっかりすれば、駆除する必要もありませんよね。

【トマトを守る!カメムシ予防対策①】木酢液(もくさくえき)をシャワーする

皆さん、木酢液ってご存じですか?ホームセンターで売っているペットボトルなどに入って販売している茶色の液体です。この木酢液のニオイがカメムシはとっても苦手です。

容器のラベルに記載されている決まった希釈倍率に薄めて、トマトの株にシャワーします。この木酢液はカメムシだけではなく他の害虫(アブラムシなど)も寄せ付けない力があり、なおかつ土壌改善効果もありますので、とっても役に立つ液体ですので、試してみてください。

【トマトを守る!カメムシ予防対策②】トマトの隣にミントを栽培する

カメムシは木酢液の臭いが苦手と紹介いたしましたが、ミントの臭いも苦手なんです。その習性を利用してトマトにカメムシを近づけないようにします。

トマトを栽培している横にプランターで栽培したミントを置きます。そうするとミントの臭いが苦手なカメムシはトマトに近寄る事が出来ず、カメムシから守る事が出来ます。

そこで一つ注意点があります。ミントの生長力は爆発的なものがあります。畑に直接ミントを植えると、どんどんその範囲を広げて、他の植物に影響してしまいます。

ですので、ミントはプランターに植えて、トマトの近くに置くようにしてくださいね。

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カメムシがついたトマトは食べられる?

では、最後にカメムシがついたトマトは食べられるのかということをお伝えしたいと思います。

まず、カメムシがどのようにトマトへ被害を加えるかということをお伝えいたします。カメムシの口は針状になっていて、その針でトマトの実を刺し、養分を吸い取ります。

養分を吸い取られたトマトは生育不良となり、色づきも遅くなります。そしてスポンジ状になり、腐敗します。あの強烈な臭いを放つカメムシにチューチュー実から養分が吸われるなんて考えただけでも虫唾が走っちゃいます。

結論を申し上げると、「食べられないことはないけど、おいしくはない!」です。もぎたて新鮮な野菜を食べる事が出来るのが醍醐味の家庭菜園です。そんな結果になってしまったら、本当に悲しいですよね。

そうならないためにもしっかりと駆除と予防が大切なんです。手をかけなくても、植物そのものの生命力で自然と育って、実もつくでしょう。でも、手をかけたら、かけた分だけ美味しさと収穫数が全然違います。

炎天下の中、「面倒だな」って思うときがくるかもしれません。そんな時は、「絶対おいしく育ってくれてる!」と強い気持ちをもって頑張ってください!

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まとめ

皆さん、いかかでしたでしょうか。

今回は家庭菜園の王様「トマト」の害虫対策の中で、カメムシがついた場合の駆除方法や予防対策と、カメムシがついたトマトは食べられるのか?ということについてお伝えしてきました。

はじめにも書きましたが、トマトって本当にいろいろなトマトがありますよね。大きさ、形、色、味・・・・これからもっともっといろんな種類のトマトが世の中に出回るんでしょうね。

そんな数ある中から、皆さんと運命的に出会ったトマトをおいしく育てることにお役に立てたら本当に嬉しいです。今年の夏のトマトはひと味もふた味も違うトマトが育ちますよに。

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