ミニトマトのハモグリバエに効く農薬と駆除方法や対策方法は?

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枯れたトマト ミニトマト&トマト

家庭菜園の中でも育てやすく、たくさんの収穫量も期待できるミニトマト。

そんなミニトマトを育てているとき、ハモグリバエの影響で葉っぱに白い筋模様の跡が付いていたら、不安になりますよね。

ハモグリバエをすぐにでも駆除したいけど、

・ハモグリバエに農薬は効くの?

・ハモグリバエを駆除するにはどのような方法があるの?

・駆除した後のハモグリバエ対策はどうすればいいの?

そんな疑問にお答えします。

そのまま放置すると、食害が進み、葉の光合成ができなくなります。

トマトの生育不良に繋がりますが、しっかり対策すれば元気に育ってくれます。

この記事を参考に早めの対策を取って、美味しいトマトを育てていきましょう。

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ミニトマトのハモグリバエの農薬は何がいい?

ミニトマトのハモグリバエに効く具体的な農薬の製品は

・住友化学園芸の『ベニカ水溶液

・アース製薬の『アースガーデン 土にまくだけ害虫退治オールスター

などが挙げられます。

この2つの製品はミニトマトのハモグリバエ類に適用すると明記されています。

1つ目に挙げたベニカ水溶液は、顆粒剤を水にうすめて散布するものです。

有効成分が葉の表から裏まで浸透するので、ハモグリバエのような葉の中に入り込む害虫にも高い効果を発揮します。

2つ目に挙げたアースガーデンの製品は、土に撒いて根から成分を葉に送って効果を発揮します。

撒いた数時間後から効果を発揮し、約1ヶ月効果が持続するのでお手軽ですし、農薬を誤って人や野菜に直接散布してしまう心配もありません。

他にも様々な農薬がありますが、この2点は園芸店やホームセンターでも販売されているほどたくさんの人に愛用されています。

また、ハモグリバエ以外の様々な害虫に対応しているので、年間を通していろいろな種類の野菜を育てている私自身も重宝している製品です。

農薬と聞くと人体への影響を心配するかもしれませんが、一般的に農薬として販売されているものは農林水産省の認可を受けています。

使用方法を守れば人体への影響はないと国から認められているものなので、安心して使用しましょう。

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ミニトマトのハモグリバエを駆除するには?

ミニトマトのハモグリバエを駆除する方法は農薬を使用する以外に、

・直接幼虫を潰す方法

・葉ごと摘み取る方法

以上の2点が主に挙げられます。

まず、直接幼虫を潰す方法ですが、ハモグリバエの幼虫は直径23ミリ程度の大きさで、葉の中に潜り込んでいるので外からは見えません。

ですので白い筋模様の部分を押しつぶしていったときに、幼虫を潰すとプチッとした感触がわかります。

とはいえ虫を潰すのに抵抗がある人も多いでしょう。

私自身、厚手の手袋をつけて挑戦しましたが、やはり感触は伝わりますし、抵抗がある人には辛いと感じます。

次に、被害のある葉ごと摘み取る方法ですが、こちらは抵抗なくできるでしょう。

やり方としては、葉が茎から出る根元部分から切るようにします。

根元ではなく葉の途中部分で切ってしまうと、そこから病気が発生しやすくなってしまうので注意しましょう。

葉はたくさん切ってしまうと十分な光合成ができなくなってしまいます。

実ができているほどまで育っていれば、1度に3箇所程度までは切っても問題ありません。

葉が茂っている場合には、わざと葉を切って十分な光を取り込めるようにするくらいなので、あまり心配せずに切っても大丈夫です。  

しかし、苗がまだ十分に育っていなくて葉の枚数が少ない場合には、葉を切って減らすことができないので、直接幼虫を潰すことを選択しましょう。

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ミニトマトのハモグリバエ対策はどうする?

ハモグリバエを駆除できたとしても、再び被害に遭う可能性は高いし、毎日心配になりますよね。

そこでハモグリバエの対策として、2つの予防策をご紹介します。

・防虫ネットを使用する

・黄色い粘着板を設置する

1つ目の防虫ネットを使用する方法ですが、苗全体をネットで覆って害虫の侵入を防ぎます。

ハモグリバエは小さなハエなので目合い0.6ミリ程度のネットがオススメです。

私自身、防虫ネットはよく使用するのですが、中の野菜の様子が若干見えにくくなってしまうというデメリットはあります。

せっかく家庭菜園で愛情込めて育てているので、野菜の成長をはっきりと見ていきたいですよね。

トマトの苗はぐんぐん成長していくので、あらかじめ大きめのネットを使用するか、途中で大きいものに変える必要があることも注意点です。

とはいえ、ネットで完全に覆っておけば、安全に育てていけるので、安心感は一番高い方法になります。

2つ目の黄色い粘着板を使用する方法ですが、実はハモグリバエは黄色に集まる習性があります。

黄色の粘着板をトマトの近くに設置することで、ハモグリバエがそちらに導かれて粘着部分にくっつくという仕掛けです。

このような黄色い粘着板やシートは害虫対策として販売されています。

お手軽に設置できますし、トマトにも影響がないので、使用してみる価値はあります。

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まとめ

ミニトマトのハモグリバエによる被害は非常に多いです。

対策として最も一般的な方法は、農薬を使用することです。

先ほどもご説明しましたが、農薬を使用することは使用方法を守れば人体の影響はありませんので、安心して使用してください。

駆除をする際には被害がある葉を切ってしまうのがやはり抵抗なくできそうですね。

ハモグリバエの対策として防虫ネットを使用する方法と黄色い粘着板を使用する方法を挙げました。

どちらも多少のコストはかかりますが、せっかく育てているミニトマトのためにも、しっかり守ってあげましょう。

自分で育てた採れたて野菜の味は格別の味です。

ハモグリバエの対策をしっかりとって、たくさんの立派なミニトマトを収穫していきましょう。

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