クリスマスを彩る花、ポインセチアですが、本番のクリスマス前に枯れてきたり、年明けには枯れてしまって、結局、毎年買ったりしていませんか。
管理のポイントを知っていれば、それ程、育てにくい花ではありません。管理のポイントと言っても、簡単です。
温度管理と、水やりタイミングの二つだけです。この二つについて見ていきましょう。あなたの、ポインセチアも元気にクリスマスを迎えられますよ。
ポインセチアが枯れそう…
ポインセチアが枯れだすのは、鉢植えで買ってきた時、貰ってきた時の直後が多いです。特に、頂き物の場合は、クリスマス直前が多いでしょう。
お花屋さんの店頭で売られている時、ポインセチアは店員さんによって上手に管理されています。その為、鉢植えの状態は、ポインセチアにとって快適な状態です。
その快適な状態から一般の家庭に持って来られた場合、急激な環境の変化にポインセチアも驚くでしょう。文字通り、温室育ちの鉢植えは、寒さになれていません。
ポインセチアはもともとメキシコ原産の花です。寒い日本の一般家庭では、温度が低すぎる場合があります。
基本的には、ポインセチアは10℃以下になると、葉が枯れてきます。何とか、葉が枯れそうになる前に対処しましょう。
室内が10℃以下にならないよう管理すれば、大丈夫です。10℃以下になるのは、夜間です。夜間は、発泡スチロールに入れて保温するなど、対策をしましょう。
ポインセチアは日光が大好きですので、昼は窓際で十分に陽を当てて、気温が下がる夕方からは、保温して、寒くならないように気を付けましょう。
温かくするため、暖房を使うこともありますが、直接、温風が当たる事の無いように気を付けましょう。かえって、葉が枯れる原因になります。
ポインセチアが枯れた後はどうする？
温度管理をしっかりしても、ポインセチアが枯れてくる場合があります。ポインセチアが枯れた後に、鉢植えの土を確認してみてください。
ポインセチアは乾燥を好む植物です。前にも言いましたが、メキシコ原産ですので、少し乾燥気味が調度良いです。
ポインセチアが枯れた後は、枯れた葉を取り除き、土の状態を見ます。鉢植えの表面が乾いていても、土の中の方はまだ水分が残っていることがあります。
それを確認する方法は、鉢植えを持ち上げて、軽く振ってみてください。鉢植えが軽い様であれば、中まで乾燥しています。重さを感じるのであれば、まだ水分を含んでいます。
水やりのタイミングは、鉢植えが軽くなってからです。水やりはメリハリをつけ、与える時は、たっぷりと与え、鉢底から水が流れ出るくらいあげてください。
与えた後は、鉢底皿に水が貯まらないようにしてください。土が保てるだけの水を与え、残りは確実に取り除きます。
難しいようですが、鉢底から水が出てこなくなれば、大丈夫という事です。鉢底皿に水分が残っていると、それだけでも、ポインセチアは枯れてきます。
枯れた葉を取り除くことによって、まだ元気な葉にも日が当たり、空気の通りもよくなり、湿気も取れます。
ポインセチアが枯れたらどうする？
ポインセチアが枯れたらどうする？その答えは、二つの事を改善することです。
一つ目は、温度管理です。10℃以下にならないように、夜間の保温対策をとることです。昼は日光にしっかり当ててください。
二つ目は、水やりのタイミングと与え方です。完全に鉢植えの土が乾いてから、たっぷりと与えます。そして、鉢底皿には、水が残らないようにします。
また、ポインセチアが枯れる前に、花を元気にさせる事もいいかもしれません。天然植物活力液『HB-101』などを使って、鉢植えに活力を当てえていれば、枯れにくくなるでしょう。
また、一度、枯れてしまった鉢植えに使ってみるのもいいです。枯れてきた状態で使う場合は、基準の希釈よりも薄めにして、使用するのがいいかもしれません。
弱っているポインセチアには、強力すぎるかもしれません。弱っている人にいきなり劇薬は、逆効果になるかもしれません。
とにかく、ポインセチアに注目してあげてください。生き物ですので、手を掛けてあげれば、それに応えてくれます。
折角手に入れたポインセチアです。今年だけでなく、来年も楽しめるように大切に育ててあげましょう。二つのポイントを押さえておけば大丈夫です。
まとめ
ポインセチアが枯れたらどうするか、を見てきましたが、一番大事な事は、枯れそうになる前に、温度管理と水やりをしっかり行うことです。
ポインセチアを手に入れたら、すぐにこの二つをしっかり管理出来ていれば、立派な葉をつけ、鮮やかな色で楽しませてくれます。
管理が出来ないまましておくと、葉が枯れるほかに、茎も枯れてきます。茎まで枯れてくると、復活は難しいかもしれません。
そのようになる前に、手に入れた時から、きっちりした管理をして、ポインセチアを楽しんでください。
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